栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号佐野古河線

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ファイル:Saitamakendo r9.jpg
埼玉県加須市にある県道標識
ファイル:Sano Koga Line Along Watarase Retarding pond Saitama prefecture.JPG
渡良瀬遊水地沿いの本道
(道の駅きたかわべ付近)

栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号佐野古河線(とちぎけんどう・ぐんまけんどう・さいたまけんどう・いばらきけんどう9ごう さのこがせん)は、栃木県佐野市から茨城県古河市に至る県道主要地方道)である。

概要

本道に接続する県道などを介することで、渡良瀬遊水地の西岸に沿って茨城県南西部・埼玉県北東部と栃木県佐野市を短絡する地域の動脈である。

渡良瀬遊水地付近では、かつての渡良瀬川谷田川の流路を起源とする県境が非常に入り組む区間を通過しており、短距離の間に北から順に栃木県・群馬県・埼玉県・群馬県・栃木県・埼玉県と次々に県名が変化する。4県を経由する県道は全国でも唯一であり、埼玉県と栃木県が直接的に接する区間を走行する唯一の県道でもある。

渡良瀬遊水地の存在ゆえ周囲に平行する道路が少なく、本道を迂回すると極めて大回りのルートとなることが多いことからただでさえ交通量が多い上に、ダンプカーや大型トラックなど大型車両が集中する傾向がある。

路線データ

歴史

  • 1954年昭和29年)9月1日:茨城県区間が県道佐野古河線(整理番号2)として路線認定[1]
  • 1960年(昭和35年)12月14日:茨城県区間(古河市観音寺町県界 - 古河市古河2丁目1級国道4号線交点)が供用開始される[2]
  • 1995年平成7年)3月30日:茨城県区間の整理番号が現在の番号(整理番号9)に変更される[3]

通過する自治体

道の駅

交差する道路

沿道の施設

テレビ番組

  • テレビ朝日系で放送されているテレビ番組『ナニコレ珍百景』に登場した(2009年1月28日放送)。

参考文献

  • 栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』、2008年。

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 道路法にもとづく県道路線の認定(昭和二十九年九月一日 茨城県告示第八百六十二号),茨城県報 三千六百四十八号(1954年(昭和29年)9月1日)より
  • 道路の供用の開始(昭和35年12月14日 茨城県告示第969号の2)茨城県報 第4622号(1960年(昭和35年)12月14日)p.4 - p.6より
  • 県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号),茨城県報 第637号(1995年(平成7年)3月30日)より