松澤一之
テンプレート:ActorActress 松澤 一之(まつざわ かずゆき、1955年8月25日 - )は、愛媛県松山市出身の俳優。血液型A型。シス・カンパニー所属。成城大学卒業。
来歴・人物
1978年文学座研究所を卒業し、劇団夢の遊眠社に参加。舞台においては、生来の明るさからか三枚目的役回りというよりは端的に「賑やかし」の役回りを演じ、この分野において、第一人者といっても過言ではない。例えば、ワイドショーのレポーター(調)を演じさせれば、松澤一人により「マスコミの無意味な狂騒」を伝えることができる。近年のサスペンスドラマにおいては自白を強要する刑事役が多くなってきている。島田紳助と親交が深く、舞台、 テレビドラマだけでなく、『行列のできる法律相談所』などのバラエティー番組にも出演している。ただ、本人は「バラエティに出ると極度に緊張する」「(ドラマと違い)バラエティは自分で喋らないとカメラが回ってこない」などとバラエティ番組への出演を好んでいないことを番組内で漏らしているが、『クイズ!ヘキサゴンII』には普通に出演していた。また、『侍戦隊シンケンジャー』に終盤、準レギュラー出演した際の雑誌のインタビューで、スーパー戦隊シリーズについては、「近頃には無い、1年かけて役者を成長させるいい土壌」と評価している。
女優の秋本奈緒美にラブレターを送ったことがあるらしく(『行列の出来る法律相談所』で発覚)、そのラブレターを島田紳助が書いたらしい。
最近、耳から血が出るという悩みがある。
ある年の年末に紳助が仲間と一緒に温泉旅行へ行く際、松澤は仕事で行けなかったが、出発15分前に突然やって来た。本人曰く「出発気分だけ味わいに来たんだよ!」とのこと。
正月に紳助の家に行った際に、車ごと門を突き破って敷地に入ってきたという。松澤は「金持ちだから(ETCみたいに)自動で開くと思ったんだよ!」と言っていたが、紳助は「自分が帰ってきて(門が)開くんやったらわかるやん。他人が来て門が開いたら(門の)役目ないやん!」と笑いながら言い返していた(2008年3月12日放送「クイズ!ヘキサゴンII」より)。
島田紳助と親交が厚いため、彼の番組に登場することが多い。 また、1984年 - 1985年の木曜深夜の、女性の美と健康をテーマにした情報番組『ミントタイム』(テレビ朝日)に於いて、松澤は「ナンパーマン」と称され、表参道で通りすがりのギャルに声を掛け街頭で散々インタビューをし品定めをした上で、「これからあなたの住んでるお部屋に行って入浴シーンを撮らせて貰えないかな?」とお願いをし、番組スタッフ共々部屋に押しかけ、部屋の中の物や下着をあさりまくり、中には隠し持っていた煙草やコンドームを発見されたギャルもいた。そして入浴シーンで撮影のスタンバイが完了すると「今、この中に○○(ギャルの名前)チャンが入ってパチュ。私もこの中に入ってみたいと思いっパチュ」という毎週お決まりの言葉を言い風呂に突入する。(その際先ほど部屋で見つけたコンドームを膨らませたものを片手にしたり、発見したパンティーストッキングを頭に被りながら登場、という何とも情け無い役をやっていた。
クイズ!ヘキサゴンIIでのエピソード
- 成績
- 2005年10月19日放送分で初出演。最高順位は4位。最低順位は11位。
- 水落ちクイズ
- 極度の高所恐怖症で2008年の水落ちコーナー(アクションクイズ、底抜けドボンクイズ)で必ず水落ち役に選ばれており、そのリアクションで笑いを取る(他の人間を先に水落ちさせたり、紳助がわざと風船を持ち上げる場所より前に置いたり)のが定番になっている(出演者で最多の7回水に落とされている藤本敏史(FUJIWARA)と同じチームになるときも、藤本ではなく松澤が水落ち役となっている)。そのリアクションは「Mr.ドボン」の異名をとる。
- クリス松村が風船を下す際に列車にひっかけ後部車輌が外したことで列車のスピードが上がったことでリズムを狂わされ救出失敗になった時も、「これで落ちるの納得いかない」とクリスと交代を主張した(2008年10月8日放送分)。
- 松澤の娘の友達から毎回台に上ってばかりで問題自体は答えられないと思われており、その汚名を返上するために「ゲームに参加したい」と訴えたことがあるが、紳助から「家で答えたらええがな」とあっさり却下された(2008年11月26日放送分)。
