安原義人

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:ActorActress 安原 義人(やすはら よしと、1949年11月17日[1] - )は、日本の男性俳優声優テアトル・エコー所属。妻は女優・声優の木村有里テンプレート:VOICE Notice Hidden

来歴

兵庫県相生市出身。東洋大学附属姫路高等学校卒業後、上京。劇団青俳の養成所で1年学び、1年後に正所属となるところだったが、テアトル・エコーの公演を見たことで、1969年4月に同劇団に入団した[2][3]

11ぴきのねこ』『表裏源内蛙合戦』『珍訳聖書』などの舞台を踏み、テアトル・エコーが声の仕事に積極的なことから、1970年から放送の海外ドラマ『ディックス先生、こんにちは』(『黒人教師ディックス』)の番組レギュラーで声優デビュー。その後、アニメのアフレコも手掛けるようになる[4]

1987年からは、刑事ドラマジャングル』に刑事役でレギュラー出演し、お茶の間に顔を披露した[5]

1995年にテアトル・エコーの先輩である山田康雄が死去し、舞台での持ち役を受け継いだ[6]1996年に発売されたCD-ROMゲーム『モンティ・パイソンのHOLY GRAIL』では山田の持ち役だったグレアム・チャップマンの代役も務めた[7]

人物

テンプレート:独自研究 声優業としては洋画吹き替えへの出演が多い。コミカルで軽妙な役が得意で、テンプレート:要出典範囲。特にミッキー・ロークメル・ギブソンロビン・ウィリアムズショーン・ペンの吹き替えを担当することが多いが、他にもケヴィン・ベーコンスコット・バクラビル・マーレイリチャード・ギアの声も吹き替えている。また、『マペット放送局』のカーミットではそれまでの低音な演技とは異なる甲高い声質も使用した。

アニメにも多く出演し、二枚目半の役柄だけでなく、クールな役や軽薄な悪役、インテリな学者の役までこなす。その中でも『キャッツ・アイ』の犬鳴署刑事課巡査長・内海俊夫役が有名である。

テレビドラマや舞台でも活躍しており、「ジャングル」シリーズの八坂署・明石刑事役や、『熱中時代』の怪しげな英語交じりの日本語を話す喫茶店マスター等を演じている。

谷山紀章は影響を受けた人物として、安原の名前を挙げている。

出演作品(俳優)

テレビドラマ

舞台

出演作品(声優)

テレビアニメ

1973年

1974年

1975年

1976年

1977年

1978年

1979年

1980年

1981年

1982年

1983年

1984年

1985年

1986年

1987年

1992年

1996年

1997年

1998年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2008年

2013年

2014年

OVA

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1991年

1992年

1993年

1994年

1997年

1999年

2007年

2012年

劇場アニメ

1973年

1977年

1978年

1980年

1982年

1983年

1984年

1986年

1987年

1997年

1998年

1999年

2002年

2003年

2004年

2005年

2007年

ゲーム

1985年

1995年

  • EMIT(謎の老人)

1996年

  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新激闘編(四乃森蒼紫)

1997年

1999年

2000年

  • さらば宇宙戦艦ヤマト(太田健二郎)

2002年

2003年

2004年

2005年

  • 宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲(太田健二郎)
  • 宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊(太田健二郎)

2006年

2007年

2008年

2011年

2012年

  • 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇(ジュリィ野口)
  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 完醒(四乃森蒼紫)

2013年

吹き替え

俳優

  • ジーン・ワイルダー
    • スター・クレイジー(スキップ・ドナヒュー)
    • ハンキー・パンキー(マイケル・ジョーダン)
    • ベイビー、ウォンテッド!(ダフィー・バーグマン)
    • 見ざる聞かざる目撃者(デイヴ・ライオンズ)
    • 夢のチョコレート工場(ウィリー・ウォンカ)

洋画・海外ドラマ

海外アニメ

特撮

テレビ番組

ラジオ

ラジオドラマ

ドラマCD

人形劇

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

  • 『声優名鑑』、664頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
  • 楽屋訪問50 安原義人さんに開演直前インタビュー 鳴門市民劇場ホームページ内 2013年9月3日閲覧
  • 『人気ヴォイスアクター』勁文社、1990年、p.124
  • 阿部邦雄編著『TV洋画の人気者 声のスターのすべて』近代映画社、1979年、p.306
  • 『別冊宝島442 アニメ声優大百科』宝島社、1999年、p.145
  • 故・山田康雄さん演じたイーストウッドの代役務めた多田野曜平「山田さんの吹き替え魂は継承したい」! シネマトゥデイ 2012年5月8日 2013年9月3日閲覧
  • 須田泰成「日本が一番面白い!『モンティ・パイソン』のオーラル・ギャグ世界」『別冊映画秘宝Vol.1 吹替洋画劇場』洋泉社、2003年、p.99
  • テンプレート:Cite web
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