富岡駅

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テンプレート:駅情報

富岡駅(とみおかえき)は、福島県双葉郡富岡町大字仏浜字釜田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である。

2011年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)・福島第一原子力発電所事故により休止中である。同地震に伴う津波によって駅舎は崩壊・流出したことが確認されている。

駅構造

ファイル:JR Tomioka station 20070309.jpg
かつて存在した旧駅舎。テンプレート写真で手前に倒れている青い看板は、本写真のポストの左の看板である。(2008年3月9日
ファイル:JR Tomioka sta 003.jpg
かつての改札付近

旧駅舎のときは2面3線のホームを持つ地上駅になっていた。ホームと駅舎の間は跨線橋で連絡していた。夜22時過ぎにいわき発当駅止まりの普通列車が1本あり、翌5時台の当駅始発いわき行きの運用となっていた(当駅にて滞泊)。

社員配置駅(駅長助役配置)。みどりの窓口(営業時間 5時50分 - 20時)・自動券売機1台・KIOSKが設置されていた。

のりば

1 テンプレート:Color常磐線(下り) 原ノ町仙台方面
2 テンプレート:Color常磐線(上り) いわき水戸方面
3 テンプレート:Color常磐線 当駅始発・待避線(定期運用は上り2本のみ)[1]

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員 備考
2000 649
2001 649
2002 629
2003 603
2004 589
2005 564
2006 543
2007 525
2008 497
2009 484 [2]
2010 474 [3]
2011 営業休止 2011年3月11日以降、営業休止のため
2012 営業休止
2013 営業休止
2014 営業休止

駅周辺

富岡町は双葉郡の中心をなす大きな町である。町の中心部からは国道を挟んで離れており、が近い。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故に関連する避難指示解除準備区域であり、立ち入りは可能だが、宿泊は禁止されている。2013年3月24日までは警戒区域であったため、立ち入り自体が禁止されていた。

常磐自動車道常磐富岡インターチェンジは隣の夜ノ森駅が最寄駅となる。

路線バス

歴史

当駅の復旧予定について、JR東日本および地元自治体では、津波対策などを施した上で現在位置で復旧させる予定であるとしている[5]

隣の駅

東日本旅客鉄道
テンプレート:Color常磐線
竜田駅 - 富岡駅 - 夜ノ森駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

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外部リンク

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  1. 2010年12月4日改正では朝5時台の始発と8時台の特急列車待避にのみ使われていた。
  2. 第125回 福島県統計年鑑2011、福島県企画調整部統計分析課編、2011年
  3. 第126回 福島県統計年鑑2012、福島県企画調整部統計分析課編、2011年
  4. テンプレート:PDFlink - JR東日本水戸支社3月17日プレスリリース
  5. テンプレート:Cite news