宮古島市

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テンプレート:Infobox 宮古島市(みやこじまし)は沖縄県宮古列島に位置する2005年平成17年)10月1日平良市宮古郡伊良部町上野村城辺町下地町の5市町村が合併(新設合併)して誕生した。沖縄県宮古事務所(旧・宮古支庁)所在地。

地理

気候

熱帯雨林気候や、それに限りなく近い温帯湿潤気候となっており、一年を通して高温多湿である。

宮古島地方気象台

  • 気温 - 最高35.3℃(1971年(昭和46年)7月16日)、最低6.9℃(1967年(昭和42年)1月16日
  • 最大降水量 - 908.1ミリ(1959年(平成12年)9月15日
  • 最大瞬間風速 - 85.3メートル(1966年(昭和41年)9月15日
  • 夏日最多日数 - 259日(1998年(平成10年))
  • 真夏日最多日数 - 128日(1971年(昭和46年))
  • 猛暑日最多日数 - 2日(1971年(昭和46年))
  • 熱帯夜最多日数 - 127日(2013年(平成25)、1998年(平成10年))
  • 冬日最多日数 - 0日(1938年(昭和13年) - )

テンプレート:Weather box テンプレート:Weather box テンプレート:Weather box

字名一覧

住所表示はいずれも字名の前に旧市町村名がつく。字名が旧町村名と同一の場合も同じ(字伊良部→伊良部字伊良部、字上野→上野字上野)。

平良地域 いずれも旧市名の「平良」が字名の頭につく(例:字西里→平良字西里)。

  • 池間(いけま) - 池間島
  • 大浦(おおうら)
  • 大神(おおがみ) - 大神島
  • 狩俣(かりまた)
  • 久貝(くがい)
  • 島尻(しまじり)
  • 下里(しもさと)
  • 荷川取(にかどり)
  • 西里(にしざと)
  • 西仲宗根(にしなかそね)
  • 西原(にしはら)
  • 東仲宗根(ひがしなかそね)
  • 東仲宗根添(ひがしなかそねぞえ)
  • 前里(まえざと) - 池間島
  • 松原(まつばら)

城辺地域 いずれも旧町名の「城辺」が字名の頭につく(例:字福里→城辺字福里)

  • 新城(あらぐすく)
  • 下里(しもざと)
  • 下里添(しもざとそえ)
  • 友利(ともり)
  • 長間(ながま)
  • 西里添(にしざとそえ)
  • 比嘉(ひが)
  • 福里(ふくざと)
  • 保良(ぼら)

上野地域 いずれも旧村名の「上野」が字名の頭につく(例:字上野→上野字上野)

  • 上野(うえの)
  • 新里(しんざと)
  • 野原(のばる)
  • 宮国(みやぐに)

下地地域 いずれも旧町名の「下地」が字名の頭につく(例:字上地→下地字上地)

  • 上地(うえち)
  • 嘉手苅(かでかり)
  • 川満(かわみつ)
  • 来間(くりま) - 来間島
  • 洲鎌(すがま)
  • 与那覇(よなは)

伊良部地域(伊良部島) いずれも旧町名の「伊良部」が字名の頭につく(例:字長浜→伊良部字長浜)

  • 池間添(いけまそえ)
  • 伊良部(いらぶ) 一部下地島にまたがる
  • 国仲(くになか) 一部下地島にまたがる
  • 佐和田(さわだ) 一部下地島にまたがる
  • 仲地(なかち) 一部下地島にまたがる
  • 長浜(ながはま)
  • 前里添(まえざとぞえ)

沿革

詳細の歴史は旧平良市、他の関係旧町村、または宮古島を参照。

行政

市長
  • 初代:伊志嶺亮(旧平良市長)2005年11月13日-2008年12月31日 市職員の不祥事により引責辞任した。
  • 2代:下地敏彦(旧城辺町助役)2009年1月25日- 現職

合併の経緯

多良間村を含む宮古列島の6市町村は、2001年(平成13年)7月に「宮古地区市町村合併研究会」を設置し、2002年(平成14年)4月には法定合併協議会に移行した。協議会では合併期日を2005年(平成17年)1月1日、新市名を「宮古市」としたが、多良間村では2004年(平成16年)2月に行われた住民投票の結果、反対票が賛成票を上回ったため離脱を表明し、合併協議は暗礁に乗り上げた。

さらに下地町でも議会が合併に慎重となり、2004年(平成16年)8月には多良間村を除く5市町村での法定協議会設置案を否決(4市町村が可決)し、9月には合併協議からの離脱を表明、また上野村でも下地町を除く合併に異論が出たため離脱を表明し、平良市・城辺町・伊良部町で法定協議会を設置した。

