島村渡船

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島村渡船(しまむらとせん)は利根川によって分断されている群馬県伊勢崎市境島村地区(旧佐波郡境町島村)内を結ぶ渡船である。

概説

島村地区は河川改修などによる流路変更によって地区の真ん中を利根川が貫流しており、付近にがないことから住民の交通の便のために運航されている。運賃は無料である。自転車も荷物として持ち込める。現代においては利用者は多くない。

使用されている船は川舟タイプの船で、エンジンも装備されており基本的にはエンジンを使って進むが、船着場付近ではを使用する。付近は河川敷が広く、堤防から船着場まで両岸とも250メートルから300メートルある。

もとは群馬県道295号新地今泉線代替の渡船であり、群馬県営であったが伊勢崎市(以前は境町)に運航が委託されていた。2012年4月1日に当該区間が県道から伊勢崎市道に移管されたため、渡船も運営主体が伊勢崎市に替わった。

2011年の台風6・12・15号の影響で河床が浅くなり欠航であったが、航路改修を終え3月25日に運航を再開した[1]

毎年5月の第3日曜日には「島村渡船フェスタ」が開催される。

運航時間

  • 午前8時30分 - 午後5時(随時運航)
  • 昼休み(12時 - 13時)および河川の増水や風速8m以上の強風など運航に支障きたす場合は欠航となる。

脚注

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  1. 利根川の島村渡船 - 朝日新聞デジタル

関連項目

外部リンク

テンプレート:利根川の橋

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