沸点

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アルカン炭素数(横軸)と沸点(縦軸・ピンク)の相関。青は凝固点。

沸点(ふってん、英語:boiling point)とは、ある物質臨界点以下の圧力液体の飽和蒸気圧が等しくなる温度のことで、沸騰点ともいう。特に1atmのときの沸点を標準沸点という[1]

似た言葉で融点があり、「固体融解し液体化する温度」と定義されている。そのため沸点を「液体蒸発気体化する温度」と解釈する場合があるが、事実と異なる。液体の蒸発は沸点以下でも起き得る現象であり、例えばの1気圧での沸点は100℃であるが、洗濯物はこの温度未満でも乾く。1気圧において100℃を超える温度の水は存在しないため「液体が気化せず液体状態を保つ最低温度」とは言える。 (ただし、沸点より高温でも溶液中に溶質としては存在しうる。例えば、二酸化炭素酸素は、常温常圧で気体であるが、水に溶解する。)

温度が上昇して沸点に達した液体は更に加熱されると至る所で気化を生じるようになり、全体から気泡が湧き上がるように発生する。この状態を沸騰(ふっとう)と呼ぶ。

一定の圧力下における純粋液体の沸点は、その液体に固有の値となるが、圧力が異なると沸点は変化する。たとえばの1気圧での沸点は100℃であるが、高地などの気圧が低いところでは100℃より低い温度で沸騰する(標高が1000m高くなるにつれて、気圧は約100hPa下降する)。

また、液体に物質が溶けていると、蒸気圧降下にともなって沸点は上昇する(沸点上昇)。

出典

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関連項目

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  1. 竹内敬人 『化学の基礎』岩波書店 (2003) 117頁