安治川口駅

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ファイル:Sakurajimasen-ajikawaguchi PICT1662-2.JPG
駅構外から見た全景(左端は貨車検修庫・中央は貨物ホーム・右端はJR西日本の旅客駅ホーム)
ファイル:Ajikawaguchi kamotu kounai026.JPG
桜島線ホームから貨物駅を望む

安治川口駅(あじかわぐちえき)は、大阪府大阪市此花区島屋六丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)桜島線(JRゆめ咲線)のである。

駅構造

旅客駅は、島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。改札口は1か所。みどりの窓口設置駅である。

なお、民営化後しばらくはJR貨物の職員が改札業務を行っていた。現在はJR西日本が直営西九条駅の被管理駅)で業務を行っている。

アーバンネットワークエリアに入っており、ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、当駅発着の長距離乗車券に際するJRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。

安治川口駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:ColorJRゆめ咲線 上り 西九条大阪方面
2 テンプレート:ColorJRゆめ咲線 下り 桜島方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

貨物取扱

駅構造

JR貨物の駅は、1面のコンテナホーム、着発線荷役方式(E&S方式)を採用した着発荷役線が2本、留置線群や着発線がある。2001年5月7日より着発線荷役方式を採用した駅に改装された。大阪近郊の貨物駅の中では近代化された設備を持ち、機能的な駅である。

海に面した場所にはJR貨物の関連会社の関西化成品輸送の化成品タンクがあり、そこまで構内側線が続いている。ここでは液体塩素などの化学薬品をあつかっている。また、私有貨車やタンクコンテナの整備を請け負っている。

取扱貨物

その他

利用状況

JR西日本

大阪府統計年鑑[2]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1997年 11,755
1998年 11,873
1999年 11,608
2000年 11,428
2001年 10,257
2002年 10,244
2003年 10,720
2004年 10,900
2005年 11,241
2006年 11,531
2007年 11,843
2008年 12,169
2009年 12,067
2010年 12,015
2011年 12,075
2012年 12,320

JR貨物

コンテナ貨物は発着で年間35万トンである。

駅周辺

バス路線

大阪市営バス 安治川口駅前停留所

  • 79号系統:春日出南二丁目経由 西九条行/桜島二丁目東経由 桜島三丁目行

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:ColorJRゆめ咲線(桜島線)
西九条駅 - 安治川口駅 - ユニバーサルシティ駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
桜島線貨物支線
安治川口駅 - 大阪北港駅

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:Navbox

テンプレート:大阪環状線貨物支線
  1. 安治川口駅-住友鋳鋼工場間1.3km『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  2. 大阪府統計年鑑 - 大阪府