日光宇都宮道路

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日光宇都宮道路(にっこううつのみやどうろ)は、栃木県宇都宮市東北自動車道 宇都宮ICから、栃木県日光市清滝ICへ至る一般有料道路自動車専用道路)である。

栃木県道路公社管轄の一般有料道路であり、宇都宮IC-日光IC間は国道119号、日光IC-清滝IC間は国道120号のそれぞれバイパスである。愛称は「日光道(にっこうどう)」。

現時点では日光IC-清滝IC間の1区間のみ暫定2車線であり、残りの区間はすべて4車線で開通している。

事後的に、日光宇都宮道路の路線名で地域高規格道路の計画路線に指定されている。

概要

  • 起点 : 栃木県宇都宮市徳次郎町
  • 終点 : 栃木県日光市清滝桜ヶ丘町
  • 総延長 : 30.7km
  • 料金徴収期間 : 2022年3月2日

インターチェンジなど

  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。なお、未開通のIC/JCT名は仮称である。
  • IC : インターチェンジ、PA : パーキングエリア、TB : 本線料金所
IC番号 施設名 接続路線名 宇都宮から
(km)
備考 所在地
国道119号宇都宮北道路小山栃木市国道4号方面
10 宇都宮IC 東北自動車道 0.0 宇都宮市
1 徳次郎IC 国道293号 1.6 日光今市方面は入口のみ
宇都宮方面は出口のみ
- 石那田IC 予定
2 大沢IC/TB 県道110号下野大沢停車場線 11.2 日光市
2-1 土沢IC 国道121号国道352号板橋バイパス 15.4
3 今市IC 県道70号宇都宮今市線
国道121号
19.8
- 日光口PA 22.2
4 日光IC/TB 24.7 本線料金所を併設
5 清滝IC 国道120号 30.5
- 清滝I.C交差点 国道120号 30.7

歴史

※土沢ICは当初3月26日開通予定であったが東北地方太平洋沖地震の緊急輸送等に活用すべく1日前倒しでの開通となった。

最高速度

  • 宇都宮IC-日光IC : 80km/h
  • 日光IC-清滝IC : 60km/h

※ なお、自動車専用道路のため、125cc以下の二輪車の通行は不可。

道路管理者

日本道路公団建設・運営していた当路線は同公団の民営化に絡み、30年間の償還期間を前に2005年6月28日午前0時、管理・運営が栃木県道路公社へ移管された。栃木県への譲渡価格は21億8000万で、完成時期は未定だが日光市土沢と宇都宮市石那田町の計2ヶ所に新しいインターチェンジを設置する予定である(日光市土沢については土沢ICとして2011年3月25日に供用開始した)。

通行料金など

2007年2月22日14:00(JST)から、4ヶ所の料金所ETCを設置した。料金体系は5月-11月の通常期料金と12月-4月の閑散期割引料金に分け、通常料金を旧料金の半額程度に設定し、施設管理や新インターチェンジ設置資金などを料金収入によって賄うため、もともと2006年12月24日までの予定であった料金徴収期間は、2022年3月2日までに延期された。

料金徴収は、大沢TBまたは大沢ICと、日光TBまたは日光ICで行われる。

車種区分 大沢TB 大沢IC 日光TB 日光IC
宇都宮IC・徳次郎IC-土沢IC 宇都宮IC・徳次郎IC-大沢IC
大沢IC-土沢IC
今市IC-清滝IC 今市IC-日光IC
日光IC-清滝IC
通常料金 二輪車
軽自動車
普通車
300円 200円 150円 100円
障害者 150円 100円 80円 50円
大型車 450円 300円 220円 150円
特大車 1,050円 700円 520円 350円
閑散期(12月 - 4月)割引料金
ETC通勤時間帯等(17時 - 翌朝9時)割引料金
二輪車
軽自動車
普通車
200円 100円 150円 100円
(障害者) 100円 50円 80円 50円
大型車 300円 150円 220円 150円
特大車 700円 350円 520円 350円

なお、2011年3月25日に開通した土沢IC~今市IC間は途中に料金所及び本線料金所が無く、日光道において唯一無料で走行できる区間である。

交通量

2005年度(平成17年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)

  • 栃木県日光市平ケ崎(琴平架道橋) : 7,555

関連項目

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外部リンク

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