東京都道・埼玉県道4号東京所沢線

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ファイル:新宿大ガード0001.JPG
新宿大ガード西交差点
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北原交差点。本路線は左側から斜め右。右奥が新宿方向

東京都道・埼玉県道4号東京所沢線(とうきょうとどう・さいたまけんどう4ごう とうきょうところざわせん)は、東京都新宿区から埼玉県所沢市に至る主要地方道である。全線のほとんどは東京都内に所在する。

路線データ

  • 起点:東京都新宿区(新宿三丁目交差点)
  • 終点:埼玉県所沢市(金山町交差点)
  • 路線延長
    • 東京都区間 24,870m(実延長、2013年4月1日現在)[1]
    • 埼玉県区間 3,351m(実延長、2010年4月1日現在)[2]

路線状況

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東京23区

新宿大ガード東交差点から西は多摩地域に位置する西東京市の北原交差点(新青梅街道交点)まで東京都道5号新宿青梅線と重複する。西新宿の超高層ビル街の北縁を西進し、神田川を淀橋で渡ると中野区に入る。橋上は東京都道302号新宿両国線支線との交点となっている。なお、西新宿から淀橋の先に掛けて自動車専用高架橋が建設される予定であるが、時期は未定である[3]。淀橋から先は数百mの間は広い中央分離帯が設置された上下7車線程度の広幅員となり、中野坂上で山手通りと交わった後は、しばらく上り3車線・下り2車線+停車帯となる。

杉並区に入り高円寺陸橋で環七と交差、東京メトロ丸の内線新高円寺駅付近に位置する五日市街道入口交差点で、多摩地域を横断する主要地方道の一つである五日市街道と分かれ、天沼陸橋でJR中央線をオーバーパスし、杉並区の中心繁華街である荻窪に達する。荻窪駅を過ぎるとしばらくは自動車・歩行者ともに飽和状態の繁華街を通過するが、環八を過ぎると再び上り3車線・下り2車線+停車帯に戻り、周辺の街並みも住宅街へ変化するが、荻窪以東とは違い、緑も多くなり武蔵野の面影を目にする機会も出てくる。日産自動車荻窪工場跡を右側に、また善福寺池公園が左側沿線に近い。井草八幡前で早稲田通りと合流する。

練馬区に入ってからも町並みは連続しているが、関町一丁目交差点で千川通りが合流、関町交番前で吉祥寺、北裏交差点で三鷹へ向かう道が分岐する。西東京市境となる東伏見四丁目交差点で分岐する道は五日市街道への連絡路となる。この辺りは武蔵野市との境目にも近い。

多摩地域

西東京市に入っても練馬区内同様の道幅であるが次第に高層の建物が減少する。東伏見坂上から下り勾配となり、東伏見交差点に達する。東伏見では都市計画道路の調布保谷線が交差、また西武柳沢駅方向へ向かう旧道が合流する。この交差点北側には東伏見稲荷神社があり、沿道にはラーメン店が点在する。東京ガス保谷整圧所のガスタンクを過ぎると車線数が片側3車線から2車線へと減少しながらカーブを描き、西武新宿線と交差。交差地点のすぐ先にある交差点は富士街道の終点となる。

次の田無町一丁目交差点で青梅街道は左側の細い旧道に別れ(路線名称も東京都道5号新宿青梅線になる)田無の町中へと入ってゆくが、当路線はここより「所沢街道」と名称を変えて直進する。北原交差点までは青梅街道と新青梅街道を連絡を兼ねて片側2車線が続く。その間に武蔵境(武蔵境通りのバイパス)およびひばりが丘を結ぶ道(谷戸新道)との田無町三丁目交差点。以前はその西側にある武蔵境通り(旧道)との交点に信号がありここでひばりが丘・武蔵境両方向へ向かうことができたが現道が出来てからは旧道への出入りは下り車線からのみ可能。旧道を進むと田無駅に達する。

