嘉手納町

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嘉手納町(かでなちょう)は沖縄県中頭郡。極東最大の米軍基地である嘉手納基地を抱える。戦前、沖縄県営鉄道嘉手納線の終点嘉手納駅が置かれ、県立二中県立農林学校もあった。比謝川河口の港は山原船による物資の集積地となり中部の交通の要所として栄えた。戦後は面積の88%が基地用地として接収され、嘉手納飛行場に依存する典型的な基地の街となった。終戦後に日本最大のロータリー交差点である嘉手納ロータリーが作られたが、再開発に伴い現在はなくなっている。

地理

沖縄本島の中部に位置し、東シナ海に面している。町の総面積の83%を嘉手納基地が占め、残りのわずか2.6km²に約1万4000人が暮らす。

  • 東端:東経127度47分27秒
  • 西端:東経127度44分28秒
  • 北端:北緯26度20分9秒
  • 南端:北緯26度24分14秒

隣接する自治体

地域

  • 字嘉手納(かでな)
  • 字兼久(かねく)
  • 字久得(くどく)
  • 国直(くになお)
  • 野国(のぐに)
  • 野里(のざと)
  • 水釜(みずがま)6丁目
  • 字水釜(みずがま)
  • 字屋良(やら)

上記の中で区分けもされている

  • 北区
  • 東区
  • 西区
  • 南区
  • 中央区
  • 西浜区

河川

人口

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歴史

ファイル:Kadena airfield 1945.jpg
嘉手納ロータリーと嘉手納飛行場(1945年8月)
  • 沖縄での最古の土器文化が確認されている野国貝塚がある他、嘉手納貝塚からは貝塚時代前期(縄文時代後期)の土器、屋良城跡からは謎の遺物といわれる線刻石版がみつかっている。
  • 1948年 - 北谷村(現・北谷町)から分立。
  • 1976年 - 町制施行。中頭郡では初の町となる。
  • 2008年 - 新町・ロータリー地区第二種市街地再開発事業完工

文化・芸能

エイサー

  • 北区青年会(現在休止中)
  • 北区子ども会
  • 西区青年会
  • 東区こども会
  • 南区青年会
  • 中央区青年会
  • 西浜区青年会
  • 千原エイサー保存会(千原郷友会)千原郷友会HP

スポーツ

少年野球チーム
プロレス団体

行政

  • 當山宏町長(平成23年2月18日就任。第11代嘉手納町長)
  • 宮城篤実前町長(平成23年2月17日退任。平成3年から5期20年務める)
  • 吉浜朝永前町長(平成3年2月17日退任。昭和54年から3期12年務める)

国の行政機関

警察

郵便

教育

小学校

中学校

高等学校

学校教育以外の教育施設

  • 嘉手納町立嘉手納外語塾

交通

路線バス

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  • 20番・名護西線(琉球バス交通沖縄バスの共同運行)
  • 28番・読谷(楚辺)線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)
  • 29番・読谷(喜名)線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)
    • 那覇バスターミナル - 国道58号 - 喜名 - 県道12号(座喜味) - 読谷バスターミナル
  • 62番・中部線(琉球バス交通)
    • 読谷バスターミナル - 県道6号または12号 - 嘉手納ロータリー - 県道74号 - 知花 - コザ - 胡屋 - 山里 - 県道24号 - 北谷町美浜 - 砂辺駐機場
  • 120番・名護西空港線(琉球バス・沖縄バスの共同運行)
    • 那覇空港 - 那覇バスターミナル - 国道58号~名護バスターミナル
  • 228番・読谷おもろまち線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)

1980年代までは謝苅線が嘉手納発着だったが、現在はうるま市具志川バスターミナル発着に変更された

道路

出身有名人

外部リンク

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