戸袋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ファイル:Nagasaki-Dejima-1739.jpg
雨戸を収納する戸袋。奥行をもたせ、複数枚の雨戸が収納できる。

戸袋(とぶくろ)とは、引き戸において、を開けたときに戸が収納される場所のことである。部屋の外側からも内側からも戸をあけた状態では戸が見えない、名前のとおりの状であることが多いが、部屋の内側からは戸が見える簡易なものもある。引き戸と同じ仕組みの窓をあけたときの収納場所も戸袋という。

戸袋の目的

扉や窓を開けた際の収納箇所となる。建築物では開けられた扉や窓を隠す見栄えの面から、車輌ではそれに加え、混雑時の開閉の際、車体の内外の乗客や構造物に干渉しない点も重視されている。ただし、自動ドアなどでは、開動作時の引き込まれ事故への対策は必要となる。

関連項目