玖珠郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

玖珠郡(くすぐん)は、大分県のテンプレート:郡データ換算

以下の2町を含む。

現在、大分県に存在する郡では、唯一複数の自治体が所属している。

沿革

古代

天平12年(740年)頃までに成立したとされる『豊後国風土記』において、豊後国の8つの郡のひとつとして球珠郡(漢字が現在の「玖」ではなく「球」である)が挙げられている。同書の球珠郡の条には、「昔此村有洪樟樹因曰球珠郡」と記されており、昔、この地に大きながあったことに因んで付けられたとされる。範囲は、概ね現在の玖珠郡全域にあたる。

また、承平年間(931年 - 938年)に成立した『和名類聚抄』でも、球珠郡とされており、今巳、小田、永野の3郷があったと記されている。

近代

明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和63年 平成元年 - 現在 現在
森村 明治26年12月1日
町制
森町 昭和30年3月1日
玖珠町
玖珠町 玖珠町
万年村 昭和2年4月1日
町制改称
玖珠町
玖珠町
八幡村 八幡村 八幡村
北山田村 北山田村 北山田村
飯田村 飯田村 飯田村 昭和30年2月1日
九重町
九重町 九重町
明治29年3月29日
(野上の一部・後野上の一部)
野上村
昭和26年1月1日
町制
東飯田村 明治29年3月29日
(右田の一部)
野上村
東飯田村 東飯田村
南山田村 南山田村 南山田村
  • 昭和31年10月1日 玖珠町古後の一部を日田市に編入
  • 昭和32年4月1日 九重町田野の一部を大分郡湯布院町に編入

テンプレート:Navbox


テンプレート:豊国二国の郡