水野良
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テンプレート:混同 テンプレート:Infobox 作家 テンプレート:ライトノベル 水野 良(みずの りょう、1963年7月13日 - )は、アニメ化された『ロードス島戦記』や『魔法戦士リウイ』で知られる作家・ゲームデザイナーである。
大阪府出身、A型。立命館大学法学部卒業。兄弟に2つ上の兄がいる。
目次
- 1 経歴
- 2 作品リスト
- 2.1 小説
- 2.1.1 ロードス島戦記(角川スニーカー文庫)
- 2.1.2 ロードス島伝説(角川スニーカー文庫)
- 2.1.3 新ロードス島戦記(角川スニーカー文庫)
- 2.1.4 魔法戦士リウイ (富士見ファンタジア文庫)
- 2.1.5 魔法戦士リウイ ファーラムの剣 (富士見ファンタジア文庫)
- 2.1.6 クリスタニア シリーズ(電撃文庫)
- 2.1.7 スターシップ・オペレーターズ (電撃文庫)
- 2.1.8 ブレイドライン アーシア剣聖記 (角川スニーカー文庫)
- 2.1.9 グランクレスト戦記(富士見ファンタジア文庫)
- 2.1.10 ソード・ワールド短編集所収(富士見ファンタジア文庫)
- 2.1.11 シェアード・ワールド・ノベルズ 妖魔夜行作品集所収(角川スニーカー文庫)
- 2.1.12 ミラー・エイジ(グループSNEリレー小説)
- 2.1.13 ギャラクシーエンジェル(富士見ファンタジア文庫)
- 2.1.14 ギャラクシーエンジェル(角川書店)
- 2.2 テーブルトークRPG
- 2.3 その他
- 2.1 小説
- 3 外部リンク
経歴
大学在学中からRPGに関心を持ち、やがてグループSNEの設立(1987年)に参加することになる。1997年に独立し、現在は同社社友。
『コンプティーク』誌で連載された、『ロードス島戦記』のリプレイを小説化した『ロードス島戦記 灰色の魔女』で小説家としてのデビューを飾る。本書は通算100万部以上売れるいわゆるミリオンセラーとなっており、ライトノベル分野におけるファンタジーの地位を確立する牽引役の一つとなったと考えられる。
『ロードス島』だけではなく、グループSNEが小説・ゲームの舞台として展開しているフォーセリア世界の設定においても大きな役割を占めている。
ブロッコリー社の作品『ギャラクシーエンジェル』の総監修を行う傍ら、2005年8月5日からはラジオ番組『水野良Produce りょーことゆーなの G☆A☆』(ラジオ関西/音泉・放送終了)にてレギュラー出演。
ソード・ワールドRPGリプレイ第3部ではプレイヤーとして参加していたとされており(プレイヤーキャラクターの1人『白いダークエルフ』ことスイフリーは「水野良→水 / 野良→スイ(水)フリー(野良)」という命名方法であるらしい)、『ソード・ワールドRPG 完全版』でのルール変更の一因を作っている。
作品リスト
小説
ロードス島戦記(角川スニーカー文庫)
- 1. 灰色の魔女 (1988年4月)
- 2. 炎の魔神 (1989年2月)
- 3. 火竜山の魔竜(上) (1990年2月)
- 4. 火竜山の魔竜(下) (1990年7月)
- 5. 王たちの聖戦 (1991年3月)
- 6. ロードスの聖騎士(上) (1991年12月)
- 7. ロードスの聖騎士(下) (1993年4月)
- ハイエルフの森 ディードリット物語 (1995年3月)
- 黒衣の騎士 (1998年10月)
ロードス島伝説(角川スニーカー文庫)
- 1. 亡国の王子 (1994年9月)
- 2. 天空の騎士 (1996年7月)
- 3. 栄光の勇者 (1997年4月)
- 4. 伝説の英雄 (1998年4月)
- 5. 至高神の聖女 (2002年11月)
- 太陽の王子、月の姫 (1996年11月、mini文庫)
- 永遠の帰還者 (2000年1月)
新ロードス島戦記(角川スニーカー文庫)
- 序章 暗黒の島の領主 (1998年5月、mini文庫)
- 序章 炎を継ぐ者 (1999年5月)
- 1. 闇の森の魔獣 (1998年9月)
- 2. 新生の魔帝国 (2001年4月)
- 3. 黒翼の邪竜 (2001年12月)
- 4. 運命の魔船 (2004年11月)
- 5. 終末の邪教(上) (2005年11月)
- 6. 終末の邪教(下) (2006年12月)
魔法戦士リウイ (富士見ファンタジア文庫)
- 魔法戦士リウイ 1 (1998年10月)
- 魔法戦士リウイ 2 (1999年2月)
- 魔法戦士リウイ 3 (1999年6月)
