国花

テンプレート:国の象徴 国花（こっか、テンプレート:Lang-en-short）とは、その国民に最も愛好され、その国の象徴とされる花である。

各国の事例

国の象徴とされるFloral emblemは、必ずしも花とは限らず、農作物、樹木や草、隠花植物が指定されることもある。ただし国によっては国樹や国果としてそれらを制定し、国花はまた別、あるいは指定しないといった対処をしているところもある。一般にヨーロッパでは花卉が多いが、ヨーロッパ以外では花卉が指定されることは少ない。またその国の原産であったりその国に広く見られるものとも限らない(むしろ外来種が指定されることが多い)。指定範囲も単一種を指定する場合もあれば、複数種を指定することもある。園芸植物の場合は細かく花の色まで特定したり、それとは逆に大まかに属科レベルで指定する場合もある。中にはアイルランドのシャムロックのように、特定種ではなく表象的な外見の形状(三分岐の掌状複葉、いわゆる三つ葉のクローバー型の葉を有する)で指定する場合もある。

国花の選定方法は各国により異なり、法律や議会の議決、勅令や政令で定められたり国民投票で決定したもの、故事や伝説にちなんだもの、長年の慣習によるもの、王室の象徴として用いられていたものなどがある。最後のケースではイギリスのバラ(テューダー・ローズ)、フランスのアイリス(フルール・ド・リス)と云った、王室がエンブレムとして選定していたものが有名である。現在ある国花の多くは公的な手続き、裏付けを欠く慣習上のものであり、成文法に基づき国花を指定制定する例は実際には少数派である。日本にも法定の国花はなく、国民に広く親しまれている桜や皇室の家紋のモチーフである菊が事実上の国花として扱われている。国花はコインや紙幣、旅券や切手などの意匠としてしばしば使用されるため、濫用を避ける意味で一部国の国花は世界知的所有権機関に届け出られ、管理下に置かれている。