北原交差点では左カーブで合流する新青梅街道への流動が大きくこちらのほうがメインであるが、当路線は新青梅街道を横切る形で直進し片側1車線の道へと入ってゆく。右側に東大農場がある。六角地蔵尊交差点では当路線は斜め左へ進む(直進する市道はひばりが丘団地へ出る)。東久留米市に入ると右側にイオンモール東久留米があり、その入口となる南町四丁目交差点から南側には当路線のバイパスとなる道(新所沢街道、都市計画道路東村山3・4・11号保谷東村山線)がある。新所沢街道は前沢南交差点まで都道、それ以遠は市道となり、東村山市内は都の整備で一部区間が開通している。

住宅地や雑木林の中をカーブを描きながら北西へ進み、小金井街道、新小金井街道と交差したのち東村山市に入る。右手には全生園の敷地が続き、その先でJR武蔵野線が半地下で交差し、右へ進むと新秋津駅がある。秋津町三丁目交差点で本路線は左折する。直進する道は東村山市道「旧所沢街道」でそのままいけば所沢駅の東側に出る。右は志木街道となり清瀬市方面へ通じる。左折し少し進み久米川交差点でこんどは右折する。直進する道は府中街道となり、東村山市の中心部へと向かうことができる。右折した本路線は柳瀬川の谷へ向かって下り坂となり、川を渡ると埼玉県所沢市へ入る。

埼玉県

所沢市に入ると谷を上り、西武新宿線を陸橋で交差、右カーブを描いて勾配を下りその先で築堤上を走行する西武池袋線と交差。東住吉交差点で直進すると所沢駅の西側へ出るが、本路線はここで左へ進み、金山町交差点で終点となる。この交差点を左にいくと西所沢駅へ出る。 テンプレート:節stub

バイパス等

所沢入間バイパス(小手指バイパス)暫定区間
  • 起点:埼玉県所沢市(岩崎交差点)
  • 終点:埼玉県所沢市(大六天交差点)
新所沢街道暫定区間
  • 起点:東京都東村山市(多摩北部医療センター西交差点)
  • 終点:東京都東久留米市(都道5号新宿青梅線枝線交点)

通称

  • 明治通り(新宿三丁目交差点 - 新宿五丁目交差点)=東京都通称道路名設定公告(1962年4月25日)整理番号3
  • 靖国通り(新宿五丁目交差点 - 新宿大ガード東交差点)=東京都通称道路名設定公告(1962年4月25日)整理番号18
  • 青梅街道(新宿大ガード西交差点 - 田無町一丁目交差点)=東京都通称道路名設定公告(1962年4月25日)整理番号17
  • 所沢街道(田無町一丁目交差点 - 金山町交差点)=東京都通称道路名設定公告(1963年6月18日)整理番号68
所沢入間バイパス暫定区間
  • 所沢入間バイパス(岩崎交差点 - 大六天交差点)

重複区間

地理

通過する自治体

接続する道路

東京都

※支線(新所沢街道、都市計画道路東村山3・4・11号保谷東村山線)

  • 東京都道5号新宿青梅線(支線、東京都東久留米市、都市計画道路東村山3・4・18号[4])名称なし交差点
  • 東京都道15号府中清瀬線(小金井街道、東京都東久留米市)前沢南交差点。以遠は東村山市境まで東久留米市道
  • 東京都道226号東村山清瀬線(東京都東村山市[5])多摩北部医療センター西交差点
埼玉県

※所沢入間バイパス(小手指バイパス)暫定区間

  • 埼玉県道55号所沢武蔵村山立川線(埼玉県所沢市)岩崎交差点
  • 国道463号(埼玉県所沢市)大六天交差点
  • 埼玉県道179号所沢青梅線(埼玉県所沢市)大六天交差点

沿線の主な施設

東京都

新宿駅付近から荻窪駅の手前までの地下を東京メトロ丸ノ内線が通っている。

埼玉県

脚注

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関連項目

テンプレート:Sister

  • テンプレート:Cite book
  • テンプレート:Cite web
  • [1]
  • 東村山3・4・18号線開通! - 東京都報道発表資料 2013年2月28日
  • 東村山3・4・11号保谷東村山線の事業に着手します。 - 東京都報道発表資料 2012年12月7日