津南町

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津南町(つなんまち)は、新潟県中魚沼郡にあるである。

国内でも有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の生産が盛んな町で、自然環境に恵まれ、町内を代表する地形である河岸段丘は日本最大の規模である。

地理

新潟県南部に位置し、長野県北部に接する。町内に河岸段丘が見られる。国内有数の豪雪地帯であり、年間累積降雪量・積雪量が非常に多い。

歴史

人口

テンプレート:人口統計

行政

経済

産業

主な産業

  • 農業(魚沼産コシヒカリカサブランカ、雪下人参トマトアスパラガス、コーン、縄文ワインなど)
    • 国内でも有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の生産が盛んな町である。最近は温暖化の影響で、標高300m-400m地域の品質向上が注目されている。
  • 観光(ひまわり畑、ニュー・グリーンピア津南、秋山郷、山伏山森林公園、温泉、スキー場など)
    • ひまわり畑は沖の原大地の広大な農作地に設置され、夏の風物詩として県内外から多くの観光客が来訪している。またここでは毎年夏に結婚式が行われている。町内各所には温泉があり、津南駅にも駅舎内に温泉があり地域の住民や観光客に親しまれている。
  • 水力発電(信濃川水系、中津川水系、志久見川水系)
    • 山間地の落差と豪雪による豊富な河川水を利用し、町内随所で水力発電を行っている。

町内に本社を置く主な企業

郵便

金融機関

姉妹都市・提携都市

地域

健康

  • 平均年齢
  • 65歳以上人口 4,069人(33.7%、2005年(平成17年))
    • 他の山間地域と同様に高齢化の進展が著しく、若い世代の流出が問題となっている。

市町村合併

平成の大合併に伴い、十日町市中魚沼郡川西町・中魚沼郡中里村東頸城郡松之山町・東頸城郡松代町の6市町村(いずれも合併し、現在の十日町市となっている)での合併が検討された。しかし、町民に対して実施した住民投票の結果を受け、当町は合併せずに独立することを選択した。

前述の合併とは別に、地理的に近いとされる中魚沼郡中里村・東頸城郡松之山町の3町村での合併も検討されたが、その話が大きく取り上げられるようになった時は既に中里村・松之山町とも十日町市と合併することが決まっていた為、その案は頓挫することになった。また、隣接する長野県下水内郡栄村との県境を越えた合併も検討されたが、この案も実現には至らなかった。

教育

中等教育学校

中学校

  • 津南町立津南中学校

小学校

  • 津南町立津南小学校
  • 津南町立上郷小学校
  • 津南町立外丸小学校
  • 津南町立芦ヶ崎小学校
  • 津南町立中津小学校

 (かつてあった小学校)

  • 津南町立津南原小学校
  • 津南町立三箇小学校

交通

鉄道路線

路線バス

道路

  • 高速道路
    • 町内には高速道路が整備されておらず、大都市からのアクセスが悪い。
  • 一般国道
    • 国道117号:千曲川・信濃川に沿って、長野県長野市から当町内を通り、新潟県小千谷市までを結ぶ幹線道路。大型車両が通行する際の難所であった大倉スノーシェードを迂回するトンネル工事が現在進められている。
    • 国道405号:群馬県吾妻郡中之条町(旧六合村)から当町内を通り、新潟県上越市までを結ぶ道路。冬季間は一部が道路閉鎖となる。秋山郷への重要な生活道路であるが、平成18年豪雪で、一部が雪崩により寸断されて住民が孤立する事態が発生した。
    • 国道353号:新潟県柏崎市から当町内、十日町市内(旧中里村内)を通り、新潟県南魚沼郡湯沢町までを結ぶ道路。最寄の高速道路・新幹線を利用する為には、この道路で湯沢町や南魚沼市まで行く必要がある。山間を縫う道路であるため、冬季間はしばしば雪崩が発生する。
  • 都道府県道
    • 町内を走る県道:

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

その他

メディア

著名な出身者

関連項目

外部リンク

行政
観光
計画

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