渋沢駅

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ファイル:Shibusawa St Entrance From South.JPG
駅南北連絡通路を南口側から撮影(2004年3月21日)

渋沢駅(しぶさわえき)は、神奈川県秦野市曲松一丁目にある、小田急電鉄小田原線である。

概要

標高163mで、小田急電鉄線で最も標高が高い所にある駅。さらに西隣の新松田駅との駅間距離は6.2kmで、小田急電鉄で最も距離が長い。小田急ロマンスカーCMではよく渋沢 - 新松田間で撮影された風景を見ることができる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。初電から7時15分までは駅員無配置となる。改札階からホーム階へはエレベーター及びエスカレーターが設置されている。

のりばは海側(東側)を1番ホームとして、下表のようになる。

2014年度には、行先案内表示器が設置される予定である。

渋沢駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color小田原線 下り 小田原箱根湯本方面
2 テンプレート:Color小田原線 上り 相模大野新宿千代田線方面

利用状況

2012年度の一日平均乗降人員は28,035人である[1]。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。

年度 一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
1982年 21,353
1998年 15,063[2]
1999年 14,903[3]
2000年 14,538[3]
2001年 28,213 14,381[4]
2002年 27,832 14,172[4]
2003年 27,791 14,055[5]
2004年 27,799 14,081[5]
2005年 27,060 13,727[6]
2006年 27,468 13,939[6]
2007年 27,789 14,091[7]
2008年 28,244 14,316[7]
2009年 27,834 14,094[8]
2010年 13,857[8]
2011年 27,369 13,824[9]
2011年 28,035

駅周辺

路線バス

すべての路線が神奈川中央交通グループにより運行されている(後述の廃止代替路線を除く)。

渋沢駅北口

  • 1番乗り場
  • 2番乗り場
    • 渋02 - 大倉行
    • 渋05 - 戸川台経由 高砂車庫前行
    • 秦12 - 上河原経由 秦野駅行
    • 秦51 - 菩提経由 秦野駅行
    • 秦53 - 菩提経由 高砂車庫前行
    • 秦54 - 戸川台経由 秦野駅行
  • 乗り場番号なし
    • 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」
      • 湯の沢線 - 湯の沢団地行
      • みくるべ線 - みくるべ行
      • 柳川・八沢線 - 柳川経由 八沢行
湘南神奈交バスが運行していた神02 - 04系統の廃止に伴い、地域および市による「上地区公共交通協議会」が組織され協議の結果、廃止翌日の2011年10月1日より同協議会が運行主体となり愛鶴タクシーが受託する実証運行が開始された。なお、運行期限は2012年9月までとされている。
ワゴンタクシーを使用し、以上の3路線を当所を始発・終着点として運行している。なお、土曜・休日・年末年始は運休となる。[10]

渋沢駅南口

  • 渋03 - 峠行/千村台行
  • 渋04 - 千村台行

歴史

  1. 転送 Template:Right
  • 1927年昭和2年)4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる。なお、各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
  • 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿 - 稲田登戸間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に「直通」は廃止される。
  • 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
  • 1949年(昭和24年)10月1日 - 急行が復活し、停車駅となる。
  • 1955年(昭和30年)3月25日 - 通勤急行が設定され、停車駅となる。
  • 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
  • 1993年平成5年)2月17日 - 山小屋風の橋上駅舎と南北自由通路が完成し、供用開始。その際、合わせて「丹沢高原」と改称する案が出されたが、採用には至らなかった。
  • 2004年(平成16年)
  • 2007年(平成19年)3月25日 - 南口ロータリー竣工。同年3月26日から供用開始。
  • 2012年(平成24年)3月17日 - 本厚木以西での区間準急の設定がなくなり、停車駅から外れる。

駅名の由来

駅所在地が「中郡西秦野村大字渋沢(当時)」であったことによる。なお、「渋沢」とは、柴の生えている沢の「柴沢」が転訛したものとも、一面に渋柿の木が生えていた沢から転じたものとも、「しぼんだ沢」が転じたものとも言われている。

隣の駅

テンプレート:Color小田急電鉄
小田原線
テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color各駅停車
秦野駅 (OH 39) - 渋沢駅 (OH 40) - 新松田駅 (OH 41)

なお、1945年に当駅と大秦野駅(現・秦野駅)の中間地点付近に軍需工場が完成し、工員輸送のための駅が新設されることとなり、ホームは完成したが、その時点で終戦を迎えたため、駅が設置されることはなかった。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister

外部リンク

テンプレート:小田急小田原線
  1. 小田急電鉄「事業案内」
  2. 神奈川県県勢要覧(平成12年度)223ページ
  3. 3.0 3.1 神奈川県県勢要覧(平成13年度)225ページ
  4. 4.0 4.1 神奈川県県勢要覧(平成15年度)223ページ
  5. 5.0 5.1 神奈川県県勢要覧(平成17年度)225ページ
  6. 6.0 6.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)227ページ
  7. 7.0 7.1 神奈川県県勢要覧(平成21年度)241ページ
  8. 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧(平成23年度)239ページ
  9. 神奈川県県勢要覧(平成24年度)235ページ
  10. 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」 - 秦野市