大阪府道・京都府道6号枚方亀岡線

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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road 大阪府道・京都府道6号枚方亀岡線(おおさかふどう・きょうとふどう6ごう ひらかたかめおかせん)は、大阪府枚方市から京都府亀岡市に至る主要地方道である。

概要

大阪府北東部の北河内地域にある枚方市から京都府中西部の南丹地域の中心都市である亀岡市に至る、現行の道路法に基づく主要地方道として全国で初めて指定された路線のうちの1つである。枚方市から高槻市にかけては国道170号および国道171号と重複しており、起点の枚方市に府道6号の路線番号を示すものが地図上などに存在しない。

路線データ

  • 起点 : 大阪府枚方市枚方大橋南詰交差点
  • 終点 : 京都府亀岡市安町
  • 路線延長:25.1068km(実延長)
    • 大阪府管理延長:19.086km[1]
    • 京都府管理延長:6.0208km[2]

歴史

本路線は、旧道路法(大正8年法律第58号)によって府道高槻枚方線、府道高槻亀岡線、府道亀岡高槻線として指定されていた路線を継承したものである。道路法(昭和27年法律第180号)第56条の規定に基づき、主要な都道府県道として1954年に指定された[3]1971年の第3次主要地方道指定時の別表には府枚方亀岡線と誤表記されている[4]

年表

路線状況

都市計画によると、高槻市の国道171号柳原交差点より分岐して北部大阪都市計画道路3・5・207-36号芥川上の口線を北上する計画となっている[7]。殿町交差点から真上3丁目交差点にかけての区間は供用中であるが、柳原交差点から殿町交差点にかけての区間は2012年8月現在も着工に至っていない。

大阪府が2010年に実施した交通センサスによると、京都府境に程近い高槻市出灰における大型車混入率は12.4%[8]となっており、ダンプカーも多い[9]テンプレート:要出典範囲また、テンプレート:独自研究範囲

なお、2012年4月12日に発生した法面土砂崩落により、亀岡市上矢田町から亀岡市東別院町小泉(大阪府境)まで全面通行止め規制が行われていた[10]が、2012年8月3日に通行止め規制は解除された[11]

バイパス

鍬山バイパス
亀岡市上矢田町に整備された延長1,140mのバイパス道路。2009年平成21年)2月28日に供用開始[12]

重複区間

地理

起点から終点にかけ、ほぼ一貫して北へ向かう。高槻市から亀岡市にかけては芥川を縫うように沿いながら山を越えるため、細かなカーブはたくさんあるが、大筋で見ると高槻市と亀岡市を南北まっすぐに結んでおり、大阪市から国道9号への抜け道としての利用も可能である[9]

通過する自治体

高槻市を通過した後、京都市から亀岡市にかけて再び高槻市を通過している。この地区は1958年3月31日まで京都府南桑田郡樫田村であった。府を越えて合併し、大阪府高槻市の一部となった経緯がある。

交差する道路

道路施設

枚方大橋
枚方市と高槻市の間を流れる淀川を跨ぐ。国道170号重複区間である。
樫田トンネル
高槻市樫田地区にあるトンネルの直下を通過しており、これより高槻市街地へは芥川と、亀岡市街地へは年谷川とそれぞれ沿っている。

沿線

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 大阪府管理道路(府道)の道路敷面積等」大阪府都市整備部交通路室。2012年8月22日閲覧。
  2. 京都府管理道路一覧-京都府ホームページ」京都府。2012年8月19日閲覧。
  3. 昭和29年1月20日建設省告示第16号
  4. 官報昭和46年号外第82号
  5. 昭和29年11月1日大阪府告示第616号
  6. 昭和30年10月18日京都府告示第867号
  7. わが街高槻ガイド」高槻市。2012年8月19日閲覧。
  8. 大阪府/平成22年度 道路交通センサス
  9. 9.0 9.1 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「mapple」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  10. 主要地方道枚方亀岡線土砂崩落による通行止めの状況について-京都府南丹広域振興局ホームページ」京都府。2012年8月19日閲覧。
  11. 主要地方道枚方亀岡線通行止めの解除について-京都府南丹広域振興局ホームページ」京都府。2012年8月19日閲覧。
  12. 平成20年度に完成・供用開始した道路について-京都府南丹広域振興局ホームページ」京都府。2012年8月19日Googleキャッシュ閲覧。