- 2009年10月28日放送分では、ゲストチームとして出場。その時は、水落ちクイズは実施せず、最下位になったチームが水落ちするお楽しみゲームを実施するが、ゲストチームが最下位ではなかった為、初めて水落ちから解放された。
- リレークイズ
- 水落ちクイズの後、髪型を気にしてタオルを被っていたのだが、紳助に取られてしまい、髪形を見た両サイドの品川庄司に「ヘキサゴン!」とツッコまれる(2008年3月12日放送分)。
- 自分の番になった時、ガムテープのバミリ(立ち位置やセット等を置く目安としてガムテープ等で床に張る目印)を10円玉と勘違いし拾おうと床にしゃがみ込み、周囲から突っ込まれた(2008年6月28日放送分)。
- 縄跳びクイズ
- 途中でついていけなくなり勝手に縄から抜け出して一同を唖然とさせた(のちに縄跳びクイズのルールが改正され、途中でついていけなくなったら縄から抜けてもいいというルールが認められるようになった)。しかもこのとき縄に引っかかりクイズは失敗。「出てはいけないと言われてないから」とコメントするが、紳助に「学校で、勝手に帰宅するなとは言われないやろ」と怒られた(2009年1月28日放送分)。
出演作品
テレビドラマ
NHK
- 真田太平記(1985年) - 高台院の侍臣
- 大河ドラマ
- 土曜時代劇
- 物書同心いねむり紋蔵(1998年) - 大竹金吾
- 少年たち(2002年)
- トップセールス(2008年) - 横山俊之(敦也の父)
- 遥かなる絆(2009年) - 城戸幹の叔父
- チャンス(2010年) ‐ 井沢正史
- 探偵Xからの挑戦状!(2011年) - 関屋秀昭
- 薄桜記(2012年) - 奥田孫太夫
日本テレビ
- 代紋TAKE2(1993年) - 佐山久
- 静かなるドン(1994年) - 逃野
- 金田一少年の事件簿(1996年) - 田村英明
- 奇跡の人(1998年)
- FACE〜見知らぬ恋人〜(2001年) - 相沢祐二
- 戦国自衛隊(2006年) - 毛利輝元
- 地獄少女(2006年) - 水島浩介
- 三毛猫ホームズの推理(2012年) - 奈良健司
- 火曜サスペンス劇場
TBS
- パパはニュースキャスター(1987年) - 大多記者
- ぼくの姉キはパイロット!(1987年) - 鬼沢剛
- ママはアイドル(1987年) - 高橋清一
- 若奥さまは腕まくり!(1988年) ‐ 北沢おさむ
- 塀の中の懲りない面々(1988年 - 1990年)
- 予備校ブギ(1990年) - 吉田秋彦
- オトコの居場所(1994年) - 河上正樹
- 3年B組金八先生
- 3年B組金八先生(1995年) ‐ 種田ひろみの父
- 3年B組金八先生(2001年) ‐ 信太博文の父
- もう大人なんだから!(1996年) - 林正三郎
- ふぞろいの林檎たち(1997年) - 桜井竜三郎
- 番茶も出花(1997年) - 加藤恒夫
- またのお越しを(2003年) - 小松沢武彦
- 銀座まんまんなか!(2003年) - 平田課長
- ケータイ刑事 銭形愛(2003年) - 沖麺太郎
- 渡る世間は鬼ばかり(2004年) - 時田部長
- ヤンキー母校に帰る(2005年)
- 女子刑務所東三号棟(2008年) - 柏崎もと子の上司
- 猟奇的な彼女(2008年) - 質屋・河田
- 魔王(2008年) - 堂島勇雄(事務長)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- ハンチョウ〜神南署安積班〜(2010年) - 増岡俊夫
- SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(2010 ‐ 2012年) - 鹿浜歩
- 塀の中の中学校(2010年) - 広沢教官
- あぽやん〜走る国際空港(2013年) - トヨダ
- クロユリ団地〜序章〜(2013年) - 葉山佑介
- 刑事のまなざし(2013年) - 本木幸彦
- 隠蔽捜査(2014年) - 貝沼悦郎
- リアル脱出ゲームTV(2014年) - 橋爪
- 月曜ドラマスペシャル
- 「早乙女千春の添乗報告書2」(1996年) - 杉崎慎治
- 「十津川警部シリーズ (渡瀬恒彦)12」(1997年) - 平野栄
- 「ラスト・ドライブ」(2000年) - 中島
- 月曜ミステリー劇場
- 「世直し公務員ザ・公証人1」(2002年) - 柳瀬明
- 「真実を追う男1」(2002年) - 江口守
