成城学園前駅

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テンプレート:駅情報 成城学園前駅(せいじょうがくえんまええき)は、東京都世田谷区成城六丁目にある、小田急電鉄小田原線である。

駅構造

島式ホーム2面4線が地下(実際は掘割、以下同じ)、駅舎が地上にある地下駅。2013年3月23日に東北沢・下北沢・世田谷代田の三駅が地下化されるまでは、小田急電鉄の途中駅で唯一の地下駅でもあった。複々線区間のほぼ中間に位置し、当駅では終日緩急接続が実施される。

喜多見駅寄りに車両基地喜多見検車区)があり、当駅から出入庫線が繋がっている。そのため当駅始発や終点の駅になる列車がある

成城学園前駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先
1 テンプレート:Color小田原線 下り(緩行線) 小田原箱根湯本藤沢片瀬江ノ島唐木田方面
2 下り(急行線)
3 上り(急行線) 新宿千代田線方面
4 上り(緩行線)

※下り梅ヶ丘 - 登戸間、上り向ヶ丘遊園 - 梅ヶ丘間の急行線・緩行線は原則として以下の通り使い分けられている。

〔急行線〕

テンプレート:Color特急ロマンスカー・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color多摩急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急が走行する。

〔緩行線〕

テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color各駅停車が走行する。

配線図

テンプレート:駅配線図

駅設備

駅入口から改札口までは段差がない。改札階と各ホーム階は段差があるため、これを連絡する上下のエスカレーターエレベーターが各ホームに1基ずつ設置されている。各ホームに階段は2か所ある。

待合室は各ホームに1室ずつある。

ユニバーサルデザインで、車椅子使用者や人工排泄器保有者が使用可能な多目的トイレが3か所ある。ベビーベッドなども設置されている。

利用状況

2012年度の1日平均乗降人員84,737人である[1]

開業以来の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員推移[2][3]
年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員
1928年(昭和テンプレート:03年) 2,419
1930年(昭和テンプレート:05年) 3,629
1935年(昭和10年) 3,905
1940年(昭和15年) 6,163
[5]1946年(昭和21年) 14,543
1950年(昭和25年) 16,617
1955年(昭和30年) 21,335
1960年(昭和35年) 29,677
1965年(昭和40年) 47,021
1970年(昭和45年) 57,871
1975年(昭和50年) 70,564
1980年(昭和55年) 83,206
1985年(昭和60年) 89,176
1990年(平成テンプレート:02年) 95,271 48,773
1991年(平成テンプレート:03年) 49,735
1992年(平成テンプレート:04年) 49,419[6]
1993年(平成テンプレート:05年) 49,619[7]
1994年(平成テンプレート:06年) 49,225[8]
1995年(平成テンプレート:07年) 93,990 48,607[9]
1996年(平成テンプレート:08年) 47,904[10]
1997年(平成テンプレート:09年) 97,306[11] 47,115[12]
1998年(平成10年) 46,205[13]
1999年(平成11年) 44,579[14]
2000年(平成12年) 85,386 43,115[15]
2001年(平成13年) 83,614 41,977
2002年(平成14年) 82,239 41,205
2003年(平成15年) 81,506 40,761
2004年(平成16年) 79,284 40,538
2005年(平成17年) 77,911 39,846
2006年(平成18年) 80,311 41,127
2007年(平成19年) 83,805 42,696
2008年(平成20年) 84,440 42,841
2009年(平成21年) 84,365 42,758
2010年(平成22年) 84,182 42,615
2011年(平成23年) 83,142 42,072
2012年(平成24年) 84,737 42,825

