東京交響楽団

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公益財団法人東京交響楽団(とうきょうこうきょうがくだん、テンプレート:Lang-en)は、日本のプロオーケストラ。略称は東響(とうきょう)。本拠地は神奈川県川崎市ミューザ川崎シンフォニーホール日本オーケストラ連盟正会員。

沿革

1946年東宝交響楽団として設立され、1951年に東京交響楽団と改称した。1964年TBSとの専属契約を打ち切られる等の理由で経営が破綻し、財団法人を解散、楽員管理による自主運営のオーケストラに改組して再出発した。その後、1980年に財団法人として再び認可を受けた。1988年からはすかいらーくがスポンサーを務めている。

歴代の指揮者には近衛秀麿上田仁アルヴィド・ヤンソンスなどがおり、1964年から2004年まで秋山和慶が初代音楽監督及び常任指揮者を務めた。2007年6月現在、桂冠指揮者に秋山和慶、第2代音楽監督にユベール・スダーン、常任指揮者に大友直人、正指揮者に飯森範親を擁する。

日本を代表する交響楽団としてこれまで19カ国64公演を行ったほか、全国各地で数々の公演を行っている。また全国2か所のホール施設で、フランチャイズ・オーケストラとして定期演奏会を行っている。2002年に神奈川県の川崎市とフランチャイズ契約を結び、2004年7月に開館したミューザ川崎シンフォニーホールで、また1998年新潟市と準フランチャイズ契約を結び、同年開館の新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)でそれぞれ年数回定期公演を行っている。また『題名のない音楽会』(東京12チャンネルテレビ朝日)は、元々TBSとの契約を打ち切られテレビ出演がなくなった同楽団に活躍の場を与えるために作られた番組であり、同楽団は現在も番組に出演を続けている。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の被害により、本拠地のミューザ川崎シンフォニーホールは2013年3月31日までの約2年間利用できなくなった。この間、川崎市教育文化会館昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ[1]洗足学園音楽大学前田ホール[2]などで代替公演を実施した。

年に約3ヶ月間、新国立劇場のオーケストラ・ピットにおける演奏を担当している。

東京交響楽団専属アマチュア合唱団の東響コーラス(1987年9月11日創立)がある。

2002年より、サントリーホールこども定期演奏会を行っている。

指揮者

現在

音楽監督

桂冠指揮者

常任指揮者

正指揮者

首席客演指揮者

クリエイティブ・アドヴァイザー/教育音楽・音楽普及担当

歴代

著名な団員

第九と四季

毎年年末には特別演奏会として、ベートーヴェン作曲の第九と、ヴィヴァルディ作曲のヴァイオリン協奏曲集『四季』の一部を演奏している。

映画音楽の演奏

外部リンク