小布施町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 小布施町(おぶせまち)は、長野県の北東に位置する葛飾北斎をはじめ、歴史的遺産を活かしたまちづくりで人気を呼び、今や北信濃地域有数の観光地として認知度も高くなっている。本項では町制前の名称である小布施村(おぶせむら)についても述べる。

地理

隣接している自治体

歴史

沿革

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、小布施村・福原村・大島村・飯田村・山王島村・北岡村・押羽村の区域をもって小布施村が発足。
  • 1954年(昭和29年)2月1日 - 小布施村が町制施行して小布施町となる。
  • 1954年(昭和29年)11月1日 - 都住村と合併し、改めて小布施町が発足。

人口

テンプレート:人口統計

行政

歴代町長

  • 市村郁夫(1969年から1979年まで、元・長野県議会副議長、1979年12月30日死去 ※現町長の伯父にあたる)
  • 中村功(1980年から1984年まで 1期)
  • 葦沢明義(1985年から1989年まで 1期 ※任期中に死去)
  • 唐沢彦三(1989年から2005年まで 4期 ※現・(財)北斎館理事長)
  • 町長:市村良三2005年1月22日就任 2期目)

経済

産業

  • 観光業
  • 農業(りんごぶどうが有名)
  • 製菓業
    • 1987年(昭和62年)、北斎館などがある町並修景地区に、和菓子店小布施堂本店が開業した。その後、桜井甘精堂や栗庵風味堂など他の和菓子店も町並修景地区に隣接して店舗を構え、和風に整備された修景地区の景観に一体感を与えている。小布施町内には9つの和菓子店があり、特に栗菓子で有名である。

姉妹都市・提携都市

国内

教育

小学校

中学校

幼稚園・保育園

  • 町立つすみ保育園
  • 町立栗ガ丘幼稚園
  • 町立わかば保育園

交通

ファイル:Michinoeki oasis obuse.jpg
道の駅オアシスおぶせ
ファイル:Obuse-kamban.JPG
小布施パーキングエリア

鉄道路線

鉄道は町内を長野電鉄長野線が通過し、小布施駅都住駅が設置されている。

  • 中心となる駅:小布施駅

路線バス

道路

一般道路は、町内を南北に国道403号が通過し、千曲川の対岸地域に僅かながら国道18号が通過している。高速道路上信越自動車道が通過し、小布施パーキングエリアハイウェイオアシスが設置されている。開業当初、町内にインターチェンジは設置されていなかったが、平成17年4月24日(日曜日)から2006年3月31日(金曜日)まで、小布施パーキングエリアにおいてスマートIC(ETC専用IC)の社会実験を実施。2006年10月からは正式にスマートICを本格的に稼動している。

高速道路
一般国道
県道
その他の道路
道の駅

名所・旧跡・観光スポット

ファイル:Terrasow.jpg
小布施町立図書館まちとしょテラソ

美術館・博物館

町内には12の美術館・博物館が存在する。「北斎館」が完成した1976年(昭和51年)には町内の美術館・博物館への入館者数は5万人ほどだったが、町並修景事業が行われた1980年代半ばに入館者数が大きく増加し、年間30~40万人を集めた。1993年(平成5年)の上信越自動車道須坂長野東IC開通時と1997年(平成9年)の長野新幹線開業時にピークを迎え、両年には90万人前後の入館者を集めた。その後は漸減傾向にあるものの、60~70万人ほどの入館者がある。

図書館

温泉

  • 小布施温泉

旧跡

祭事・催事

  • 1月 - 安市
  • 4月 - 境内アート小布施
  • 7月 - くりんこ祭り
  • 11月 - 北信濃小布施映画祭

郵便

出身有名人

その他

関連項目

参考文献

  • 「町並修景と一体となった小布施町―栗菓子ブランドの形成」 『地域ブランドと産業振興』 関満博・及川孝信編書、新評論

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navbox