岩峅寺駅
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テンプレート:駅情報 岩峅寺駅(いわくらじえき)とは、富山県中新川郡立山町岩峅寺105-4にある富山地方鉄道立山線・上滝線(不二越・上滝線)の駅である。
立山線と不二越・上滝線の接続駅で、急行停車駅である。乗客数は1日およそ500人弱。
構造
- 3面4線の地上駅。1・2番線(対向式ホーム)が立山線のホームで3・4番線(島式ホーム)は不二越・上滝線のホームである。終日有人駅。
- 4番線は立山線と連絡しており、信号機も設置され入線可能であるが、不二越・上滝線のすべての列車はこの駅を起終点駅としている。
- かつては不二越・上滝線から立山線横江方面へ直通する列車も設定されていて、3番線と4番線でも列車の行き違いがなされていた。
- 通路に線路跡がある。寺田駅と同様の配線である。
- 2010年10月16日に運転された16010形中間車の最終運転の臨時列車は、かつて直通列車が入った4番線に到着した。
駅周辺
- アルプス農業協同組合立山支店
- 岩峅寺簡易郵便局
- 立山グリーンパーク吉峰
利用状況
「富山県統計年鑑」によると、2011年度の一日平均乗降人員は390人であった。なお、2002 - 2010年度の乗降人員は以下の通りである。
- 415人(2002年度)
- 428人(2003年度)
- 415人(2004年度)
- 432人(2005年度)
- 442人(2006年度)
- 422人(2007年度)
- 405人(2008年度)
- 379人(2009年度)
- 383人(2010年度)
歴史
- 1921年(大正10年)3月19日 立山鉄道(現 立山線)立山駅が開業。
- 1921年(大正10年)8月20日 富山県営鉄道(現 上滝線)岩峅寺駅が開業。
- 1931年(昭和6年)3月20日 富山電気鉄道が立山鉄道を合併。
- 1936年(昭和11年)8月18日 富山電気鉄道立山駅を廃止して富山県営鉄道岩峅寺駅に乗り入れ。
- 1943年(昭和18年)1月1日 交通大統合により、県営鉄道は富山電気鉄道に譲渡、富山電気鉄道は富山地方鉄道に改称。
- 2007年(平成19年) 映画「劒岳 点の記」のロケに使用される(当時の富山駅として登場)。
隣の駅
- 富山地方鉄道
- 立山線
- 上滝線
- 普通
- 大川寺駅 - 岩峅寺駅
- 普通