爆発卵

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爆発卵(ばくはつたまご)とは、電子レンジで殻のまま加熱してレンジ内で破裂した、またはレンジ内では破裂・爆発していなくても、黄身が外気にさらされれば同様の爆発を起こす状態の卵の俗称である。

概要

電子レンジで殻のままのを加熱すると、通常はレンジ内で破裂してしまう。これは以下のような理由によるものである。

  1. 電子レンジによる加熱で卵の中心部から均等に加熱されることにより、黄身の部分から分の沸騰が発生する。
  2. 黄身は白身と殻に包まれているために外気よりも高圧となり、沸点が上昇する。
  3. 黄身は熱膨張による体積の増加に伴い、白身と殻を押し破って外気に触れ、この瞬間に急激な減圧が起こる。
  4. 沸点が下がることで黄身に含まれる水分が一気に蒸発気化し、平衡破綻型の水蒸気爆発が発生する。

ところが、破裂する前に取り出された場合にも、白身に包まれた内部には100を超えても沸騰せずに残留している水分が存在しているため、殻むきの際やに運んだ時に黄身が外気にさらされれば同様の爆発が発生することになる。このような状態のゆで卵のことを、俗に爆発卵と呼ぶ。こうした現象は殻をむいた状態のゆで卵の再加熱においても発生するほか、圧力鍋による加熱、ごくまれではあるが通常のによる調理によっても起こることがある。

電子レンジでゆで卵を調理する際、卵を破裂させないためには、卵内部の温度を100℃以内に保てば良い。このため卵をアルミホイルで包んでから水の入ったコップなどに入れてゆで上げる方法も存在するが、アルミホイルが電磁波を受けると発火する危険性があることや、必ずしもこの調理法で作ったゆで卵が破裂しないとも言い切れないため、専用の調理器具を用いる場合を除いては行わないことが望ましい。

また、殻が付いたままの銀杏、薄い膜で覆われているイカソーセージなどでもこうした破裂が発生する恐れがあるので、電子レンジで調理する場合は殻をむくなり切れ込みを入れるなりして蒸気を逃がす必要がある。

関連事項

外部リンク

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