湯川駅

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ホームからは砂浜が見える(2005年8月)

湯川駅(ゆかわえき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字二河(にこう)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する、行違い可能な地上駅。ホームは広く上屋の造りもしっかりしている。駅の裏手、東側には湯川海水浴場の砂浜が広がっており、ホームから良く望むことができる。コンクリート造り平屋の駅舎がホームの西側、国道42号に面して置かれており、駅舎とホームの間を地下道が結んでいる。

新宮駅管理の無人駅であり、駅舎内に残る出札口はシャッターが下りたままの状態となっている。

湯川駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 テンプレート:Colorきのくに線 紀伊勝浦新宮方面
2 テンプレート:Colorきのくに線 串本紀伊田辺和歌山方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。なお、1番のりばが駅舎側である。

駅周辺

岸近くに立地し、前述のとおり駅の東側すぐのところに湯川海水浴場(湯川温泉海水浴場とも言う)の砂浜が広がっている。駅から国道42号を北へ行くとおよそ800mほどで郷土の詩人佐藤春夫がその名をつけた景勝地ゆかし潟に至り、そのほとりに湯川温泉が湧出する。湯川温泉はおなじ那智勝浦町にある勝浦温泉とは打って変わって静かな雰囲気の温泉で、ゆかし潟に流れ込む川に沿って数軒の旅館やホテルが点在している。かつては列車による観光客も多く、準急急行「南紀」、急行「きのくに」も停車していた。「きのくに」廃止後に特急「くろしお」が増発された際、一部の列車が停車することとなったが後に停車駅から外され、現在では普通列車のみの停車駅となっている。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 31
1999 28
2000 24
2001 15
2002 15
2003 14
2004 11
2005 13
2006 15
2007 14
2008 14
2009 14
2010 16
2011 14
2012 10

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Colorきのくに線(紀勢本線)
紀伊勝浦駅 - 湯川駅 - 太地駅

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
  2. 天王寺鉄道管理局三十年写真史 P104(写真)、P221(年表)