淀君集

淀君集（よどぎみしゅう）は、五代目中村歌右衛門が撰じた成駒屋中村歌右衛門家のお家芸。

いずれも淀君が主要な役どころとしてする演目で、五代目が得意としたものばかりである。ひとつのお家芸を構成する役柄がすべて同一人物というのは、この「淀君集」をおいて他に例を見ない。当初は10種の予定だったが6種にとどまった。

演目	役名	作者	初演年月	初演劇場
テンプレート:Smaller 『桐一葉』	淀君	坪内逍遥	明治37年 (1904) 3月	東京 東京座
テンプレート:Smaller 『沓手鳥弧城落月』	淀君	坪内逍遥	明治38年 (1905) 5月	大阪 角座
テンプレート:Smaller 『淀君』	淀君	松居松翁	大正7年 (1918) 11月	東京 歌舞伎座
テンプレート:Smaller 『大坂城』	淀君	岡本綺堂	大正10年 (1921) 10月	東京 歌舞伎座
テンプレート:Smaller 『淀君小田原陣』	淀君	松井松翁	大正15年 (1926) 4月	東京 歌舞伎座
テンプレート:Smaller 『醍醐の春』	淀君	高安月郊	テンプレート:Smaller	テンプレート:Smaller

関連項目

• 歌舞伎のお家芸一覧テンプレート:Asbox