本千葉駅

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本千葉駅 (ほんちばえき) は、千葉県千葉市中央区長洲一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線である。

蘇我駅より乗り入れる内房線の列車も利用できる。

歴史

当駅が開業したのは1896年明治29年)と国内でも早い部類に属しており、その開業は房総鉄道によるものである。開業当初は寒川駅(さむかわえき)と称していたが、1902年(明治35年)に本千葉駅に改称された。

房総鉄道は1907年(明治40年)に国有化され、当駅はその後房総線、房総東線をへて、1972年昭和47年)には外房線の駅となった。開業当初は京成電鉄千葉中央駅付近に位置していたが第二次世界大戦中に少なからず被害を受け、戦後復興の一環として移転した。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ高架駅で、駅舎は高架下にある。

千葉駅管理の直営駅で、みどりの窓口設置駅。2007年12月より、コンコース階とホーム階を結ぶエレベーターエスカレーターが稼働している。

当駅付近を、京成千原線が平行して走っているが、京成千原線には駅は設置されていない。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color外房線 下り 大網茂原勝浦方面
テンプレート:Color内房線 五井木更津館山方面
2 テンプレート:Color外房線
テンプレート:Color内房線含む)
上り 千葉東京方面
  • 実際の2番線の案内サインについては、誤乗防止のためか路線名を省いて表記される。千葉駅からの直通先である「総武線(快速)」の表記もない。
  • ホーム蘇我寄りは構造上、幅員が狭くなっている。

利用状況

2012年度の1日平均乗車人員は9,341人(前年度比103.0%)である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 6,920
1991年 7,443
1992年 7,881
1993年 8,124
1994年 8,191
1995年 7,866
1996年 7,608
1997年 7,435
1998年 7,384
1999年 7,010
2000年 7,037
2001年 7,338
2002年 7,575
2003年 7,622
2004年 7,814
2005年 7,881
2006年 7,939
2007年 7,985
2008年 8,146
2009年 8,469
2010年 8,643
2011年 9,069
2012年 9,341

駅周辺

千葉市の中心部である。千葉県庁や千葉地方裁判所などは千葉駅付近ではなく当駅の北東側にある。

東口(市場町・長洲・末広・亥鼻・葛城)

西口(長洲・寒川・港町)

バス路線

小湊鐵道バスによって運行されており、バス停は駅前の道路上にある。

発着路線

乗り場 経由地 行先
本千葉駅 県庁前 JR千葉駅
京成千葉中央駅
蘇我駅西口・塩田営業所前・浜野駅前 八幡宿駅西口
蘇我駅西口・塩田営業所前 浜野
蘇我駅西口・浜野駅東口・ちはら台駅入口・喜多 ロングウッドステーション
蘇我駅西口・浜野駅東口・ちはら台駅入口 喜多
宮崎公民館 大厳寺

隣の駅

東日本旅客鉄道
テンプレート:Color外房線・テンプレート:Color内房線(内房線は蘇我駅まで外房線)
テンプレート:Color快速・テンプレート:Color普通(各駅停車)
千葉駅 - 本千葉駅 - 蘇我駅

脚注・出典

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:外房線

テンプレート:内房線
  1. 「停車場改称」『官報』1902年1月28日(国立国会図書館デジタル化資料)
  2. 『本千葉駅に快速停車へ 12月めどホーム延伸 東京直通増発に備え』 - 千葉日報 2010年5月13日
  3. テンプレート:PDFlink