石弘之

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石 弘之(いし ひろゆき、1940年5月28日 - )は、日本環境ジャーナリスト環境問題研究者

東京市(現東京都豊島区)生まれ。朝日新聞編集委員を経て東京大学教授、駐ザンビア特命全権大使等を歴任した。

その他にも国連環境計画上級顧問、国連開発計画上級顧問、東欧環境センター常任理事、国際協力機構参与、通商産業省産業構造審議会委員、運輸省運輸政策審議会環境部会長、持続可能な開発のための日本評議会議長。

教育学者の石三次郎(元東京教育大学教授)は父。経済学者石弘光(一橋大学名誉教授)は実兄。

人物

学歴

職歴

この間国際日本文化研究センター客員教授。

受賞

著書

単著

  • 『蝕まれる地球』(朝日新聞社、1979)
  • 『蝕まれる森林』(朝日新聞社、1985)
  • 『地球生態系の危機 アフリカ奥地からのリポート』(筑摩書房・ちくまライブラリー、1987)「崩壊する地球生態系」ちくま学芸文庫 
  • 『地球環境報告』(岩波新書、1988)
  • 『いま地球がたいへんだ (地球の健康診断)』(草土文化、1990)
  • 『地球破壊-七つの現場から』(朝日選書、1990)
  • 『地球への警告』(朝日文庫、1991)
  • 酸性雨』(岩波新書、1992)
  • 『インディオ居留地 地球破壊で追われる先住民』(朝日選書、1994)
  • 『このままだと「20年後の地球」はこうなる プロローグ篇』 (20年後シリーズ)(カタログハウス、1996)
  • 『地球環境報告Ⅱ』(岩波新書、1998)
  • 『知られざる地球破壊』 (小学館文庫、2000)
  • 『私の地球遍歴―環境破壊の現場を求めて』(講談社、2002)のち洋泉社MC新書 
  • 『世界の森林破壊を追う―緑と人の歴史と未来』(朝日選書、2003)
  • 『子どもたちのアフリカ―“忘れられた大陸”に希望の架け橋を』(岩波書店、2005)
  • 『地球・環境・人間』(岩波書店、2006)
  • 『地球・環境・人間Ⅱ』(岩波書店、2008)
  • 『地球環境「危機」報告 いまここまできた崩壊の現実』(有斐閣、2008)
  • 『キリマンジャロの雪が消えていく―アフリカ環境報告』(岩波新書、2009)
  • 『火山噴火・動物虐殺・人口爆発 20万年の地球環境史』洋泉社・歴史新書y 2010
  • 『地球環境の事件簿』岩波書店 2010
  • 『名作の中の環境史』岩波書店、2011 
  • 『歴史を変えた火山噴火 自然災害の環境史』(世界史の鏡)刀水書房 2012

共編著

  • 自然界の密航者 柏原精一共著(朝日新聞社、1986)
  • 環境危機と現代文明 (講座 文明と環境)沼田真共編(朝倉書店 1996) 
  • 世界遺産のいま 平山郁夫,高野孝子共著(朝日新聞社、1998)
  • 必読!環境本100 東京大学大学院新領域創成科学研究科石弘之環境ゼミ編著(平凡社、2001)
  • 環境と文明の世界史 人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ 安田喜憲,湯浅赳男共著 洋泉社 2001.5 新書y
  • 環境学の技法 東京大学出版会 2002.4

訳書

  • 水―生命をはぐくむもの ラザフォード・プラット 梅田敏郎,西岡正共訳 紀伊国屋書店 1975
  • 土は生きている ピーター・ファーブ 見角鋭二共訳 蒼樹書房、1976 
  • 石油汚染と海の生態 A.ネルソン=スミス(紀伊國屋書店、1977)
  • 失われゆく大地―地球に迫る生態学的危機 E.P.エックホルム 水野憲一共訳(蒼樹書房、1978)
  • 地球レポート―緑と人間の危機 エリック・P.エックホルム 水野憲一共訳 朝日選書、1984)
  • 緑の世界史 クライブ・ポンティング 京都大学環境史研究会共訳(朝日選書、1994)   
  • 地球環境運動全史 ジョン・マコーミック 山口裕司共訳(岩波書店、1998)

関連項目

先代:
五月女光弘
駐ザンビア大使
2002年 - 2005年
次代:
宮下正明