大倉孝二

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大倉 孝二(おおくら こうじ、1974年7月18日 - )は、日本俳優東京都出身。187cm。78kg。

劇団ナイロン100℃所属。所属事務所はCUBE

舞台を始め、映画やドラマなどで活躍。優柔不断な青年の役、コミカルな役、ひねくれ者の役などくせのある役柄を演じることが多く、「キリン生烏龍」などのインパクトのあるCM出演がある。2002年公開の映画『ピンポン』のアクマ役でその個性が広く知られるようになったが、近年は、NHK大河ドラマ新選組!』や、『ココリコミラクルタイプ』を初めとするバラエティ番組にも出演している。

人物

  • 舞台芸術学院卒業後、芝居を作ってみたいと思って訪ねた劇団ナイロン100℃で、たまたま開かれていた役者オーディションに合格。役者の道に入る。
  • 高校時代はバドミントン部に所属。球技全般が得意らしく、映画『ピンポン』では卓球でその腕前を披露している。
  • 2005年6月22日、『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演するが、演技で見せる大胆さに似合わず終始、借りてきた猫状態。挙動不審が続き、会場は彼の一語一語、一挙手一投足に爆笑した。
  • 好物はカレーライス。3食カレーが続いても大丈夫だという。
  • 俳優の八嶋智人と親しく、売れない頃に八嶋の家に居候し、八嶋から小遣いをもらったこともある。
  • 「逃げ出したくなるときはありますか?」とインタビューで尋ねられ、舞台の直前はいつも逃げ出したい心境になることを吐露している。舞台以外でも逃げ出したくなったことはあるが、それを言うと親類縁者に「シャレにならない」と言われるのでそれについては語らない、とも言っている。
  • 何かしていないと物事を暗く考えてしまう性質のため、間があると身近なものを細かく分解したり、人差し指で座布団を超高速回転させたり、ストローを歯でしごいて伸ばしたりするさまざまなマニアックな手癖を持っている。
  • サッカー観戦好き。2002 FIFAワールドカップでは主役を務める芝居の千秋楽と日本戦が重複。千秋楽の感傷よりも日本代表の勝利に泣いたというエピソードがある。
  • 舞台『贋作・桜の森の満開の下』で共演した朱門みず穂と5年の交際期間を経て、2006年9月に結婚した。

主な出演

テレビドラマ

バラエティ番組

教育番組

  • ひとりでできるもん!(2000年10月9日 - 12日放送「りょうり怪人「さしすせそ」をやっつけろ!」、2001年4月17日・19日放送「りょうり怪人べんとうべんのわざあり! おべんとうスペシャル」、NHK教育テレビ) - 料理怪人さしすせそ 役

テレビアニメ

OVA

Webアニメ

CM

映画

舞台

  • プロパガンダ・デイドリーム(鴻上尚史作・演出、2000年5 - 6月、東京グローブ座他) - 新聞記者・広瀬雅雄 役
  • 贋作・桜の森の満開の下(野田秀樹作・演出、2001年6月、新国立劇場) - エンマ 役
  • ノーアート・ノーライフ(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出、2001年11月、本多劇場) - メグリ 役
  • 彦馬がゆく三谷幸喜作・演出、2002年1 - 3月、パルコ劇場他) - 伊藤俊輔
  • ダブリンの鐘つきカビ人間(後藤ひろひと作・G2演出、2002年5 - 6月、パルコ劇場他) - カビ人間 役
  • 赤鬼 日本版(野田秀樹作・演出、2004年10月、Bunkamuraシアターコクーン) - 水銀(ミズカネ) 役
  • 消失(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出、2004年12月 - 2005年1月、新宿紀伊國屋ホール他) - チャズ・フォルティー 役
  • 開放弦(倉持裕作・G2演出、2006年7 - 8月、パルコ劇場) - 門田 役
  • 橋を渡ったら泣け(土田英生作・生瀬勝久演出、2007年3月、Bunamuraシアターコクーン) - 佐田山七郎 役
  • 犯さん哉(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出、2007年10 - 11月、パルコ劇場他) - 大学生の星さん 役、神様 役
  • NODA・MAP パイパー(野田秀樹作・演出、2009年1 - 2月、シアターコクーン) - キム 役
  • 神様とその他の変種(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出、2009年4 - 5月、本多劇場他) - 動物園の飼育係・ユウチャン 役

外部リンク