安八町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

ファイル:Solar Ark.jpg
ソーラーアーク

安八町(あんぱちちょう)は、岐阜県の南西部、濃尾平野北西部に位置する。肥沃な田園地帯で県内有数の穀倉地帯であると同時にいくつかの大企業が事業所を構える工業都市でもある。気候は通年温暖ではあるが伊吹山の影響により冬には伊吹おろしという強い西風が吹く。

地理

濃尾平野の北西部に位置し、木曽三川と呼ばれる大河のうち揖斐川長良川に挟まれた縦に細長いである。土地は低湿地で古来は河川が網目状に流れており水害が多かった。そのため堤防で集落の周囲を囲む輪中が発達し、また家屋敷を平地より土を高く盛ったところに建てたり、家屋の天井に船を吊るす「上舟(あげぶね)」や敷地の一部を小高く盛りその上に水害の避難所として「水屋」という小屋を構えるなどの輪中に適応した生活様式が確立された。2006年3月に東隣の墨俣町が大垣市に編入合併したため、大垣市に東西から挟まれる形となった。

歴史

人口

テンプレート:人口統計

行政

経済

産業

姉妹都市・提携都市

国内

その他

  • 織田信長サミット -織田信長との関係が深い日本の市町および関係を大切にしている市町の集まり。
  • 一豊公&千代様サミット - 山内一豊とその妻である千代とゆかりの深い市町村による集まり。2005年より参加している。

海外

地域

健康

  • 平均年齢 40.1歳(国勢調査より)

教育

公共施設

交通

  • 交通手段としては町内には幹線道路が整備されている、鉄道を利用する場合は東海道新幹線岐阜羽島駅名鉄新羽島駅、JR大垣駅、JR穂積駅が最寄となる(ただし、町役場付近を東海道新幹線が通過しており、町の北端を東海道本線(穂積駅 - 大垣駅間)と樽見鉄道(東大垣駅 - 横屋駅間)がそれぞれ揖斐川付近で僅かに通過している)。元々両側を河川に挟まれている特性上交通の便があまりよくなく、1960年代までは橋もなく渡し舟を用いて交通していたこともあった。ただし昭和の初めからこの頃まで、大垣と岐阜や羽島とを結ぶ鉄道計画が存在したこともある(養老鉄道養老線を参照)。
  • 安八町には名神高速道路が通っているものの、ICはなく現在は実質使用されていないバス停があるのみとなっている。大垣一宮線等の渋滞緩和や、企業誘致を有利に進めるため2007年11月1日に「スマートインターチェンジ建設促進特別委員会」を設立、2009年11月19日に瑞穂市、海津市、輪之内町など20機関などで構成された「安八スマートIC(仮称)地区協議会」を設立した。2011年7月に同町中地区に安八スマートIC(本線直結型)を設置する予定だったが、南側に下り用の出入り口を設置する方式に地元は交通量の増加による事故への不安などから理解が得られなかったため、(北側に上り用の出入り口を設置)最終的に出入り口を北側に集約する案により理解が得られ、協議は前進している状態である。2013年6月11日に国土交通省より連結設置許可が下りた。

道路

高速道路
名神高速道路(インターチェンジ無し・安八スマートIC計画中)
一般国道
国道21号
県道
岐阜県道18号大垣一宮線
岐阜県道23号北方多度線
岐阜県道31号岐阜垂井線
岐阜県道171号美江寺西結線
岐阜県道193号大垣江南線(安八町内は全線未開通)
岐阜県道195号岐阜千本松原公園自転車道線(通称:長良川自転車道)
岐阜県道219号安八平田線
岐阜県道220号安八海津線

バス

※2007年9月30日まで岐阜バスも運行されていたが、岐垣線は2007年10月1日より名阪近鉄バスへ譲渡、南濃線は廃止により完全撤退した。

名所・旧跡・観光スポット・特産品・主な商業施設

いずれも、安八温泉で販売している。

主な商業施設

出身有名人

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navbox