福井県立福井商業高等学校

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福井県立福井商業高等学校(ふくいけんりつふくいしょうぎょうこうとうがっこう)は、福井県福井市に所在する公立商業高等学校。硬式野球部は甲子園の常連。サッカー部も全国大会出場歴あり。

設置学科

沿革

  • 1908年4月23日 - 福井市立商業学校として福井市宝永上町の神明神社西隣(現・宝永4丁目)にて創立。
  • 1930年7月25日 - 福井市湊新町(現・乾徳4丁目、現在の所在地)に新築移転。
  • 1948年4月1日 - 福井市立福井高等学校に改称。
  • 1949年4月1日 - 福井県乾徳高等学校に改称。
  • 1958年4月1日 - 現校名に改称。
  • 1965年4月1日 - 定時制が独立して嶺北高等学校になる。
  • 1973年4月1日 - 商業・営業・経理・情報処理の4科設置。
  • 1991年4月1日 - 国際経済科設置。
  • 1994年4月1日 - 営業科を流通経済科、経理科を会計科に改編。

主な卒業生

硬式野球部、甲子園大会での活躍など

福井商の硬式野球部はそのユニフォームのマークから「炎のジャージー」と称され、1968年に北野尚文が監督に就任して以降福井県の高校野球界を牽引してきた。夏の福井大会では1984年から2003年まで20年連続決勝戦に進出しており、全国大会でも存在感を示してきた。

1978年春の選抜大会では4番に江守清隆(現・江守商事代表取締役)を擁し福井県勢として春夏を通じて初めて決勝に進出した。決勝では浜松商に敗れたが、福井県勢唯一の準優勝校となった。1996年の選手権大会では、前1995年敦賀気比に続き福井県勢として2年連続のベスト4進出を果たしたが、準決勝では優勝した松山商に敗れ、福井県勢初の選手権決勝進出はならなかった。この他、2002年の選抜大会でも準決勝まで勝ち進んでいる。

参考文献

  • 『福商六十年誌』福井県立福井商業高等学校、1967年発行

関連項目

外部リンク

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