柳井駅

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柳井駅(やないえき)は、山口県柳井市中央二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線

駅構造

島式・相対式3面4線のホームを持つ地上駅。真ん中の3・4番のりばが島式である。駅舎は1番のりば側にあり、その他のホームへは跨線橋で連絡している。発車案内は山口県の駅では唯一、フルカラー液晶を採用している(かつては字幕式の発車案内が設置されていた)。

ホームには様々な号車案内が存在し、今でも新幹線開業前の優等列車の号車案内が残っている(「しらぬい」「つくし1・2号」「べっぷ1号」「ながと1号」「あさかぜ」「玄海」「しおじ」「富士」)。

徳山地域鉄道部管理の直営駅であり、山陽本線の大畠駅柳井港駅田布施駅岩田駅間の4駅の管理面での窓口にもなっている。

柳井駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 テンプレート:Color山陽本線 上り 岩国宮島口広島方面
3 テンプレート:Color山陽本線 上り 岩国・宮島口・広島方面 待避・始発列車のみ
下り 徳山防府方面 待避列車のみ
4 テンプレート:Color山陽本線 下り 徳山・防府方面
5 テンプレート:Color山陽本線 下り 徳山・防府方面 早朝の始発列車のみ

1番のりばが上り本線、3番のりばが上下共用の待避線、4番のりばが下り本線、5番のりばが下り副本線であり、通常の発着には1番のりばと4番のりばが使われる。この他、1・3番線の間には、ホームのない中線(2番線)が設けられている。

夜間滞泊が設定されている。

駅周辺

出口は北側にある。南側へは地下道で連絡している。

ファイル:JNR SL C50125.jpg
駅南の児童公園に保存されているC50 125

かつて駅南側には柳井機関区がありD51形D52形も配置された中規模の機関区であった。1972年昭和47年)ごろまでC50形が所属し入換作業に使用されていた。その後機関区は廃止され操車場のみがしばらく残ったが、1996年平成8年)ごろから線路が撤去され、再開発のためショッピングモールになった。現在は駅南側の古開作児童公園に、入換に活躍したC50 125が保存されている。

北側には白壁の町並みが残り重要な文化財として整備された。

北側

南側

バス

  • 防長交通の柳井市内、平生、上関、徳山、周防大島方面の路線の拠点となっている。
1番のりば
2番のりば
  •  柳井港 - 大畠駅 - 東瀬戸 - 三蒲 - 周防椋野 - 宗光 - 総合庁舎前 - 久賀 - 周防八幡方面 
3番のりば
  • 柳井医療センター前 - 阿月 - 宇積 - 相の浦 - 池の浦
4番のりば
  •  周東病院前 - 柳井駅前 - 国清 - 田尻
  •  大屋東 - 柳井駅前 - 周東病院前 - 十三割 - 平生 - 桜町 - イオンタウン平生方面
  •  大屋東 - 柳井駅前方面
  •  周東病院前 - 坂本病院 - 本町 - 田布施駅前
5番のりば
  •  周東病院前 - 柳井駅前 - 国清 - 長野 - 宮ヶ原 - 久可地
  •  周東病院前 - 柳井駅前 - 国清 - 長野 - 宮ヶ原 - 大の口 - 国清 - 柳井駅前 - 周東病院前
  •  周東病院前 - 柳井駅前 - 柳井港 - 大畠駅 - 宮ヶ峠 - 大里 - 大原
  •  周東病院前 - 柳井駅前 - 柳井港 - 大畠駅 - 神代浜 - 大里 - 大原 - 割石 - 国清 - 柳井駅前 - 周東病院前

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 2,746
2000
2001 2,519
2002 2,479
2003 2,429
2004 2,423
2005 2,374
2006 2,286
2007 2,198
2008 2,261
2009 2,169
2010 2,129
2011 2,172
2012 2,149

歴史

駅弁

構内販売業者水了軒(元々は大阪駅等の水了軒の支店で、のち独立。和歌山駅和歌山水了軒とも別会社)がドライカレー弁当を発売していた。販売の落ち込みにより駅売りから撤退し、寝台特急の車内販売でのみ幕の内弁当を販売するという特異な営業形態をとっていた。

この営業形態も2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正で柳井駅に停車する寝台特急が廃止されたため終了した。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color山陽本線
柳井港駅 - 柳井駅 - 田布施駅

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 出典:山口県統計年鑑