府中鉄道部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

府中鉄道部(ふちゅうてつどうぶ)は広島県府中市府中駅構内にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道部の一つである。

概要

ローカル線の活性化と効率的な鉄道運営ができるように1991年4月1日から鉄道部制度を導入し、福塩線福山駅(構内のぞく) - 府中駅間を府中鉄道部が運営するように改められた[1]

岡山支社が管轄していたが、のちにせとうち地域鉄道部に統合され廃止された。

所属車両の車体に記されていた略号

岡山支社の略号である「岡」と、府中の電報略号「フチ」から構成された「岡フチ」であった。

所属車両

前身は府中電車区で、府中鉄道部となった後もしばらく105系が配置されていたが、岡山電車区に転属し廃止時には車両配置がなくなっていた。

乗務員乗務線区

  • 福塩線:福山駅 - 府中駅間
    • 2003年の管轄移管までは、福塩線府中駅 - 塩町駅間と芸備線塩町駅 - 三次駅間も担当していた。

歴史

  • 1991年(平成3年)4月1日:鉄道部制度開始に伴い、第2次鉄道部として発足[1]
  • 2003年(平成15年)3月23日:府中駅(構内のぞく) - 塩町駅(構内のぞく)間が、広島支社三次鉄道部に移管。
  • 年月日不明:鉄道部制見直しに伴い、せとうち地域鉄道部に統合される形で廃止。乗務員基地部門は同鉄道部の糸崎乗務員センター府中派出に改組された。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist


テンプレート:西日本旅客鉄道岡山支社

  1. 1.0 1.1 『JR気動車客車編成表』'92年版 ジェー・アール・アール ISBN 4-88283-113-9