- 「世直し公務員ザ・公証人5」(2005年) - 奥寺義彦
- 月曜ゴールデン
- 「万引きGメン・二階堂雪17」(2008年) - 吉岡警部
- 「上条麗子の事件推理6」(2009年) - 本間刑事
- 「警視庁機動捜査隊2162」(2011年) - 三室基樹
- 「松本清張没後20年スペシャル・寒流」(2013年) - 久保田社長
- 「SRO〜警視庁広域捜査専任特別調査室〜」(2013年) - 森島恭子の父
フジテレビ
- 世にも奇妙な物語
- 「追いかけた男」(1990年)
- 素顔のままで(1992年) - 榊隆一
- 上を向いて歩こう!(1993年) - 藤田辰夫
- 銭形平次(1995年) - 徳松
- 古畑任三郎(1999年) - 一柳
- ナースのお仕事(2000年) - 楢崎
- 神様、何するの(2003年)
- マルサ!!東京国税局査察部(2003年) - 佐野俊彦
- 美味しんぼ(2007年) - 富井副部長
- 千の風になって ドラマスペシャル(2007年) - 酒井博史
- 法の庭(2007年)
- 出るトコ出ましょ!(2007年) - 滝平鉄也
- ロス:タイム:ライフ(2008年) - 井原利彦
- お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件(2008年) - 水吉昌正
- イノセント・ラヴ(2008年) - 新庄
- ひみつな奥さん(2008年) - 金子刑事
- PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜(2012年) - 所沢社長
- Y・O・U やまびこ音楽同好会(2013年)
- 金曜エンタテイメント
- 「音の犯罪捜査官・響奈津子」(2002年) ‐ 神田道明
- 「壁ぎわ税務官2」(2002年) ‐ 狩田大輔
- 「おばさんデカ 桜乙女の事件帖11」(2002年) ‐ 堀田靖之
- 金曜プレステージ
テレビ朝日
- 心室細動(1998年)
- あぶない雑居カップル(1988年、テレビ朝日)
- 京都始末屋事件ファイル(1999年) - 吉村
- つぐみへ…〜小さな命を忘れない〜(2000年) - 小宮山啓一
- 新・京都迷宮案内(2003年) ‐ 井沢修二
- トリック (テレビドラマ)(2003年) - 松村弁
- 子連れ狼(2004年) - 馬渕新八
- 霊感バスガイド事件簿(2004年) - 市村神父
- ダムド・ファイル(2004年) - 松本瞳の父
- 富豪刑事(2005年) - 関口久志
- 名奉行!大岡越前(2005年) - 佐太郎
- 着信アリ (テレビドラマ)(2005年) - 水野圭介
- 黒い太陽(2006年) - 岡宮
- 京都地検の女(2006年) - 佐々木勝
- 相棒(2007年) - 有働正
- モップガール(2007年) - 結城仁
- 赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団(2008年) - 堀江均
- キミ犯人じゃないよね?(2008年) - 篠崎真司
- 警官の血(2009年) - 赤井博
- 刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史(2009年) - 今村幸助
- 断絶(2009年) - 杉浦孝道
- 侍戦隊シンケンジャー(2010年) - 丹波歳三
- 臨場(2010年) - 井之上公平
- 警視庁継続捜査班(2010年) - 阿久津幸一
- 科捜研の女(2010年) - 大和田芳正
- 海賊戦隊ゴーカイジャー(2011年) - 丹波歳三
- 必殺仕事人2013(2013年) - 伝助
- 警視庁捜査一課9係(2012年) - 出口靖明
- 黒い福音(2014年) ‐ 高橋医師(解剖医)
- 土曜ワイド劇場
- 「棟居刑事シリーズ1」(1996年)
- 「車椅子の弁護士・水島威2」(1996年) - 遠藤一彦
- 「渡り番頭・鏡善太郎の推理1」(2001年) - 古田精一郎
- 「眼科医 小室瞳の推理カルテ2」(2002年) - 志賀
- 「京都殺人案内28」(2005年) - 山根康一
- 「温泉若おかみの殺人推理17」(2006年) - 島田紀之
- 「女刑事ふたり2」(2008年) - 平友彦
- 「隠蔽捜査2」(2008年) - 斉藤治
