宇部岬駅

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テンプレート:駅情報 宇部岬駅(うべみさきえき)は、山口県宇部市松山町五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)宇部線である。

山口県最南端の駅である。なお宇部方面からの一部の列車に、当駅発着の便がある。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持ち、交換設備を有する地上駅。駅舎は下りホーム側にあり、上りホームへは跨線橋で連絡している。ただし、当駅始発の下り列車は上りホームで折り返しを行う。

山口地域鉄道部宇部新川駅)管理の無人駅自動券売機が設置されている。かつてはPOS端末が設置された簡易委託駅であった。水洗式のトイレがある。

宇部岬駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 テンプレート:Color宇部線 下り 宇部新川居能宇部方面 ただし当駅始発は2番のりば
2 テンプレート:Color宇部線 上り 床波新山口方面

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 379
2000 380
2001 362
2002 261
2003 256
2004 249
2005 255
2006 228
2007 224
2008 225
2009 223
2010 210
2011 216
2012 212

貨物取扱・専用線

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専用線での入換(2009年)

JR貨物の駅は、専用線発着の車扱貨物の取扱駅となっていた。

駅の西にあるセントラル硝子宇部工場へ続く全長1キロメートルほどの専用線があり、この工場へ石灰石を輸送するため、美祢線重安駅太平洋セメント重安鉱業所最寄り駅)と当駅の間に専用貨物列車が運行されていた。宇部駅以東の区間の有効長の制約から、厚狭駅で編成を分割し荷役を2回に分けて行うため、宇部線内は2往復の運転となる。なお、当駅では貨物列車の牽引機関車は上下本線を機回し線として使用していた。貨物列車は、2009年平成21年)10月18日をもって運行終了している[1]

かつてはセントラル硝子宇部工場への専用線の途中から、UMG ABS宇部工場(旧・宇部サイコン宇部工場)へ至る専用線が分岐していた。この専用線はコンテナ貨物の輸送にも使用されていたが、1987年昭和62年)に廃止された。

駅周辺

炭鉱が閉山して以降、駅周辺は閑散としていたが、1999年平成11年)にフジグラン宇部がオープンし、現在ではその周辺に商業施設が多数開業している。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break

商業施設
主な企業

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行政機関・公共施設
  • 宇部市立岬小学校
  • 宇部市岬ふれあいセンター
郵便局
  • 宇部岬郵便局
その他
  • 宇部協立病院
  • 八王子公園

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歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color宇部線
草江駅 - 宇部岬駅 - 東新川駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:宇部線
  1. テンプレート:Cite web