岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線

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テンプレート:Mboxテンプレート:Ja Pref Route Sign テンプレート:Ja Pref Route Sign 岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線(おかやまけんどう・ひょうごけんどう96ごう おかやまあこうせん)は岡山県岡山市兵庫県赤穂市を結ぶ主要地方道である。

概要

路線データ

本線

  • 起点:岡山県岡山市中区藤原西町一丁目・百間川橋交差点(国道250号(旧国道2号)交点)
  • 終点:兵庫県赤穂市新田・新田交差点(国道250号交点)
  • 総延長:約44.7km
  • 実延長:約43.9km

別線

沿革

  • 1982年4月1日 建設省(当時)告示第935号により兵庫県道45号・岡山県道1号赤穂和気瀬戸線および岡山県道163号瀬戸宿岡山線の全線、岡山県道37号西大寺山陽線の一部をもって岡山赤穂線を認定することが告示される。
  • 1983年3月25日 岡山県告示第297号により岡山県道1号・兵庫県道45号岡山赤穂線が認定される。
  • 1994年4月1日 岡山県告示第255号により岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線に改称する。
  • 2005年3月7日 沿線に存在した赤磐郡熊山町赤磐市に移行する。
  • 2005年3月22日 沿線に存在した和気郡吉永町備前市に移行する。
  • 2007年1月22日 沿線に存在した赤磐郡瀬戸町が岡山市に編入される。
  • 2008年2月5日 岡山県告示第72号により岡山市北区学南町二丁目 - 岡山市中区中井間の道(一部は岡山県道27号岡山吉井線だった)が本路線に編入され、岡山市中区中井以西では二つ経路が存在するようになる。

路線状況

  • 岡山市中区中井 - 岡山市中区土田間は田園地帯・住宅地の中の狭い道であり、案内も十分ではないため通行は避けたほうが無難。そのため岡山県道219号原藤原線との重用区間では岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線ではなく岡山県道219号原藤原線の県道標識が立てられてその存在が消されていた。
  • 岡山市中区中井 - 岡山市中区土田間を除いては改良が進んでおり、信号や渋滞の比較的多い国道250号・国道2号経由より早く岡山市 - 赤穂市間を往来することができることがある。
  • 将来は2008年(平成20年)2月に区域編入された岡山市北区学南町二丁目 - 岡山市中区中井間の道(別線)が本線になり、現在の本線(岡山市中区藤原西町一丁目 - 岡山市中区中井間)は岡山県道219号原藤原線に移行されるものと思われる。ただし、別線のうちの岡山市中区竹田 - 岡山市中区中井間がいつ開通するかははっきりしていない。

重複区間

  • 岡山県道219号原藤原線(岡山市中区藤原西町一丁目・百間川橋交差点〔起点〕 - 岡山市中区中井・中井交差点間)
  • 岡山県道81号東岡山御津線(岡山市中区土田)
  • 岡山県道254号可真上万富停車場線(岡山市東区瀬戸町万富)
  • 国道374号線(国道484号線重用、和気郡和気町和気)

主な橋梁

本線

  • 小瀬木橋(小野田川)
  • 和気橋(吉井川)

別線

  • 岡北大橋(旭川)

  • 才ノ嵶(岡山市東区藤井 - 岡山市東区瀬戸町宿奥間)
  • 帆坂峠(岡山・兵庫県境)

地理

通過する自治体

  • 岡山県
    • 岡山市(中区 - 東区) - 赤磐市 - 和気郡和気町 - 備前市
  • 兵庫県
    • 赤穂市

接続道路

本線

別線

  • 国道53号(岡山市北区学南町二丁目〔起点〕)
  • 岡山県道27号岡山吉井線(岡山市北区大和町二丁目・大和町交差点)

※この間に未開通区間あり。

  • 岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線本線、岡山県道219号原藤原線、岡山県道384号今在家東岡山停車場線(岡山市中区中井・中井交差点〔終点〕)

並行する旧街道

備前市三石 - 岡山市東区瀬戸町

なお、この区間はJR山陽本線と併走する。

主要施設

本線

別線

名所・旧跡・観光地

  • 幡多廃寺塔跡(岡山市中区赤田〔あこだ〕)
  • 湯迫(ゆば)温泉(岡山市中区湯迫)
  • 雄町の冷泉(岡山市中区雄町)
  • 瀬戸町郷土館(岡山市東区瀬戸町観音寺)
  • 宗堂桜(岡山市東区瀬戸町宗堂)
  • 片上鉄道跡地(和気郡和気町和気、現在はサイクリングロードになっている)
  • 閑谷学校(備前市閑谷)

自然景観

関連項目

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