各国の国花

表を見るにあたっての注記について記載する。

^国樹 は、公式、慣習上を問わず国樹、国木としての意味が強いものを示す。

^歴史 は、現在は当該国の官民ともに国花としての意識はないのだが、歴史的経緯から対外的に国花として扱われることが多いものを示す。

アジア

テンプレート:Flagicon アゼルバイジャン		ない。		ブドウとする資料もある。
テンプレート:Flagicon アフガニスタン		赤いチューリップ Red tulip	x75px
テンプレート:Flagicon アラブ首長国連邦		ない。		マリーゴールド、ヒャクニチソウ、現在選考中とする資料などがある。
テンプレート:Flagicon アルメニア		ない。		コーヒー、アネモネとする資料もある。
テンプレート:Flagicon イエメン		アラビカコーヒーノキ Coffea arabica	x75px
テンプレート:Flagicon イスラエル		国樹 オリーブ Olea europaea	x75px
		シクラメン Cyclamen persicum	x75px	イスラエルは園芸種シクラメンの原産地。
テンプレート:Flagicon イラク		赤いバラ Red rose	x75px
テンプレート:Flagicon イラン		黄色いつる性のバラ Yellow rose	x75px	画像は原種バラの1種 Rosa persica。
		チューリップ Tulip	x75px	x75px 国章はこの花卉を外形を表している。Tulipa sylvestris に絞るとする資料もあるが、イランは多数の原種チューリップ自生地なので T. sylvestris のみが国花とは考え難い。
テンプレート:Flagicon インド		蓮 Nelumbo nucifera	x75px
		国樹 印度菩提樹 Ficus religiosa	x75px
テンプレート:IDN		メラティ(マツリカ) Jasminum sambac	x75px	ジャスミンの1種。国民の花。1990-6-5に制定されたがそれ以前から慣習的に国花とされていた。1993年に大統領令にて追認。ケソケイ Jasminum multiflorum とする資料もあるが、大統領令には記載がない。
		コチョウラン Phalaenopsis amabilis	x75px	魅惑の花。1990-6-5に制定され1993年に追認。
		ラフレシア Rafflesia arnoldii	x75px	珍奇の花。1990-6-5に制定され1993年に追認。
		スマトラオオコンニャク Amorphophallus titanum	x75px	上記3種の追認以降に珍奇の花に追加された。
テンプレート:Flagicon ウズベキスタン		ない。
テンプレート:Flagicon オマーン		赤いバラ Red rose	x75px
テンプレート:Flagicon カザフスタン		チューリップ Tulip	x75px
テンプレート:Flagicon カタール		ナツメヤシ Phoenix dactylifera	x75px
テンプレート:Flagicon 韓国		ムクゲ Hibiscus Syriacus	x75px	x75px 国章はこの花を基にデザインされている。国歌にもこの花の名が登場する。
テンプレート:CAM		ラムドゥアン Mitrella mesnyi	75px	バンレイシ科の1種。 勅令により制定。
		稲 Oryza sativa	x75px
テンプレート:Flagicon 北朝鮮		李 Prunus salicina	x75px
		木蘭(オオヤマレンゲ) Magnolia sieboldii ssp. sieboldii	x75px
テンプレート:KGZ		ワタ Gossypium arboreum	x75px
		バラ Rose	x75px
		チューリップ Tulip	x75px
テンプレート:Flagicon クウェート		アル・アルファジ Rhanterium epapposum	x75px	キク科の1種。
テンプレート:Flagicon グルジア		ヨーロッパブドウ Vitis vinifera	x75px	グルジアに限らず、中央アジア諸国は古くからのワインの銘醸地が多い。
テンプレート:Flagicon サウジアラビア		バラ Rose	x75px	画像の品種名はアラビア。
テンプレート:Flagicon シリア		ダマスクローズ Rosa damascena	x75px	全く異なる名を挙げている資料もあるが、明白な理由付けがある(ダマスクはシリアの首都ダマスカスの意)のはこれだけ。
テンプレート:Flagicon シンガポール		バンダ・ミスジョアキム Vanda hookeriana × V. teres	x75px	ラン科バンダ属の交配種。 この花がシンガポール国内で初めて作出された蘭の園芸品種であることによる。
テンプレート:SRI		ニル・マーネル Nympheae stelleta syn. N. nouchali	x75px	青いネッタイスイレン。
テンプレート:Flagicon タイ		ナンバンサイカチ Cassia fistula	x75px
		スイレン Nymphaea	x75px	画像はアカバナスイレン N. rubra。
テンプレート:Flagicon タジキスタン		ない。		あるとする資料はカルミア Kalmia latifolia、ヘリコニア、シクラメンなどを挙げているが、どれ1つとして植物名が一致していない。
テンプレート:ROC-TW		梅 Prunus mume	x75px
テンプレート:Flagicon 中国	テンプレート:PRC	牡丹 Paeonia suffruticosa	100px	現在国花選定中。候補は左記のほか菊、蓮、蘭が挙げられているが、過去に何度か国民投票を実施した際には左記2種が常に1位、2位を占めていた。
		梅 Prunus mume	x75px
	テンプレート:Flagicon 香港	バウヒニア Bauhinia blakeana	x75px	マメ科の1種。 英名 Hong Kong orchid tree から誤ってランの1種などと記されることがある。
	テンプレート:MAC	蓮 Nelumbo nucifera	x75px
テンプレート:Flagicon トルクメニスタン		ない。		ニヤゾフ前大統領の指示により8月の第2日曜日は「メロンの日」と定められていたが、メロンは国花とはみなされていない模様。
テンプレート:Flagicon トルコ		チューリップ Tulipa gesneriana	x75px	園芸種T. gesneriana でなく原種の1つ T. sylvestris だとする資料もある。 なおトルコは園芸種チューリップ発祥の地である。
テンプレート:Flagicon 日本		桜 Cerasus	x75px	一般に国を象徴する花として語られコインや切手の意匠として採用されてきたが法定のものではない。
		菊 Chrysanthemum × morifolium	x75px	x75px 菊は国花より皇室の象徴としての意味が強い。
テンプレート:Flagicon ネパール		ラリグラス Rhododendron arboreum	x75px	シャクナゲの1種
テンプレート:Flagicon パキスタン		ソケイ Jasminum officinale	x75px	ジャスミンの1種
テンプレート:PSE		国樹 オリーブ Olea europaea	x75px
テンプレート:Flagicon バーレーン		ない。
テンプレート:Flagicon バングラデシュ		シャープラ (ネッタイスイレン) Nymphaea pubescens	x75px	憲法条文中で宣言。
テンプレート:Flagicon 東ティモール		ない。
テンプレート:Flagicon フィリピン		サンパギータ(マツリカ) Jasminum sambac	x75px
テンプレート:Flagicon ブータン		メコノプシス・ホリデュラ Meconopsis horridula	x75px	青いケシの1種。
テンプレート:Flagicon ブルネイ		カンボクビワモドキ Dillenia suffruticosa	x75px
テンプレート:Flagicon ベトナム		紅い蓮 Red lotus	x75px
		国樹竹 Bomboo	x75px
テンプレート:Flagicon マレーシア		ブンガラヤ(ブッソウゲ)Hibiskus rosa-sinensis	x75px
テンプレート:MYA		サラノキ Shorea robusta	x75px
		カリン (マメ科) Pterocarpus indicus	x75px
		アカバナサンタンカ Ixora coccinea	x75px	アカネ科の1種。
テンプレート:Flagicon モンゴル		ない。
テンプレート:Flagicon ヨルダン		ブラックアイリス Iris nigricans	x75px
テンプレート:Flagicon ラオス		インドソケイ Plumeria rubra	x75px	単にプルメリアと云った場合、通例はこの種を指す。
テンプレート:Flagicon レバノン		国樹レバノンスギ Cedrus libani	x75px