駅周辺

テンプレート:See also 当駅の周辺、特に北口では成城五丁目、同六丁目あたりは高級住宅街が広がっている。

平日と土曜の朝方は周辺の学校に通学する学生・生徒や通勤者で混雑が激しい。

駅ビル成城コルティは2006年9月29日に営業を開始した。

中央口

北口

南口

西口

バス路線

南口に「成城学園前駅南口」、西口に「成城学園前駅西口」停留所がある。過去に北口に「成城学園前駅北口」停留所があったが西口広場整備工事により西口へと移動になった。


成城学園前駅南口・成城学園前駅

ファイル:Seijōgakuen Mae South Bus Stop.jpg
成城学園前駅南口バス乗り場

小田急バス・東急バスの路線が発着する。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者
1番 渋24 農大前上町三軒茶屋 渋谷駅 テンプレート:Color小田急(狛江営業所)
テンプレート:Color東急弦巻営業所
2番 都立01 都立大学駅北口 テンプレート:Color東急(弦巻営業所)
用06 用賀駅 テンプレート:Color東急(瀬田営業所
等12 用賀駅 等々力操車所
3番 玉07 砧中学校下・鎌田・吉沢 二子玉川駅 テンプレート:Color小田急(狛江営業所)
テンプレート:Color東急(瀬田営業所)
砧中学校下・鎌田・吉沢・中耕地(朝のみ運行)
出入庫 砧中学校下 狛江営業所 テンプレート:Color小田急(狛江営業所)

成城学園前駅西口

ファイル:Seijōgakuen Mae West Bus Station.jpg
工事前の駅西口バス乗り場(のりば1)

小田急バスの路線が発着する。

南口発の渋24・玉07系統は西口終着となっている。

  • 1番乗り場
  • 2番乗り場
    • 成01 神代団地行(中央電通学園経由)
    • 出入庫 狛江営業所行(中央電通学園経由)
  • 3番乗り場
    • 降車場
  • 4番乗り場
    • 降車場
  • 5番乗り場

歴史

駅名の由来

財団法人成城学園」の要請を受ける形で駅を設置したことから「成城学園前」となる[16]

駅構造の変遷

  • 1932年(昭和7年) - 橋上駅舎化(小田急初の橋上駅舎)。複々線化工事前は島式ホーム2面4線の地上駅(橋上駅舎)であった。複々線化工事の進展に伴い上り1面2線・下り1面1線になる。
  • 2002年(平成14年)
    • 3月23日 - 上り待避線使用停止。
    • 3月31日 - 下り線地下化。
    • 6月16日 - 上り線地下化。プラットホームが地下の島式1面2線となる(現在の下り線用ホームを使用)。
  • 2004年(平成16年)
    • 5月23日 - 上り1面2線(上りは2線化)、下り1面1線となる。
    • 9月26日 - 複々線化が完了し島式2面4線となる。
  • 2005年(平成17年)4月11日 - 西口開設。
  • 2006年(平成18年)9月29日 - 駅ビル「成城コルティ」完成。

隣の駅

テンプレート:Color小田急電鉄
小田原線
テンプレート:Color快速急行
通過
テンプレート:Color急行(平日の朝・夜の時間帯、東京メトロ千代田線直通列車)・テンプレート:Color準急(上り平日朝方ラッシュ時)
下北沢駅 (OH 07) - 成城学園前駅 (OH 14) - 登戸駅 (OH 18)
テンプレート:Color多摩急行・テンプレート:Color急行(平日の日中、土休日)・テンプレート:Color準急
経堂駅 (OH 11) - 成城学園前駅 (OH 14) - 登戸駅 (OH 18)
テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color各駅停車
祖師ヶ谷大蔵駅 (OH 13) - 成城学園前駅 (OH 14) - 喜多見駅 (OH 15)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister

外部リンク

テンプレート:小田急小田原線
  1. 1日平均乗降人員 2014年2月15日閲覧
  2. 東京都統計年鑑
  3. 世田谷区の統計書 - 世田谷区
  4. 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  5. 1945年度は資料なし
  6. 東京都統計年鑑(平成4年)
  7. 東京都統計年鑑(平成5年)
  8. 東京都統計年鑑(平成6年)
  9. 東京都統計年鑑(平成7年)
  10. 東京都統計年鑑(平成8年)
  11. 当駅の乗降人員最高値年度
  12. 東京都統計年鑑(平成9年)
  13. テンプレート:PDFlink
  14. テンプレート:PDFlink
  15. 東京都統計年鑑(平成12年)
  16. テンプレート:要出典範囲