妙高高原駅

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テンプレート:駅情報

ファイル:20060416 myoko-kogen matterhorn.jpg
バスターミナルのロータリーには、妙高市妙高高原地区の友好都市、スイス・ツェルマット村から贈られた「マッターホルンの鐘」がある

妙高高原駅(みょうこうこうげんえき)は、新潟県妙高市大字田口にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線

概要

冬季はスキースノーボード等のウインターレジャーで賑わい、夏季は豊かな緑に囲まれるリゾート地・妙高市妙高高原地区(旧妙高高原町)の中心駅。信越本線では新潟県側最南端の駅である。

当駅以南が長野支社、以北が新潟支社の管轄で、当駅は新潟支社が管理している。かつては特急あさま」、「白山」などすべての優等列車が停車する主要駅であったが、特急「みのり」の廃止後、当駅を発着する定期特急・急行列車は設定されていない。

2015年(平成27年)春に北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間が開業する際には、信越本線の長野駅 - 直江津駅間が並行在来線としてJR東日本から経営分離され、長野側はしなの鉄道北しなの線、直江津側はえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインとなる予定だが、当駅は両社の境界駅となり、駅管理はえちごトキめき鉄道が行う予定である。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。

直営駅であり、駅舎内にはみどりの窓口(営業時間 6:30 - 20:00)、自動券売機のほか、待合室、自動販売機、トイレなどがある。

のりば

(西側から)

1 テンプレート:Color信越本線 (下り) 新井高田直江津方面
2 テンプレート:Color信越本線 (下り) 新井・高田・直江津方面
(上り) 豊野長野方面
3 テンプレート:Color信越本線 (上り) 豊野・長野方面

駅弁

かつて駅構内では、駅前で土産品店を営んでいた合名会社石田商店(石田屋)が調製する駅弁「妙高の笹寿司」「あんもち」などが販売されていた。しかし鉄道利用者の減少などによって売れ行きが落ち込み、構内営業から撤退。その後も石田屋店内で引き続き販売されていたが、笹寿司は2011年2月を以って調製・販売を終了し、石田屋も同年5月15日の営業を以って閉店し廃業した[1]

利用状況

2013年度の1日平均乗車人員は373人である。

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員[2]
2000 644
2001 575
2002 537
2003 503
2004 486
2005 481
2006 445
2007 423
2008 435
2009 417
2010 390
2011 358
2012 359
2013 373

駅周辺

バス

駅北側にあるバスターミナルからは、妙高高原地区内の各方面へ向かう路線バスが発着している。

妙高高原地区の路線バスは、1927年(昭和2年)に開業した川中島自動車(のちの川中島バス、現在のアルピコ交通)傘下の妙高自動車が路線を開設したのが端緒である[3]。以後アルピコグループによる運行が継続されてきたが、アルピコ交通は2012年(平成24年)9月30日を以って妙高営業所を閉鎖し妙高高原地区から撤退、翌10月1日からアルピコ交通の2路線は頸城自動車グループの頸南バスへ移管された。頸南バスはこの他、夏・秋季に笹ヶ峰方面への直行バスを運行している。

妙高高原駅バスターミナル
  • 頸南バス
    • 池の平経由 杉野沢温泉・苗名滝入口
    • 赤倉温泉
    • 【笹ヶ峰バス】池の平経由 杉野沢温泉・笹ヶ峰 (6月 - 11月上旬運行)
  • 信濃町新交通バス
    • 1 古海・菅川

歴史

隣の駅

東日本旅客鉄道
テンプレート:Color信越本線
テンプレート:Color快速「妙高」(上り2号のみ快速運転、当駅より各駅に停車)
黒姫駅妙高高原駅新井駅
テンプレート:Color普通
黒姫駅 - 妙高高原駅 - 関山駅

関連項目

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:信越本線 (長野地区)
  1. 名物あんもちの石田屋がひっそりと閉店 - 上越タウンジャーナル(2011年5月19日付)2014年4月30日閲覧
  2. JR東日本各駅の乗車人員
  3. 妙高高原地区の路線バスは頸南バスに移管されました - アルピコグループ(2012年10月)2014年4月30日閲覧