アフリカ

テンプレート:Flagicon アルジェリア	バラ Rose	x75px
テンプレート:Flagicon エチオピア	カラー(オランダカイウ) Zantedeschia aethiopica	x75px
テンプレート:Flagicon エジプト	ロータス(ヨザキスイレン) Nymphaea lotus	x75px
テンプレート:Flagicon ガーナ	ナツメヤシ Phoenix dactylifera	x75px
テンプレート:GAB	カエンボク Spathodea campanulata	x75px
テンプレート:Flagicon コートジボワール	ヤシ Palm	x75px
テンプレート:Flagicon コンゴ民主共和国	ニオイマホガニー Khaya	x75px	センダン科の1属。 画像は7種あるうちの1種 Khaya senegalensis。
テンプレート:SLE	ギネアアブラヤシ Elaeis guineensis	x75px
テンプレート:ZIM	グロリオサ・ロスチャイルディアナ Gloriosa rothschildiana	x75px
テンプレート:SDN	ブッソウゲ Hibiskus rosa-sinensis	x75px
テンプレート:GNQ	カポック(パンヤ) Ceiba pentandra	x75px
テンプレート:Flagicon セネガル	国樹 バオバブ Adansonia sp.	x75px
テンプレート:Flagicon チュニジア	ミモザ Mimosa	50px 50px	正式に制定された国花。種としては フサアカシア Acacia dealbata ギンヨウアカシア Acacia baileyana など。
	オオバナソケイ Jasminum grandiflorum	x75px	ジャスミンの1種。 公認の国花ではないが国民に人気があり、2010-11年の革命もこの花の名を冠して呼ばれる。
テンプレート:Flagicon ナイジェリア	コスタス・スペクタビリス Costus spectabilis	x75px	ショウガ目オオホザキアヤメ科の1種。東南アジア原産の外来種。
テンプレート:NAM	ウェルウィッチア (奇想天外、砂漠万年青) Welwitschia mirabilis	x75px
テンプレート:BWA	モロコシ Sorghum bicolor	x75px
テンプレート:MDG	ポインセチア Euphorbia pulcherrima	x75px
	国樹タビビトノキ Ravenala madagascariensis	x75px
テンプレート:Flagicon 南アフリカ共和国	キングプロテア Protea cynaroide	x75px
テンプレート:MUS	トロチェティア Trochetia boutoniana	画像募集中	アオイ科の1種。マスカレン諸島固有種。
テンプレート:Flagicon モロッコ	バラ Rose	x75px
テンプレート:LBY	ザクロ Punica granatum	x75px
テンプレート:LBR	コショウ Piper nigrum	x75px

