水島裕 (声優)

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:声優 水島 裕(みずしま ゆう、本名:野田 憲司(のだ けんじ)[1]1956年1月18日[1] - )は、日本男性声優タレントナレーターノット・コミュニケーションズ所属。東京都出身。一時期、「水島 裕允」(読みは同じ)「安永憲自」(やすながけんじ)で活動していた。テンプレート:VOICE Notice Hidden

人物

特色

正統派の正義感溢れる青年を演じることが多いが、ギャグ系の三枚目から狂気的な悪役まで幅広い声の演技を持つ。1990年以降は低音の声役が多くなる。

アニメでは『ぴえろ魔法少女シリーズ』において、1980年代に作成された全作品で主人公の相手役を務めた。また吹き替えでは、サモ・ハン・キンポーをほぼ専任で担当[2]ジャッキー・チェンの吹き替えを専任で担当する石丸博也と共に、視聴者に声が浸透することとなった。サモ・ハン以外の吹き替えは、実際の俳優がいずれも俳優業を廃業したり、早世するなど彼がやると長く持たないジンクスがあると、本人は思っている[3]。そのサモ・ハンも監督業に徹した時期があり、本当に役がつかないと嘆いていた。

趣味は草野球で、『六神合体ゴッドマーズ』では主人公・明神タケルを演じたが出動の時に「ガイヤー!」と絶叫すると何時も野球の「外野」を思い出したと言う。また、自身が野球アニメを演じる事が好きであり『一球さん』(主演)や『緑山高校』(キャプテンの花岡)も楽しめたと言う。

経歴

劇団若草所属中、「安永憲自」名義で特撮番組『愛の戦士レインボーマン』の主題歌を歌い、芸能界デビュー[4]

以来レコードデビューも果たし、DJ、アイドル声優として人気を得る。当時のニックネームは「ひょうきんポンポン」。親しみやすく明るいキャラクターが受け、NHK総合連想ゲーム』のレギュラー解答者など、クイズ・バラエティ番組等でタレントとしても活躍。

青二プロダクションぷろだくしょんバオバブ81プロデュース浅井企画ムーブマン[5][6]を経て、現在のノット・コミュニケーションズに所属。

補足

  • 日本大学第二高等学校卒業。
  • 日本大学芸術学部写真学科卒業で、写真撮影が特技でもある。
  • 元夫人は同じく声優で元アイドルの佐久間レイ(水島は2009年頃に一般人女性と再婚)。
  • 歌手新沼謙治とは、水島がレギュラー出演していた『連想ゲーム』に新沼がゲストとして出演して以来、長年にわたって家族ぐるみで交流のある親友だという[7]
  • 「声優」という言葉が浸透していなかった頃、クレジットカードの契約時に「職業は?」と聞かれ「声優です」と答えたら「儲かってますね」と西友に勤務しているものと本気で勘違いされたことがある。
  • 若い頃にデートしている時に自分も女性と間違えられナンパされた経験がある。『スター爆笑Q&A』からの出題クイズであったが、当時の写真を見せた時に司会者の1人の山田邦子から「これは水島さんが悪い」と言われるほど女性っぽかった。
  • 趣味は陶芸

出演作品

太字はメインキャラクター

テレビアニメ

1977年

1978年

1979年

1980年

1981年

1982年

1983年

1984年

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1994年

1996年

1997年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

  • capeta(安達隼人〈中学時代〉)
  • ツバサ・クロニクル 第2シリーズ(サクラの父)
  • BLACK CAT(ドクター)

2007年

2008年

2009年

2012年

2013年

2014年

OVA

1984年

1985年

  • 魔法の天使クリィミーマミ シリーズ(大伴俊夫
    • ラブリーセレナーデ
    • ロング・グッドバイ

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1998年

2002年

  • 魔法のスターマジカルエミ 雲光る(結城将

2012年

2013年

  • 華ヤカ哉、我ガ一族 キネトグラフ(陸軍中佐)

劇場アニメ

1981年

1982年

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

2003年

2012年

ゲーム

1990年

1993年

1998年

2001年

2006年

2011年

2012年

  • 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇(明神タケル / マーズ)

2013年

2014年

吹き替え

俳優

実写

アニメ

レコード

ほか、多数

CM

特撮

人形劇

司会

ナレーター

その他

著作

注釈

  1. 1.0 1.1 『声優名鑑』、642頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
  2. ただし、『80デイズ』ではDVD版のみ水島では無く蝶野正洋が『カンフー・シェフ』では堀内賢雄がサモ・ハンの声を担当している。
  3. 大竹まことゴールデンラジオ!2010年8月20日分より
  4. 後にそのアニメ版の主役の声を演じ、再度主題歌(同じ楽曲)を歌うこととなる。
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. 週刊女性』(主婦と生活社2013年11月5日号掲載の、新沼を取り上げた記事「人間ドキュメント~涙をふいてふるさとを歌う」(P.54~)内の、水島のインタビューより。水島によると、8年間『連想ゲーム』にレギュラー出演し、400名ほどのゲストを迎えたが、仲良くなったのは新沼ひとりだけだったという。また、新沼との『連想ゲーム』での共演は「今(2013年)から26~27年ぐらい前」とのことで、1980年代中盤のことと推察される。
  8. テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite web
  11. テンプレート:Cite journal

外部リンク

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