笠岡駅

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笠岡駅(かさおかえき)は、岡山県笠岡市笠岡にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。

快速「サンライナー」の全列車が停車する。山陽本線では岡山県最西端であるため、2009年から行楽時に限り岡山支社が発売する企画乗車券のうち「岡山県内おでかけパス」など岡山県内を対象とするものはこの駅より東側の区間でしか使えない。(岡山支社の区間すべてを対象とするものならば、さらに西の山陽本線糸崎駅福塩線府中駅まで使用可能。)

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。跨線橋には、エレベータが設置されている。北口(正面)はあるがその他の出入口はない。

せとうち地域鉄道部管理の直営駅で、ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

笠岡駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考 入線メロディ
1 テンプレート:Color山陽本線 上り 倉敷岡山方面 がんばれカブトガニ(二代目)+JR西日本標準メロディ
2 テンプレート:Color山陽本線 上り 倉敷・岡山方面 当駅始発のみ
3 テンプレート:Color山陽本線 下り 福山尾道広島方面
  • 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばで、2番のりばは上下共用の待避線(中線)である。2008年度までは一部の下り普通列車を2番のりばに入れることで「サンライナー」との緩急接続が行われていたが、2009年(平成21年)3月14日改正時にダイヤが見直されたことで、当駅での緩急接続自体が無くなり、現在2番のりばを使用する定期旅客列車は当駅始発の上り「サンライナー」1本(新倉敷駅まで各駅に停車)のみである。その名残から、2・3番のりばは一括して「福山・尾道方面」のりばとして案内されている。また、トワイライトエクスプレスを使用したツアーなどの時にも入線し数分停車する。
  • 接近メロディは、以前は1番のりばが「大島の傘踊り」、2・3番のりばが「がんばれカブトガニ(初代)」であったが、2012年3月頃からしばらくの間 JR西日本標準入線メロディのみとなった。 4月末に再度変更され、現在は1番のりばも含め全ホームで「がんばれカブトガニ(二代目)」が流れた後、JR西日本標準メロディが流れるようになっている。これは笠岡市がカブトガニを天然記念物に指定されていることに因む。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 4,237
2000 4,010
2001 3,906
2002 3,769
2003 3,773
2004 3,780
2005 3,846
2006 3,834
2007 3,832
2008 3,835
2009 3,661
2010 3,690
2011 3,700

駅周辺

バス

歴史

その他

  • プラットホーム上屋の支柱の一部に、双頭レールが用いられている。また、かつては軽便鉄道の井笠鉄道が井原市まで伸びており、1番線の北側のホームを使用していたが1971年(昭和46年)に廃止された。
  • 当駅と大門駅との間の笠岡市吉浜付近に新駅設置構想があるがしばらく進展はない。ちなみに両駅間の距離は7.1kmである。[2]
  • 2009年(平成21年)3月のダイヤ改正までは当駅で快速「サンライナー」が普通列車と緩急接続を行っていたため、「サンライナー」利用の上で尾道・三原方面へ向かうには、ホーム移動を伴う福山駅で乗り換えるよりも、同一平面上で接続する当駅で乗り換えた方が便利であった(「サンライナー」の大半が岡山方面行きホーム(6番乗り場)に直接入線して折り返すため)。現在は前述のように当駅での緩急接続が無くなり、一部の列車が終点の福山駅で緩急接続を行う形となったため、同駅にてホーム移動を伴う乗り換えが強いられる形となっている。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color山陽本線
テンプレート:Color快速「サンライナー」(福山駅発着)
新倉敷駅 - (一部金光駅鴨方駅) - 笠岡駅 - 福山駅
テンプレート:Color快速「サンライナー」(当駅始発)
里庄駅笠岡駅
テンプレート:Color普通
里庄駅 - 笠岡駅 - 大門駅

かつて存在した路線

井笠鉄道
本線
笠岡駅 - 鬮場駅

脚注

  1. 出典:岡山県統計年報
  2. テンプレート:PDFlink

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navboxテンプレート:井笠鉄道本線