ヨーロッパ

テンプレート:ICE		チョウノスケソウ Dryas octopetala	x75px
テンプレート:Flagicon アイルランド		シャムロック Shamrock	50px50px	x75px 形状からの指定で特に種を定めない。 具体例はカタバミ(左)、シロツメクサ(右)等。
テンプレート:Flagicon アルバニア		赤と黒のケシ Red and black poppy	x75px	赤と黒は国旗の配色に基づく。
		国樹 ヨーロッパナラQuercus robur	x75px
テンプレート:Flagicon アンドラ		エーデルワイス Leontopodium alpinum	x75px
テンプレート:Flagicon イギリス	テンプレート:Flagicon イングランド	テューダー・ローズ Tudor rose	50px50px	x75px x75px 元はテューダー朝の紋章で紅白のバラを統合した架空の花(現在は右画像のような品種もある)。赤は Rosa gallica(左)、白は Rosa×alba (右)で学者の意見は一致。
	テンプレート:Flagicon ウェールズ	ラッパスイセン Narcissus pseudonarcissus	x75px
		リーキ Allium ampeloprasum var. porrum	x75px	国の象徴に扱われるのは茎と葉のみで、花は対象となっていない。
	テンプレート:Flagicon 北アイルランド	シャムロック Shamrock	アイルランドに同じ。	x75px アイルランドに同じ。
	テンプレート:Flagicon スコットランド	アザミ Thistle	x75px	x75px どの種が紋章のモデルになったかは諸説あり定まっていない。 画像は候補の一つ Cirsium vulgare。
	テンプレート:GBR4	バラ Rose	x75px	画像の品種はクィーン・エリザベスII。
テンプレート:Flagicon イタリア		歴史 デージー Bellis perennis	x75px	イタリア王国国王ウンベルト1世の后の名マルゲリータにちなむ。 王政終焉(1946)まで慣習上の国花に扱われた。
テンプレート:Flagicon ウクライナ		カンボク Viburnum opulus var. calvescens	x75px
		スミミザクラ Prunus cerasus	x75px
テンプレート:Flagicon エストニア		ヤグルマギク Centaurea cyanus	x75px
テンプレート:Flagicon オーストリア		エーデルワイス Leontopodium alpinum	x75px
テンプレート:Flagicon オランダ		チューリップ Tulipa gesneriana	x75px
テンプレート:Flagicon キプロス		キプロスシクラメン Cyclamen cyprium	x75px
		国樹 オリーブ Olea europaea	x75px
テンプレート:Flagicon ギリシャ		アカンサス(葉アザミ) Acanthus mollis	x75px
		ニオイスミレ Viola odorata	x75px
		国樹 オリーブ Olea europaea	x75px
テンプレート:CRO		ペルニカ Iris croatica	x75px	アイリスの1種。
		デゲニア・ヴェルビティカ Degenia velebitica	x75px	アブラナ科の1種。
テンプレート:Flagicon サンマリノ		アキザキシクラメン Cyclamen neapolylanum	x75px	学名は Cyclamen hederifolium のシノニム。
テンプレート:SUI		エーデルワイス Leontopodium alpinum	x75px
		アルペンローゼ Rhododendron ferrugineum	x75px
		アルペンエンツィアン Gentiana alpina	x75px	リンドウの1種。
テンプレート:Flagicon スウェーデン		国樹 セイヨウトネリコ Fraxinus excelsior	x75px
		ドイツスズラン Convallaria majalis var. majalis	x75px
テンプレート:Flagicon スペイン		カーネーション Dianthus caryophyllus	x75px
		ザクロ Punica granatum	x75px
		オレンジ Citrus sinensis	x75px
テンプレート:Flagicon スロバキア		ジャガイモ Solanum tuberosum	x75px
テンプレート:Flagicon スロベニア		コムギ Triticum	x75px
テンプレート:SRB		セイヨウスモモ Prunus domestica	x75px	旧ユーゴスラビアから引き継いでいる。
テンプレート:Flagicon チェコ		国樹 菩提樹 Tilia × europaea	x75px