2004年(平成16年)12月になり下地町と上野村が合併協議に復帰(3市町の法定協議会に復帰)し、新市名は「宮古市」「宮古島市」「琉宮市」の中から「宮古市」に決定したが、岩手県宮古市から事前照会が無かったとして見直しを要請されたため、2005年(平成17年)2月から3月にかけて新市名を問う住民アンケートを実施。その結果「宮古島市」が「宮古市」を上回ったため、最終的に「宮古島市」が新市名に採用された。

2005年(平成17年)3月15日には合併協定調印に漕ぎ着けたが、伊良部町では直後に審議が行われた合併関連議案を否決した(4市町村は可決)。合併特例法の期限が迫る中、4市町村では急遽、伊良部町を除く法定協議会を設置したが、3月25日に伊良部町議会は合併関連議案を一転して可決し、当初の予定通りの合併が実現した。

市の組織

合併に伴い市内に5つの庁舎(旧平良市役所、旧城辺町役場、旧下地町役場、旧上野村役場、旧伊良部町役場)が存在することになるため、宮古市地区市町村合併協議会では分庁方式を採用する方向であった。分庁方式では各庁舎に業務部門を設置することになるが、離島である伊良部町に業務部門を設置することで生じる問題点や、分庁方式となった場合の行政サービスの低下を懸念する声などがあり、伊良部庁舎は伊良部総合支所として設置することになった。このため宮古島市では分庁方式と総合支所方式が並立する形で業務を行っている。

  • 平良庁舎
    • 総務部(総務課、財政課、税務課、市民生活課、納税課※2006年10月1日新設)
    • 企画政策部(企画調整課、秘書広報課、地域振興課、情報政策課)
    • 平良支所(地域振興班、市民生活班、事業推進班)
  • 城辺庁舎
    • 福祉保健部(生活福祉課、介護長寿課、健康増進課、国民健康保険課、環境保全課)
    • 城辺支所(地域振興班、市民生活班、事業推進班)
  • 下地庁舎
    • 建設部(都市計画課、道路建設課、住宅課、下水道課、港湾課、空港課)
    • 下地支所(地域振興班、市民生活班、事業推進班)
  • 上野庁舎
    • 経済部(農政課、むらづくり課、農地整備課、水産課、観光商工課)
    • 農業委員会
    • 上野支所(地域振興班、市民生活班、事業推進班)
  • 伊良部庁舎
    • 伊良部総合支所(総務課、市民課、福祉保健課、経済課、水産観光課、建設課)

国の行政機関

県の行政機関

  • 沖縄県宮古事務所
  • 沖縄県警宮古島警察署
  • 宮古農林水産振興センター
  • 福祉保健部宮古福祉保健所
  • 土木建築部宮古土木事務所
  • 土木建築部下地島空港管理事務所
  • 教育委員会宮古教育事務所

警察

市議会

宮古島市議会は定数28人。2005年(平成17年)11月13日に合併後初めての市議選が行われた。11月25日に開かれた宮古島市初の臨時議会にて友利恵一が議長に選出。

経済

産業

市内に本社を置く主な企業

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  • スタジオアールエフ:日本のアニメ制作会社としては珍しく、沖縄県の離島である宮古島市に本社が存在する。事実上、3DCGアニメーション制作は東京スタジオが行い、スタジオアールエフ本社は福祉関連の業務を行っている。

姉妹都市・提携都市

国内

海外

地域

人口

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教育

高等学校

中学校

  • 池間中学校
  • 鏡原中学校
  • 狩俣中学校
  • 北中学校
  • 平良中学校
  • 西辺中学校
  • 久松中学校
  • 城辺中学校
  • 砂川中学校
  • 西城中学校
  • 福嶺中学校
  • 来間小中学校
  • 下地中学校
  • 上野中学校
  • 伊良部中学校
  • 佐良浜中学校

小学校

  • 池間小学校・幼稚園
  • 鏡原小学校
  • 狩俣小学校
  • 北小学校
  • 西辺小学校
  • 久松小学校
  • 平良第一小学校
  • 南小学校
  • 宮島小学校
  • 宮原小学校
  • 城辺小学校
  • 砂川小学校
  • 西城小学校
  • 福嶺小学校
  • 来間小中学校
  • 下地小学校
  • 上野小学校
  • 伊良部小学校
  • 佐良浜小学校
  • 東小学校

