柿木村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 柿木村(かきのきむら)は、島根県西部にあったである。山口県に接した人口1,800余人の山村。

有機農業が盛んで、日本棚田100選に選ばれた「大井谷の棚田」、高盛り飯を食べる伝統行事「萬歳楽」などが有名。

1889年明治22年)のいわゆる明治の大合併で発足して以降、村の行政区域は変わらなかったが、2005年10月1日に隣の六日市町(むいかいちちょう)と合併して、吉賀町(よしかちょう)となった。ただし村名は残っており、現在の地名は吉賀町柿木村である。なお吉賀は、柿木村・六日市町地域を指す古くからの地名である。

地理

歴史

沿革

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い鹿足郡柿木村、木部谷村、大野原村、福川村、白谷村、椛谷村、下須村が合併し、柿木村が発足。
  • 2005年平成17年)10月1日 - 鹿足郡六日市町と合併して、吉賀町となり消滅。

行政

  • 村長:三浦秀史(1993年4月25日 - 2005年9月30日)
  • かつて村長が議会で不信任決議を受け、議会を解散したことがある。新議会でも再び村長は不信任決議を受け、失職した。

交通

鉄道路線はない。最寄り駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)山口線日原駅となる。日原駅からバス(六日市交通)を利用する。

また、広島・益田間の高速バス(石見交通)が村内に停車する。

道路

参考文献

  • 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。

関連項目

外部リンク