テンプレート:Flagicon デンマーク		ムラサキツメクサ Trifolium pratense	x75px	1936年アルゼンチンからの問い合わせに対する当局の回答による。 国内各所に自生し、農業上重要な牧草である点を考慮されたようだが、これ以外に公的裏付けはなく国民もほとんど知らない。
		マーガレット Argyranthemum frutescens	x75px	現女王マルグレーテ2世の名にちなむ。 国民投票による国花選出で1位に輝いたが、カナリア諸島原産の外来種なので公式の制定は見送られた。
テンプレート:GER		歴史 ヤグルマギク Centaurea cyanus	x75px	ヴィルヘルム1世がドイツ皇帝に即位した際帝室の象徴に採用され、帝政終焉(1918)まで慣習上の国花に扱われた。
		国樹 オウシュウナラ Quercus robur	x75px
テンプレート:Flagicon ノルウェー		ギョリュウモドキ Calluna Vulgaris	x75px	1976年、ラジオ番組 Nitimen にてリスナーの投票により決定。英名 Purple heather の誤訳から、しばしばヒースと紹介される。
		サキフラガ・コティレドン Saxifraga cotyledon	x75px	ユキノシタ属の1種。1935年、アムステルダムの植物学会において決定。
テンプレート:Flagicon バチカン		マドンナリリー(ニワシロユリ) Lilium candidum	x75px
テンプレート:Flagicon ハンガリー		ゼラニウム Pelargonium	x75px
		チューリップ Tulipa gesneriana	x75px
テンプレート:Flagicon フィンランド		スズラン Convallaria majalis	x75px
テンプレート:Flagicon フランス		アイリス Iris	x75px	いずれもフランス王室の紋章フルール・ド・リスx75pxに由来。
		ユリ Lilium	x75px
テンプレート:Flagicon ブルガリア		バラ Rose	x75px	カザンラシュカと云う香料向けドッグローズの1品種が盛んに栽培されているが、それ以外のバラも含め国花として扱われている。
テンプレート:Flagicon ベラルーシ		アマ Linum usitatissimum	x75px
テンプレート:Flagicon ベルギー		チューリップ Tulipa gesneriana	いずれも外国人による誤解に基づくため画像略	かつてオランダの1地方だったところから、国花もオランダと同じと誤解されている。
		赤いヒナゲシ Papaver rohaes		ベルギーは第一次大戦の西部戦線で、その戦死者を悼んだフランダースの野にと云う詩に頻出する赤いヒナゲシが英語圏でベルギー国花と勘違いされることがある。現実には同地のケシは現地の農民から嫌われ畑の雑草として駆除される。
テンプレート:Flagicon ボスニア・ヘルツェゴビナ		ボスニアゴールデンリリー Lilium bosniacum
テンプレート:Flagicon ポーランド		パンジー Viola × wittrockiana	x75px
		赤いヒナゲシ Papaver rohaes	x75px
テンプレート:Flagicon ポルトガル		バラ Rose	x75px
		オリーブ Olea europaea	x75px
		ラベンダー Lavandula	x75px
		国樹 コルクガシ Quercus suber	x75px
テンプレート:Flagicon マケドニア		ケシ Papaver	x75px
テンプレート:Flagicon マルタ		マルタヤグルマギク Cheirolophus crassifolius	x75px
テンプレート:MON		カーネーション Dianthus caryophyllus	x75px
テンプレート:Flagicon モルドバ		なし
テンプレート:MNE		ミモザ Mimosa	50px 50px	種としては フサアカシア Acacia dealbata ギンヨウアカシア Acacia baileyana など
テンプレート:LAT		フランスギク Leucanthemum vulgare	x75px
テンプレート:Flagicon リトアニア		ヘンルーダ Ruta graveolens	x75px
テンプレート:Flagicon リヒテンシュタイン		オレンジリリー Lilium bulbiferum	x75px
テンプレート:Flagicon ルクセンブルク		バラ Rose	x75px
テンプレート:ROM		ドッグローズ Rosa canina	x75px	ブルガリアに同じく香料向けドッグローズの栽培が盛んであるが、ブルガリアと異なりこちらはドッグローズを指定。
テンプレート:Flagicon ロシア		ヒマワリ Helianthus annuus	x75px	ロシア帝国、ソビエト連邦から引き継いでいる。
		カモミール Matricaria recutita	x75px

