味鋺駅

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ファイル:Ajima20081003-2.jpg
ホーム南端から地下区間入口(上飯田方面)を望む

味鋺駅(あじまえき)は、愛知県名古屋市北区東味鋺にある名古屋鉄道(名鉄)小牧線である。

名古屋市営地下鉄上飯田線に接続するため、当駅の南方から上飯田駅までは地下線となる。駅施設はかつては名鉄が保有していたが、上飯田連絡線の建設に伴い駅が新築されて以降は上飯田連絡線株式会社が保有している。

歴史

  • 1931年昭和6年)
    • 2月11日 : 名岐鉄道城北線の駅として開業する。
    • 4月29日 : 当駅を挟む上飯田駅と犬山駅間を大曽根線とし、新勝川駅から当駅間を勝川線として分離される。
  • 1935年(昭和10年)8月1日 : 名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し名古屋鉄道が成立したことに伴い、同社の駅となる。
  • 1937年(昭和12年)2月1日 : 勝川線が廃止される。
  • 1988年(昭和63年)9月28日 - 交換設備を新設する。
  • 1996年平成8年) - 上飯田連絡線が着工される。
  • 1997年(平成9年)2月8日 - 味美駅方に二子信号場が開設されたことに伴い、当駅の交換設備を撤去し構内配線が単線に戻る。
  • 2003年(平成15年)3月27日 - 上飯田連絡線の開業とともに、現在の駅の営業を開始する。自動券売機、改札機、精算機を設置するとともに、トランパスの当駅における供用を開始する。
    • 前日までは現在地よりも南東に1面1線の仮線・仮設ホームが設置されていた。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」のサービス開始とともに、当駅での供用を開始する。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - 「トランパス」のサービス終了に伴い、当駅での供用も終了する。

駅構造

相対式2面2線ホーム[1]橋上駅である。ホームの有効長は6両だが、通常は4両編成の列車しか停車しないため、犬山寄りの2両分は使用されていない。

改札階から地上およびホーム階を結ぶ、改札内外兼用のエレベーターが設置されている。(同様のエレベーターが大同町駅の名古屋方面ホームにも見られる。)テンプレート:要出典範囲。また、トイレも駅構内にはなく、構外である1階階段下に公衆トイレが設置されている。なお、駅構内は全面禁煙である。

テンプレート:要出典範囲

のりば[1]
ホーム 路線 方向 行先
1 小牧線 上り 上飯田平安通方面
2 小牧線 下り 小牧犬山方面

利用状況

ファイル:Vehicle ridership Stations of Komaki Line 2.png
味鋺駅(青)の年間乗車人員の推移[2]。上飯田連絡線の開業以降は飛躍的に増加した。

一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。

  • 2007年度 : 1,837人
  • 2008年度 : 1,904人
  • 2009年度 : 1,880人

一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。小牧線の駅では、14駅中6位である。[3]

  • 2007年度 : 3,652人
  • 2008年度 : 3,783人
  • 2009年度 : 3,735人

駅周辺

小さなロータリーはあるが、名古屋市営バス・名鉄バス等の路線バスの乗り入れはない。かつては名古屋市営バスが付近まで乗り入れていたが、上飯田連絡線の開業により乗り入れはなくなった。なお、市営バスの味鋺停留所は複数あって1kmほど西方にあるものもあり、かつ最寄バス停には駅から600mほど離れた水分橋または水分橋(南)もある。

上飯田連絡線建設開始以前は小規模な商店が集まった大型の商業施設も見られたが、近年は一部を除き閉店している。

  • 名春中央病院
  • 新地蔵川 : 当駅北方で渡る河川。二子信号場設置時、複線橋梁に架け替え。
  • 二子山古墳

隣の駅

名古屋鉄道
小牧線
上飯田駅 - 味鋺駅 - 味美駅

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister


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テンプレート:名古屋鉄道勝川線

  1. 1.0 1.1 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  2. 愛知県統計年鑑
  3. 小牧市統計年鑑