小野紀明

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小野 紀明(おの のりあき、1949年10月31日 - )は、京都大学教授。専門は西洋政治思想史法学博士(京都大学、1987年)。東京生まれ北海道育ち。

略歴

略歴は以下の通り[1]

学歴

職歴

恩師

勝田吉太郎に師事。

門下生

ゼミ出身者に芥川賞作家の平野啓一郎。平野と春香の披露宴に主賓として出席した。

エピソード

  • 京都大学法学部で開講されている講座「政治思想史」を担当。ときおり黒板や教壇を叩くといった視覚・聴覚に訴えかける激しい講義スタイルで、狭義の政治思想に囚われない西洋精神史を扱う。政治系にしては珍しく授業を受ける学生数が多いのも特徴である。
  • 現在は初期ハイデガーの政治思想を主たる研究対象とする。
  • 政治思想学会代表理事。
  • 当初は東大文一入学を目指し駿台予備校お茶の水校で浪人していたが、途中で京大法学部へと志望を変更した(ちなみに、その年の東大入試は中止された)。
  • 存在物概念を説明するために、「これは机であり、かつ、机ではない」という例を多用する。
  • 学部生の時、毎日新聞社から内定をもらっていた。大学院進学との間で迷っていた小野に対し、勝田は「君なら(研究者と新聞社社員の)どちらでも成功する」と告げた。
  • 2008年秋に脳出血で倒れた後遺症で現在右腕が不自由な状態にあり、講義での板書は左手で行っている。

著書

単著

  • 『フランス・ロマン主義の政治思想』(木鐸社、1986年)
  • 『精神史としての政治思想史――近代的政治思想成立の認識論的基礎』(行人社、1988年)
  • 『現象学と政治――20世紀ドイツ精神史研究』(行人社、1994年)
  • 『20世紀の政治思想』(岩波書店、1996年)
  • 『美と政治――ロマン主義からポストモダニズムへ』(岩波書店、1999年)
  • 『政治哲学の起源――ハイデガー研究の視角から』(岩波書店、2002年)
  • 『政治理論の現在――思想史と理論のあいだ』(世界思想社、2005年)
  • 『ハイデガーの政治哲学』(岩波書店、2010年)
  • 『古典を読む(ヒューマニティーズ)』(岩波書店、2010年)

共著

訳書

出典・脚注

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  1. 小野紀明 京都大学公共政策大学院・教員紹介