小沢駅

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テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 小沢駅(こざわえき)は、北海道岩内郡共和町小沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号S22電報略号サワ。かつては急行「ニセコ」・「らいでん」などが停車し、岩内線も接続していた。 また、岩内線が開業する前には岩内馬車鉄道も接続していた。

駅構造

  • 島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。かつては多くの側線を持っていたため、ホームと駅舎の間には線路をはがした跡地が広がり、跨線橋は非常に長い。のりばは2番のりばと3番のりばのみ。駅舎の前が旧1番のりばで岩内線ホームだった。
  • 無人駅倶知安駅管理)。駅舎は簡素なものに建て替えられているが、跨線橋は昔ながらの非常に重厚な造りのものが使用されている。
のりば
2 函館本線 小樽札幌方面
3 函館本線 倶知安長万部方面

駅周辺

歴史

ファイル:C11 171 -Kozawa.jpg
小沢駅を発車するSLニセコ号(2009年)
ファイル:Kozawa eki.jpg
1976年の小沢駅と周囲約1.2km範囲。左上は右側を函館本線、左側を岩内線がしばらく並行して走る。右下が倶知安方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

トンネル餅

当駅付近のトンネルが開通した頃から作られ始めたトンネル餅が名物である。以前は当駅で売られていたが、現在は駅前の国道5号に面した末次商会製菓部にて販売されている。10個入り400円で、駅弁同様に経木でできた折りに詰められている。駅構内で販売しているものではないこと、中身がご飯・麺類ではなくすあまであり、駅弁とはいいがたいが、パッケージに小沢駅の文字が残ること、100年を超える歴史を有することなどを踏まえて、雑誌の記事などでは駅弁として扱われることが多い。「田舎に泊まろう」で宇都宮まき、近所のミカコちゃんと一緒に紹介された。

また、通常の駅弁の販売が行われていた時期もある[1]

隣の駅

北海道旅客鉄道
函館本線
倶知安駅 (S23) - 小沢駅 (S22) - 銀山駅 (S21)

脚注

  1. 『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)32ページの記述によると1983年4月現在「すし」の販売が行われていた。

関連項目

テンプレート:函館本線2 テンプレート:岩内線