- 「検事・朝日奈耀子6」(2008年) - 西川正行
- 「刑事・野呂盆六2」(2008年) - 明地刑事
- 「炎の警備隊長・五十嵐杜夫8」(2010年) - 吉田康彦
- 「100の資格を持つ女〜ふたりのバツイチ殺人捜査〜3」(2010年) - 高野俊哉
- 「森村誠一・終着駅シリーズ24」(2010年) - 木崎刑事
- 「温泉(秘)大作戦13」(2014年) - 茶沢健三
- 「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官14」(2014年) - 森口刑事
テレビ東京
- 李香蘭(2007年) - 上野真嗣
- 主水之助七番勝負〜徳川風雲録外伝〜(2008年) - 広本源七郎
- 怨み屋本舗(2009年) - 編集長
- 経済ドキュメンタリードラマ ルビコンの決断(2010年) - 矢島鉄也
- 孤独のグルメ(2013年) ‐ 田中オーナー
- 女と愛とミステリー
- 「二重裁判」(2001年) - 岩佐透
- 水曜ミステリー9
- 「湯けむりドクター華岡万里子の温泉事件簿1」(2005年) - 大沢哲也
- 「信濃のコロンボ事件ファイル8」(2005年) - 中原刑事課長
- 「警視庁黒豆コンビ1」(2005年) - 垣沼一郎
- 「銀座高級クラブママ青山みゆき1」(2006年) - 山崎仙一
- 「捜査検事・近松茂道6」(2006年) - 石野監識官
- 「港町人情ナース2」(2007年) - 橋詰幸信
- 「去りゆく日に」(2009年) - 朝倉一郎
- 「刑事吉永誠一・涙の事件簿8」(2011年) - 六条和之
- 「松本清張没後20年特別企画 事故〜黒い画集〜」(2012年) - 中瀬政信
- 「鑑識特捜班・九条礼子〜骨を知る女〜」(2012年 ‐ ) ‐ 溝口次郎
- 「介護ヘルパー紫雨子の事件簿2」(2013年) ‐ 須山伸吾
- 「落としの鬼 刑事 澤千夏2」(2013年) ‐ 中山隆三
WOWOW
映画
- 塀の中のプレイ・ボール(1987年) - 竿師段平
- 大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年) - 長沼チーフ・アナウンサー
- 遊びの時間は終らない(1991年) - 松木
- 極道の妻たち(1995年) - 南弘次
- パッチギ!(2004年) - 椿プロデューサー
- 不撓不屈(2006年) - 今西泉
- 手紙(2006年)
- 口裂け女(2007年) - 田村秀雄
- ゲゲゲの鬼太郎(2007年) - 田中正人
- 特命係長 只野仁 最後の劇場版(2008年) - 吉川
- 「8ミリメートル(全5話)」(2009年10月14日よりケータイ音楽ドラマDOR@MOにて毎週1話ずつ配信、
- スキマスイッチ2009年11月4日発売アルバム「ナユタとフカシギ」初回盤特典映像として本編全5話を収録)
- 七つまでは神のうち(2011年8月20日公開、監督・脚本:三宅隆太、出演:日南響子、飛鳥凛、藤本七海、霧島れいか、ほか)
- 劇場版 SPECシリーズ - 鹿浜歩 役
- 劇場版 SPEC〜天〜(2012年)
- 劇場版 SPEC〜結〜 漸ノ篇 / 爻ノ篇(2013年11月連続公開)
- PIECE〜記憶の欠片〜(2012年9月1日、東映) - 狩屋青二 役
舞台
- 一連の夢の遊眠社作品
- 美男ですね(2011年) - 安藤弘
- テキサス -TEXAS-(2012年)
バラエティ
- 『紳助のとんでもいい夢』(日本テレビ) 「さすらいのスカウトマン」コーナー担当
- 『紳助の人間マンダラ』(関西テレビ) 「モテナイくん」コーナー担当
- 『熱血ハイテンション』(関西テレビ)
- 『熱血!島田学校』(TBS系)
- 『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)
- 『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ)
- 『笑っていいとも!』(フジテレビ)1985年10月〜1986年12月まで水曜日に出演
- 『土曜スペシャル』(2008年4月、テレビ東京)
- 『田舎に泊まろう!』(2005年9月、2008年9月 テレビ東京)※2008年は福井県小浜市を訪ねたが、ロケの時期がお盆と重なったため、お泊り交渉が難航。番組史上最も遅い夜の23時過ぎまでかかった。