特別支援学校

医療

観光・文化

景勝地

ビーチ・海岸

史跡

博物館

  • 宮古島市総合博物館

植物園

美術館

  • 恵子美術館

ホール・集会場

  • マティダ市民劇場
  • 宮古島市立中央公民館
  • 宮古島市立伊良部公民館
  • 宮古島市立下地公民館
  • 宮古島市立久松地区公民館
  • 宮古島市立西原地区公民館
  • 宮古島市立下崎地区公民館
  • 池間島離島振興総合センター
  • 伊良部島離島振興総合センター
  • 来間島離島振興総合センター
  • 城辺農村環境改善センター
  • 上野農村環境改善センター
  • 下地農村環境改善センター

体育施設

  • 宮古島市総合体育館
  • 宮古島市民球場
  • 勤労者体育センター(野球場)
  • 城辺運動公園(野球場)
  • 宮古島市城辺陸上競技場
  • 宮古島市農業者トレーニングセンター
  • B&G海洋センター
  • 佐良浜スポーツセンター
  • 宮古島市上野体育館
  • 下地勤労者体育センター

その他

交通

ファイル:U-MK517J-KyowaBus.jpg
共和バスの路線バス

空港

2000m級滑走路をもち中型ジェット機離着陸可能だが、現在は小型ジェット機とプロペラ機の発着のみとなっている。東京などへの年間旅客数は約100万人(2007年)。

2014年現在、定期便は就航していない。かつて乗員訓練空港として使われたが、2014年現在は訓練もほとんど行われていない。3000m級滑走路をもつこの空港を拠点にして、沖縄米軍基地移転先を考えてみてはどうかとの案もある[8]

バス

道路

港湾

船舶

  • 平良港 - 伊良部島・佐良浜港
    • 宮古フェリー(フェリーゆうむつ1日6便、うぷゆう1日11-12便)
    • はやて海運(フェリーはやて1日7便、スーパーライナーはやて1日11-12便)
  • 平良港 - 多良間島・譜天間港
  • 島尻港 - 大神島

出身有名人

マス・メディア

新聞

放送

  • NHK沖縄放送局の送信所および沖縄県内にある民放の送信所が存在する。NHK沖縄放送局送信施設入り口には現在も、OHK沖縄放送協会の看板跡が残る。
  • 宮古テレビケーブルテレビ1978年(昭和53年)に宮古島有線テレビとして開局)
  • エフエムみやこコミュニティFM・76.5MHz) 2006年(平成18年)よりFM沖縄の番組も一部ネット
  • 琉球放送(RBCiラジオ)、ラジオ沖縄(ROK)のFM中継局がある
    (RBCiラジオはかつてAMの中継放送局で独自のコールサインをもち、那覇の親局とは別に独自の番組を放送したことがあるが、夜間の外国・本土からの混信によりFM波に切り替えて、中継局も宮古島の久貝から伊良部島へ移した)。
  • 民放テレビについては、1992年12月にRBCと沖縄テレビ放送(OTV)が共同で開設した宮古島中継局が開局されるまでの間は一切視聴できなかったため、宮古テレビで在京キー局の番組、さらにはRBCとOTVの夕方のニュース番組までも録画・空輸して時差放送されていた。中継開局後は直接受信、および宮古テレビ再配信で視聴可能となった。
  • しかし、琉球朝日放送(QAB 1995年10月開始)だけは開局後もしばらく宮古島中継を行わなかったため、長らく系列局のある県ながら視聴できない状態が続いたが、2009年にデジタル放送での開局が決まり、同時に宮古テレビでも再配信開始となった(ただしアナログ中継はなかったため、宮古テレビ視聴者を対象としてデジアナ変換による放送が行われた)
  • 島内の支局としては、NHK沖縄放送局のほかに、RBC琉球放送沖縄テレビ放送などが存在する。また、宮古テレビ内には、在京キー局である日本テレビ放送網テレビ朝日の伝送設備がある。

宮古島中継局周波数一覧

(ラジオ)

所在地 NHK1 NHK2 NHKFM RBCi ROK
宮古島 1368 1602 85.0 82.7 84.1
  • 周波数単位はNHKAMはkHz、NHKFMと民放ラジオはMHz。
  • NHKは平良(宮古島)、民放(RBCi・ROK)は伊良部(伊良部島)にある。
  • 出力はNHKAMと民放ラジオは100W、NHKFMは1kW。

(テレビ)

所在地
ID
総合
(1)
教育
(2)
RBC
(3)
OTV
(8)
QAB
(5)
宮古島 17 13 14 15 16
  • 単位はCH、IDはリモコンキーID
  • いずれも平良(宮古島)にある。出力はいずれも100W。

