朴セリ

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朴 セリ(パク・セリ、1977年9月28日 - )は、大韓民国出身の女子プロゴルファーである。 名前のセリ(세리)は、ハングルによる表記のみで本来は漢字表記がない(日本人の仮名表記の名前のようなものである)。ただし、中国語の文章では「世莉」の字が宛てられており、日本でも、これがセリの漢字表記だとして紹介されることがある。

人物・来歴

身長165cm。13歳の時からゴルフを始める。1998年にプロ入りし、いきなり全米女子オープンにて「20歳9ヵ月」での史上最年少優勝を果たし、韓国人では初の快挙となった。同年、全米女子プロゴルフ選手権でも優勝し、年間2冠を獲得した。2001年全英女子オープンで初優勝、キャリア3冠王となる。2002年に全米女子プロゴルフ選手権で4年ぶり2度目の優勝を果たし、女子ゴルフメジャー大会で通算4勝目を挙げた。

2005年度は不振に悩み、全米女子プロゴルフ選手権で予選落ちしたことから、メジャー大会での連続予選通過記録が「27」で止まった。しかし2006年の全米女子プロゴルフ選手権では最終日に追い上げを見せ、8 アンダーパー(-8, 280ストローク)で並んだカリー・ウェブとのプレーオフを制した。これで朴セリは同選手権で4年ぶり3度目の優勝を飾り、女子ゴルフメジャー大会では5勝目となった。この大会では、1打差の3位に宮里藍が入っている。

朴セリの活躍に刺激されて、韓国人のプロゴルファーでも世界的に活躍する選手が増えてきた。2004年クラフト・ナビスコ選手権ではグレース朴が優勝するなど、ゴルフ界において韓国勢の層が厚くなっている。

メジャー大会優勝

外部リンク

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