峰山駅
峰山駅(みねやまえき)は、京都府京丹後市峰山町にある、北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津線の駅。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、列車交換が可能な橋上駅である。自動券売機設置。1番のりばが単式ホーム、2・3番のりばが島式ホームである。駅舎は、丹後ちりめん発祥の地ということで、機織り機をモチーフとしたものとなっている。
窓口では硬券の入場券・乗車券(タンゴ線内・JR線直通)・自由席特急券(京都からの乗継割引含む)を購入することが可能。窓口に常備されていないきっぷ類は補充券を発行する。
KTR線内に15駅ある有人駅の一つであるが簡易委託駅であり、早朝と夜間は無人となる。無人時間帯は1番のりば側面の身障者用出入口が常時開放される。
2011年3月に2・3番のりば側に身障者用スロープが完成した。事前予約が必要で、駅営業時間に利用できる[1]。
第3セクターの駅としては珍しく、キヨスクが設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color宮津線 | 下り | 久美浜・豊岡方面 | |
2・3 | テンプレート:Color宮津線 | 上り | 天橋立・宮津・舞鶴方面 | 3番のりばは一部列車のみ |
3番のりばを使って列車の待避や折り返しが可能であるが、定期列車ではそのような運用がなく、3番のりばへ入線するのは線路保守を兼ねたごく一部の上り普通列車のみである。
駅周辺
- 京丹後市役所(旧・峰山町役場)
- 峰山杉谷郵便局
- にしがき駅前店
- ゴダイドラッグ峰山杉谷店
- フレッシュバザール峰山パーク店
- ココカラファイン峰山店
- 京都北都信用金庫峰山中央支店
- 京都銀行峰山支店
- 京都府立峰山高等学校
- 峰山石油
- ファミリーマート峰中前店
- ファミリーマート峰山町杉谷店
- 国道482号
- 京丹後コミュニティ放送
2006年8月には行政や地元経済界などからの要望を受けニッポンレンタカー峰山営業所がオープンした[2]ものの、2009年8月に撤退した。後の2011年12月、ニコニコレンタカー京丹後峰山店がオープンした。[3]
峰山は、丹後ちりめんの発祥の地として知られる。また、元南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の野村克也捕手(後に南海・ヤクルト・阪神・楽天監督)が在籍していた、峰山高校があることでも知られている。
バス
タクシー
- 峰山タクシー
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 279人(1999年度)
- 271人(2000年度)
- 288人(2001年度)
- 411人(2002年度)
- 408人(2003年度)
- 400人(2004年度)
- 384人(2005年度)
- 369人(2006年度)
- 328人(2007年度)
- 252人(2008年度)
- 245人(2009年度)
- 288人(2010年度)
- 309人(2011年度)
- 312人(2012年度)
歴史
- 1925年(大正14年)11月3日 - 国有鉄道が丹後山田駅(現・野田川駅)から当駅まで延長され、開業。
- 1926年(昭和元年)12月25日 - 国有鉄道が網野駅まで延伸開業し、中間駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる。
隣の駅
※特急「はしだて」の隣の停車駅は列車記事を、特急「たんごリレー」の隣の停車駅は路線記事を参照のこと。
関連項目
外部リンク
- KTR峰山駅(路線図・駅舎情報) - 北近畿タンゴ鉄道
脚注
- ↑ 広報きょうたんごおしらせ版 平成23年4月8日発行 5ページ
- ↑ 両丹経済新聞 2006年8月21日号
- ↑ 過去のOPEN情報一覧(ニコニコレンタカー)