イベント

郵便・電話

郵便

郵便の集配業務は宮古郵便局が行っており、郵便番号は以下の通りとなっている(郵便番号の右のカッコ名は一元化前の受け持ち局)。民営化前には宮古島内には宮古郵便局をはじめ、橋で結ばれている池間島を含め5つの集配郵便局(旧市町村ごと、ただし平良市内は大神島含む宮古島と池間島に分かれる)があったが、合併により集配業務を宮古郵便局に一元化した。

なお、2006年(平成18年)9月からは民営化を視野に入れた業務効率化により、従来は伊良部郵便局が行っていた集配業務も宮古郵便局に一元化された。「従前のサービスは低下させない」と謳っていた政府と郵政公社であったが、「書留ゆうパック等の当日再配達の受付締切時刻が大幅に短縮され、日中留守にする家庭では事実上再配達が翌日以降になってしまう」「ポストの郵便物収集回数が1日1回となってしまった」等、実際には伊良部島住民には大幅なサービス低下となっている。

宮古郵便局は本土復帰前は那覇局八重山局と同じく「中央郵便局」であった。また同名の郵便局が岩手県宮古市にもある。

  • 宮古郵便局:906-00xx(宮古、大口事業者は906-85xx、906-86xx、906-87xx)、906-01xx(城辺)、906-02xx(沖縄上野)、906-03xx(下地)、906-042x(池間)、906-05xx(伊良部)

無集配郵便局 テンプレート:Col 簡易郵便局 テンプレート:Col

電話

宮古島のうち旧平良市内は復帰前から自動ダイヤル化(旧市内に限り)されていたが、それ以外の地域の自動ダイヤル化は1976年(昭和51年)の沖縄本島との海底ケーブル開通とほぼ同時に行われ、同時に沖縄県内や日本本土との市外通話も可能になった(それまでは現在では自動コレクトコールの番号である「106」などをダイヤルして交換手に頼まなければ通話ができなかった。これは逆に他地域から旧平良市へかけるときもそうだった)。

市外局番はダイヤル化当初数年間は旧平良市の宮古島内のみ09807で、池間島は098075、旧下地町と旧上野村は098076、旧城辺町は098077、旧伊良部町は098078と別々だったが、1983年(昭和58年)頃に多良間村(当初は098079)も含め09807に統一された。さらに2002年(平成14年)12月には電話会社の新規参入で市内局番1桁では逼迫する恐れが出てきたため市外局番を現在の0980となり(多良間村も含む)、市内局番が従来の70番台に加え、60番台も使用可能になったものの未だに60番台は使用していない。また単位料金区域(MA)は多良間村を含め沖縄宮古MAであり、同じ0980を市外局番にもつ沖縄本島北部(名護市以北)の名護MAや石垣市などの八重山MAへは同じ局番でも市外通話となり、市外局番からダイヤルすることになる。長年同じ沖縄県内の沖縄本島や石垣島とはかなり距離があるため、通話料金もかなり割高だったが1980年代後半にようやく沖縄県内の市外通話料金が特例で隣接扱いとなり、沖縄本島や石垣島などへ通話料金は日中3分20円(10円で話せる時間は1分半、公衆電話は1997年より42.5秒)となった。

宮古島市内の市外局番の変遷

  • 平良(池間島を除く) 09807-X(1976 - 2002)→0980-7X(2002 - )
  • 池間島 098075(1976 - 1983)→09807-5(1983 - 2002)→0980-75(2002 - )
  • 下地・上野 098076(1976 - 1983)→09807-6(1983 - 2002)→0980-76(2002 - )
  • 城辺 098077(1976 - 1983)→09807-7(1983 - 2002)→0980-77(2002 - )
  • 伊良部島(下地島も含む) 098078(1976 - 1983)→09807-8(1983 - 2002)→0980-78(2002 - )

※沖縄宮古MA全域で1990年代以降、市内局番の空き番号である「4」(現在は「74」)が使用可能になり、下4桁の加入者番号の頭1 - 2桁で使用地域を分けている。

※平良地域は1990年代以降、従来の市内局番2または3(現在の72また73)が満杯になったため池間島向けの市内局番の5(現在の75)が使用可能になった(ただし加入者番号は3000 - 9999)。また市内局番72のうち加入者番号5000番台は宮古島北部の字狩俣と島尻、大神島で使用されている。

脚注

  1. テンプレート:Cite web
  2. テンプレート:Cite web
  3. テンプレート:Cite web
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  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:Cite web
  8. 産経新聞 2009年12月30日記事

関連項目

外部リンク

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