川本町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

川本町(かわもとまち)は、島根県邑智郡にあるである。県内で唯一「まち」と読む。島根県中部の山間部に位置し、町域を流れる江の川の水運により古くから栄えた町でもある。町内の島根県立川本高等学校(現在の島根県立島根中央高等学校)が全日本吹奏楽コンクールで優勝、金賞を飾ったことから、「音楽の町」を宣言している。

地理

  • 中国山地の中に位置するため地形が険しい。
  • 江の川が町を縦貫している。

隣接する自治体

歴史

江戸時代は石見銀山の影響により天領となっていた。明治時代になると邑智郡役所が設置され、この地域一帯の中心地となった。

  • 1872年 邑智郡役所が置かれる。
  • 1876年 島根県に属すことになる。
  • 1927年 町制施行。
  • 1934年 三江線が町内に伸びてくる。
  • 1955年 川本町・川下村・三谷村・三原村・邇摩郡大代村が合併して川本町になる。
  • 1956年 祖式村の三大字地区が川本町に編入される。
  • 1957年 大代地区(旧大代村(旧大家村、旧八代村)他)が分離して大田市に編入。現在の川本町になる。
  • 1972年 水害で1497戸浸水(昭和47年7月豪雨)
  • 2002年 邑智町大和村と邑東合併推進協議会を設立。
  • 2003年 邑東合併推進協議会から脱退。

参考文献;[1]

行政

国・県の行政機関

  • 島根県川本合同庁舎  
    • 西部県民センター県央事務所川本駐在
    • 西部農林振興センター県央事務所
    • 県央県土整備事務所
  • 中国地方整備局浜田河川国道事務所 川本出張所
  • 島根労働局川本公共職業安定所(ハローワーク川本)
  • 島根森林管理署川本森林事務所
  • 川本区検察庁
  • 川本警察署

経済

産業

2000年10月1日の統計によると川本町では第1次産業就業者数が382人、第2次産業就業者数が551人、第3次産業就業者数が1,524人である。

姉妹都市・提携都市

地域

人口

テンプレート:人口統計

教育

島根県立川本高等学校が、2007年4月に美郷町の島根県立邑智高等学校と統合して新設された。

交通

主要な交通路は何れも江の川に沿っている。江の川が削ってできた僅かな土地に道路や鉄道を通すのである。

鉄道

江の川に沿って西日本旅客鉄道三江線が走っている。列車本数は一日数往復しかない。中心駅は石見川本である。

バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光

温泉

お祭り

  • 夏祭り「ええなあまつりカワモト」(7月下旬または8月上旬)
  • 音楽芸能祭(12月上旬)
  • 産業祭(10月下旬)

コンサート・コンベンション施設

その他

郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月16日の再編に伴い、変更された。

外部リンク

テンプレート:Sister テンプレート:Navbox