宮崎空港駅

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宮崎空港駅(みやざきくうこうえき)は、宮崎県宮崎市大字赤江にある、九州旅客鉄道(JR九州)宮崎空港線。同線の終着駅である。

2003年(平成15年)8月10日沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の那覇空港駅が開業するまでは日本最南の空港駅であった。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する高架駅で、ホームは少しカーブしている。駅舎から外に出ると直ぐ前が宮崎空港旅客ターミナルビルの入口とバスターミナルであり、列車 - 航空会社カウンター間の距離が短い。エスカレータエレベーターが完備されている。

JR九州鉄道営業が業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。

のりば

1・2 テンプレート:Color宮崎空港線 南宮崎宮崎延岡大分方面
  • 当駅から南宮崎・宮崎までは乗車券のみで特急の普通車自由席に乗車できる。

駅弁

主な駅弁は下記の通り[1]

  • 椎茸めし

利用状況

2011年度の1日平均乗車人員は732人(前年度比+20人)である。 当駅から宮崎市街地へは宮崎交通路線バスの方が便数が多い。一方、日向市・延岡方面へは当駅開業を境に直通バスがなくなり、競合する公共交通機関は存在しない(ただし、日向市・延岡方面の直通バスは高速道路未整備地域のため、一般道経由で非常に時間がかかりあまり利用が多くなく、末期は本数が少なかった。この方面へのアクセスの歴史は宮崎空港線#歴史も参照のこと。)。

他の空港連絡鉄道ほどは利用者が多くなく本数も一時間中2 - 3本であることから駅舎内は待合室となっており、比較的人の往来が少ない。空港ビル周辺にも民家や空港以外の施設(事業所など)があることなどから、周辺住民・施設利用者も当駅を利用する事がある。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2005 763
2006 786
2007 789
2008 786
2009 724
2010 712
2011 732

駅周辺

ファイル:Miyazaki Airport StationPlatform view.jpg
ホームから空港内を撮る(2009年7月)

当駅は宮崎空港の敷地内に位置し、駅北側にエプロン誘導路滑走路が広がっていて駅ホームから航空機や、「航空大学校」と書かれた格納庫を見ることが出来る。南側には空港駐車場が広がっている。

当駅の出入口は旅客ターミナルビル1階の最も西にある出入口前、バス乗り場、タクシー乗り場でもある旅客ターミナルビル前歩道内に設置されており、ビル自体には直結していないが、駅出入口のすぐ隣にビルの出入口ドアがある。

旅客ターミナルビル1階には弁当類・特産・名産の食品(青島せんべい、寿司など)を売る店などがあり、駅寄りの場所には金融機関ATMもある。

空港立地のため周囲は平坦な地で、(赤江灘 - 日向灘)までは東へ約1キロメートル強の距離である。海までの間には病院養護学校ゴルフ場が存在している。なお、航空大学校は滑走路を挟んで北側にあり、一般アクセスでの最寄駅は田吉駅(同駅から徒歩1キロメートル弱)になる。

バス路線

宮崎空港#バスを参照。

歴史

隣の駅

九州旅客鉄道
宮崎空港線
田吉駅 - 宮崎空港駅

脚注

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関連項目

外部リンク

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テンプレート:日南線

  1. JR時刻表2010年8月号(交通新聞社刊)466ページ