北アメリカ

テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国	バラ Rose	x75px	1985年、アメリカ合衆国上院は大統領に対しバラを国花とする決議を可決し1986年11月20日にロナルド・レーガン大統領がホワイトハウスのローズガーデンでその法律に署名し公布された。画像の品種はプレジデント・ハーバート・フーバー。
	セイヨウオダマキ Aquilegia vulgarii	x75px	アメリカでは各州の州花が重視されるためほとんど知られていない。
テンプレート:VIR	キンレイジュ Tecoma stans	x75px	ノウゼンカズラ科の1種。
テンプレート:ATG	アグレイヴ・カラット Agave karatto	x75px	リュウゼツランの1種。
テンプレート:ESA	メキシコチモラン Yucca gigantea	x75px	ユッカの1種。
	アラビカコーヒーノキ Coffea arabica	x75px
テンプレート:Flagicon カナダ	サトウカエデ Acer saccharum	x75px
テンプレート:Flagicon キューバ	ホワイトジンジャー Hedychium coronarium	x75px	新大陸諸国の国花は当該国の固有種から選ばれることが多いのだが、これはインド原産の外来種。標準和名はハナシュクシャ。
テンプレート:GUA	モンハ・ブランカ Lycaste skinneri var alba	x75px	Monja Blanca スペイン語で白いシスターの意で、白変種のみそう呼ぶ。 ランの1種で園芸名はシロバナミツビシラン。
テンプレート:GRL	ニヴィアルシアク Chamerion latifolium	x75px	Niviarsiaq 現地イヌイットの言葉で女児を意味する。
テンプレート:GRD	ブーゲンビリア Bougainvillea	x75px
テンプレート:CYM	ワイルドバナナオーキッド Myrmecophilia thomsoniana	x75px	Wild banana orchid カトレヤの近縁種の1つ。ケイマン諸島固有種。
テンプレート:CRC	グアリアンセ・スキネリ Guarianthe skinneri	x75px	カトレヤの1種だが現在ではグアリアンセ属に分類される。
テンプレート:SKN	ホウオウボク Delonix regia	x75px
	オオゴチョウ Caesalpinia pulcherrima	x75px	マメ科の1種。
テンプレート:VCT	スーフリツリー Spachea perforatais	画像募集中	Soufriere tree キンノトラノオ科の1種。学名はSpachea elegansのシノニム。
テンプレート:LCA	バラ Rose	x75px
	マルグリット Gomphrena globosa	x75px	Marguerite 園芸名はセンニチコウ。ヒユ科の春撒き一年草。
テンプレート:Flagicon ドミニカ国	カリブウッド Poitea carinalis	画像募集中	マメ科の1種。真っ赤な花を咲かす。
テンプレート:Flagicon ドミニカ共和国	国樹 マホガニー Swietenia mahagoni	x75px
	国花 バヤイベ・ローズ Bayahibe Rose	x75px	東部バヤイベ地方原産の、ダーク・ピンクの花弁。
テンプレート:TRI	ヘリコニア(チャコニア)Warszewiczia coccinea	x75px	アカネ科の1種。
テンプレート:NCA	サクアンホーチェ Plumeria alba	x75px	Sacuanjoche 現地のナワトル語できれいなオレンジ色の花の意。プルメリアの1種。
テンプレート:HAI	国樹 ダイオウヤシ Roystonea regia	x75px	カリブ海の島々と沿岸域に広く分布するヤシの1種。
テンプレート:Flagicon パナマ	ペリステリア・エラタ Peristeria elata	x75px	ラン科セッコク亜科の1種。標準和名はハトラン。
テンプレート:Flagicon バハマ	キンレイジュ Tecoma stans	x75px
テンプレート:BMU	シシリンチウム・バミューディアナ Sisyrinchium bermudiana	x75px	ニワゼキショウの1種。
テンプレート:BRB	オオゴチョウ Caesalpinia pulcherrima	x75px
テンプレート:PRI	セスペシア・グランディフローラ Thespesia grandiflora	画像募集中	フヨウ科の1種。
テンプレート:Flagicon ベリーズ	プロステケア・コクレアタ Prosthechea cochleata	x75px	Encyclia cochleata, Anacheilium cochleatum, Epidendrum cochleatum はシノニム。中国名は章魚蘭(タコラン)。
テンプレート:Flagicon ホンジュラス	リンコレリア・ディグビアナ Rhyncholaelia digbyana	x75px	かつてブラッサボラ属に分類されていたので、現在もブラッサボラ・ディグビアナの方が通りが良い。 1969年11月25日の政令第95号でそれまで国花だったバラに取って変わった。
テンプレート:Flagicon メキシコ	ダリア Dahlia	x75px