- 魔法戦士リウイ 4 (1999年12月)
- 魔法戦士リウイ 5 (2000年4月)
- 魔法戦士リウイ 6 (2000年8月)
- 魔法戦士リウイ 7 (2001年3月)
- 魔法戦士リウイ 8 (2001年7月)
- 魔法戦士リウイ 9 (2002年2月)
- 魔法戦士リウイ 0 (2003年3月)
- 剣の国の魔法戦士 (2001年9月、新装版)
- 湖岸の国の魔法戦士 (2001年9月、新装版)
- 砂塵の国の魔法戦士 (2003年9月)
魔法戦士リウイ ファーラムの剣 (富士見ファンタジア文庫)
- 賢者の国の魔法戦士 (2004年8月)
- 呪縛の島の魔法戦士 (2005年3月)
- 牧歌の国の魔法戦士 (2006年2月)
- 鋼の国の魔法戦士 (2006年12月)
- 神代の島の魔法戦士 (2007年12月)
- 嵐の国の魔法戦士 (2008年8月)
- 煙火の島の魔法戦士 (2011年1月)
- 魔法の島の魔法戦士 (2012年6月)
クリスタニア シリーズ(電撃文庫)
- 漂流伝説クリスタニア 1 (1993年6月)
- 漂流伝説クリスタニア 2 (1993年12月)
- 漂流伝説クリスタニア 3 (1994年12月)
- 漂流伝説クリスタニア 4 (1996年2月)
- クリスタニア 封印伝説序章 (1995年8月)
- (『若き承認者』所収)
- クリスタニア 傭兵伝説序章 (1997年4月)
- (『ベルディア砦の承認者』所収)
スターシップ・オペレーターズ (電撃文庫)
- スターシップ・オペレーターズ 1 (2001年3月)
- スターシップ・オペレーターズ 2 (2001年11月)
- スターシップ・オペレーターズ 3 (2002年6月)
- スターシップ・オペレーターズ 4 (2003年6月)
- スターシップ・オペレーターズ 5 (2004年11月)
- スターシップ・オペレーターズ 6 (2005年5月)
ブレイドライン アーシア剣聖記 (角川スニーカー文庫)
- ブレイドライン 1 (2009年9月)
- ブレイドライン 2 (2010年1月)
- ブレイドライン 3 (2010年7月)
- ブレイドライン 4 (2010年12月)
- ブレイドライン 5 (2011年9月)
グランクレスト戦記(富士見ファンタジア文庫)
- グランクレスト戦記 1 虹の魔女シルーカ (2013年8月)
- グランクレスト戦記 2 常闇の城主、人狼の女王 (2013年12月)
ソード・ワールド短編集所収(富士見ファンタジア文庫)
- 一角獣(ユニコーン)の乙女(『レプラコーンの涙』所収)
- レプラコーンの涙(『レプラコーンの涙』所収)
- 神官戦士が六人(『ナイトウインドの影』所収)
- ふたりの迷宮(ラビリンス)(『ふたりのラビリンス』所収)
- ロマールの罠(『ロマールの罠』所収)
- ただ一度の奇跡(『ただひとたびの奇跡』所収)
- 祝福されざる聖杯に(『虹の舞う海に』所収)
- 「神官戦士が六人」以降の5作は、連作短編「羽根頭冒険譚」のシリーズである。
シェアード・ワールド・ノベルズ 妖魔夜行作品集所収(角川スニーカー文庫)
- 身飾り(妖魔夜行作品集、『悪魔がささやく』所収)
ミラー・エイジ(グループSNEリレー小説)
- 第2話 石化の呪い
ギャラクシーエンジェル(富士見ファンタジア文庫)
- ギャラクシーエンジェル 1 (2002年11月)
ギャラクシーエンジェル(角川書店)
- ギャラクシーエンジェル 廃太子の帰還 (2006年3月)
テーブルトークRPG
- ソード・ワールドRPG - ワールド・デザイン担当
- ソード・ワールドRPG ワールドガイド
- ロードス島戦記コンパニオン
- RPGリプレイ ロードス島戦記(全3巻)
- クリスタニアコンパニオン
- クリスタニアRPG
- RPGリプレイ 封印伝説クリスタニア
- RPGリプレイ 漂流伝説クリスタニア
- RPGリプレイ 暗黒伝説クリスタニア
- RPGリプレイ 黄金伝説クリスタニア
- RPGリプレイ 傭兵伝説クリスタニア(上・下)
- RPGリプレイ 秘境伝説クリスタニア
- レジェンド・オブ・クリスタニア ~はじまりの冒険者たち~ TRPGサウンド・リプレイ
その他
- RPG対談 水野良の遊戯空間(ゲームランド)(メディアワークス)
- PlayStation 2用ゲームソフト『ステラデウス』(アトラス) - シナリオ監修。
- Xbox 360用ゲームソフト『インフィニット アンディスカバリー』(スクウェア・エニックス) - シナリオを担当。