山本駅 (兵庫県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報

テンプレート:ルビは、兵庫県宝塚市平井一丁目にある、阪急電鉄宝塚本線2003年8月30日以降はすべての列車が停車している。

阪急不動産が開発する宝塚山手台住宅への玄関口である。また、宝塚市内における宝塚本線の駅では宝塚駅に次いで乗降客数が多く、特急快速急行が運転されていた時分にはその停車駅にもなっていた。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅分岐器絶対信号機を持たない停留所に分類される。改札は地下に設置されているが、駅が山裾に位置している関係で、改札は駅南側と同一平面上にあり、駅の真下を市道が通っていることもあって、駅南側からは一見すると高架駅のように見える。

駅の北側には地下駐輪場およびバスやタクシーの発着するロータリーがある。

のりば

1 テンプレート:Color宝塚本線(下り) 宝塚神戸西宮北口仁川今津方面
2 テンプレート:Color宝塚本線(上り) 大阪(梅田)十三箕面京都北千里方面

利用状況

2012年の平日1日平均乗降人員17,919人(乗車人員:9,043人、降車人員:8,876人)である[1]

駅周辺

駅周辺は古くから園芸の街として知られ、駅北口には接ぎ木の技法を確立した坂上頼泰の顕徳碑がある。

バス路線

阪急バス

  • 1のりば
    • 72番(宝塚市内線) 野里循環(口谷東経由)
    • 72番(宝塚市内線) 阪急逆瀬川 行(JR中山寺宝塚市立病院(玄関)・宝塚市役所前経由)
    • 73番(宝塚市内線) 阪急逆瀬川 行(JR中山寺・宝塚市立病院前(国道上・宝塚インター前)・宝塚市役所前経由)
      • 72番は平日に、73番は土曜日曜祝日に運行
  • 2のりば
    • 84番(宝塚山手台線) 山手台芝桜公園前 行(宝塚山手台四丁目経由)
    • 85番(宝塚山手台線) 宝塚山手台四丁目 行
    • 85番(宝塚山手台線) 五月台五丁目→五月台六丁目循環(宝塚山手台四丁目経由)
    • 宝塚すみれ墓苑線 宝塚すみれ墓苑中央(阪急田園バスと阪急バスの共同運行)
      • 宝塚すみれ墓苑線は特定日のみ運行

歴史

開業当初の駅はホームの有効長が2両程度の小さな駅で、3両編成の列車は通過し、2両編成の列車も乗客からの申し出が無ければ通過することになっていた[2]。現在の山本駅は戦時中に旧山本駅と平井駅(ひらいえき)を統合したもので、両駅の中間よりやや平井駅寄りに設置され[3]、所在地も平井となっているが、駅名は山本とされた。そのため、住民の希望により平井が副駅名として括弧書きで記されている。また、旧山本駅の位置にある民家のブロック塀には駅が所在した旨を記したプレートが埋め込まれている。

1989年には宝塚山手台住宅地の開発に合わせて駅の改良が行われ、それまで駅の北側にあった改札が地下化された。


隣の駅

阪急電鉄
テンプレート:Color宝塚本線
テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color普通(準急は梅田行きのみ運転)
雲雀丘花屋敷駅(HK-51) - 山本駅(HK-52) - 中山観音駅(HK-53)

1961年(昭和36年)1月16日までの梅田方の隣の駅は雲雀丘駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Navbox
  1. 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員(上位50位)
  2. 橋本雅夫 『阪急電車 青春物語』、1996年、51頁
  3. 3.0 3.1 阪急電鉄株式会社総務部広報課編 『阪急電車 駅めぐりー空から見た街と駅 宝塚線の巻ー』、1980年、34頁
  4. 阪急阪神ホールディングス株式会社編 『100年のあゆみ 部門史』、2008年、375頁
  5. 2003年に快速急行に格下げ、2006年に急行に統合