南アメリカ

テンプレート:Flagicon アルゼンチン	セイボ Erythrina crista-galli	x150px	ceibo 標準和名はアメリカデイゴ。
テンプレート:Flagicon ウルグアイ
テンプレート:Flagicon エクアドル	バラ Rose	x75px
	チュキラグア Chuquiraga jussieui	x75px	キク科の1種。
	リカステ・スキンネリ Lycaste skinneri	x75px
	国樹 アカキナノキ Cinchona pubescens	x75px	マラリヤの特効薬キニーネの原料。
テンプレート:Flagicon ガイアナ	オオオニバス Victoria amazonica	x75px
テンプレート:Flagicon コロンビア	カトレヤ・トリアナエ Cattleya trianae	x75px	カトレヤの1種。
	アラビカコーヒーノキ Coffea arabica	x75px
テンプレート:Flagicon スリナム	ファヤロビ Ixora macrothyrsa	画像募集中	Faja lobi 現地の言葉で激しい愛を意味する。アカネ科サンタンカ属の1種。
テンプレート:CHI	コピウエ(ラパゲリア) Lapageria rosea	x75px	標準和名ツバキカズラ。ユリ目ツバキカズラ科。
	セイボ(アメリカデイゴ) Erythrina crista-galli	x75px
テンプレート:PAR	バンマツリ Brunfelsia hopeana	x75px	ナス科の1種。
	タベブイア・アルゲンテア Tabebuia argentea	x75px
	トケイソウ Passiflora	x75px	果実はパッションフルーツの名で取引されている。
テンプレート:Flagicon ブラジル	国樹ブラジルボク Caesalpinia echinata	x75px	ブラジルと云う国名の由来となった染料、蘇芳(ブラジリン)を産する木。1978年12月7日成立した第6607号法により国樹に制定された。
	歴史イペー・アマレーロ Yellow ipe	x75px	Ipe-amarelo ポルトガル語で黄色いイペーの意。ノウゼンカズラ科タベブイア属中で黄色の花を咲かせる7種ほどを指す。これらを国花とする法案が1950年代に国会に提出されたが結局成立しなかった。画像は Tabebuia chrysotricha。
	パウダルコ(イペー) Tabebuia impetiginosa	x75px	ピンクの花を咲かすイペーの1種。タヒボの名で薬用植物としても知られる。
	カトレヤ Cattleya, Laelia purpurata など	x75px	ブラジル産のカトレヤ属とその近縁種で、種小名まで定めない。 画像は Laelia purpurata。
テンプレート:Flagicon フランス領ギアナ	(スイレン科の1種) Nymphaeaceae	画像募集中	x75px 盾章の下部に3花が描かれている。
テンプレート:Flagicon ベネズエラ	タベブイア・クリサンタ Tabebuia chrysantha	x75px
	タベブイア・パリダ Tabebuia palida	x75px
	フロール・デ・マヨ Cattleya mossiae	x75px	Flor de Mayo スペイン語で5月の花(メイフラワー)の意。カトレヤの1種。
	カタセツム・ピレアヌム Catasetum pileatum	x75px
テンプレート:Flagicon ペルー	ヒマワリ Helianthus annuus	x75px
	カンツータ Cantua buxifolia	x150px	ハナシノブ科の1種。 現地では「魔法の花」「インカの聖なる花」などと呼ばれる。
テンプレート:Flagicon ボリビア

