新関門トンネル

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テンプレート:Infobox tunnel 新関門トンネル(しんかんもんトンネル)は、山陽新幹線新下関駅 - 小倉駅間にある海底トンネル関門海峡を横断する交通機関では最も新しいものである。

1975年3月の開通当時は日本一長い鉄道トンネルであった。山陽新幹線または東海道・山陽新幹線系統のトンネルでは最長のトンネルでもある。

概要

建設にあたっては高速運転を実現するためにルートの抜本的な見直しが行われ、本州側・九州側とも内陸側から緩やかに潜り、かつ海底部が最狭となる下関市壇ノ浦と北九州市門司区和布刈の間で関門海峡を通過する線形となっている。このため、全長は在来線の関門トンネルの5倍以上となっているにもかかわらず、海底区間は関門トンネルより短い(関門トンネルは全長3.6km、うち海底部1140m)。

地上部分では終点より約100m程度下関寄りの上富野2丁目には土被りがなく、覆工コンクリートが露出している区間があるので、トンネル全体でいえば最小土被りは0mとなる。

なお,このトンネルの中間点から約1.8㎞新下関寄りに新幹線1000キロポストがある。これは国内唯一の1000キロポストである。

沿革

関連項目

テンプレート:海底トンネル