オセアニア

テンプレート:Flagicon オーストラリア	ゴールデン・ワトル Acacia pycnantha	x75px	アカシアの1種。
テンプレート:KIR	ない。
テンプレート:COK	タヒチアン・ガーデニア Gardenia taitensis	x75px
テンプレート:SAM	レッドジンジャー Alpinia purpurata	x75px
テンプレート:SLB	ない。
テンプレート:TUV	ない。		x75px ただし国章はバナナの葉で囲われている。
テンプレート:TON	ヘイララ Garcinia sessilis	x75px	Heilala オトギリソウ科フクギ属の1種。マンゴスチンの仲間。トンガでは国王の誕生日にあわせヘイララ・フェスティバルが開催される。
テンプレート:NRU	ない。		インドソケイ Purumeria frangipani だとする資料もあるが根拠が示されていない。
テンプレート:Flagicon ニュージーランド	コーファイ Sophora microphylla	x75px	kowhai マオリ語で黄色を意味する。マメ科の1種で標準和名はハナミエンジュ。
	国樹 シルバー・ファーン Cyathea dealbata	x75px	英名 Silver Fern Tree, マオリ語名 Ponga(ポンガ)。
	レプトスペルマム		和名はギョリュウバイ(御柳梅/魚柳梅)。
	コル koru	x75px	75px 未だ展開しきらない渦巻状のシダの新芽を指すマオリの言葉。種指定をしない、外見形状からの指定。
テンプレート:VUT	ない。
テンプレート:Flagicon パプアニューギニア	ラン Orchidaceae	x75px	ファレノプシス、デンドロビューム、バンダ、パフィオペディラム、など多くのランはパプアニューギニアが原産。 画像はファノレプシスのタイプ種 Phalaenopsis amabilis。
	スイレン Nymphaea	x75px	画像はニューギニア原産の N. gigantea。
	ハイビスカス Hibiskus rosa-sinensis	x75px
テンプレート:Flagicon パラオ	ルー Bikkia palauensis	画像募集中	x75px Rue アカネ科の1種。左は近縁の Bikkia philippinensis。
テンプレート:FIJ	タンギモウジア Medinilla waterhousei	画像募集中	tahng-ee-mow-theea ノボタン科の1種。 フィジー国内でもタベウニ島の山中標高800～1,000m辺りにしか産しない稀少固有種。
	カトレア Cattleya	x75px	画像はカトレヤのタイプ種 Cattleya labiata。
テンプレート:PYF	ティアレ Gardenia Taitensis	x75px	Tiare クック諸島のそれと同じ。
テンプレート:MHL	ハテルマギリ Guettarda speciosa	x75px	アカネ科の1種。日本でも八重山諸島に自生。
テンプレート:FSM	国花に関する定めはない

関連項目

• 国鳥
• 国石
• 国獣

参考文献

• テンプレート:Cite book

参照

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