呉語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Chinese テンプレート:Infobox Language 呉語(ごご、テンプレート:ピン音テンプレート:Lang-en, Goetian)または呉越語(ごえつご)は、シナ・チベット語族シナ語派言語の一つである。1991年の調査によると、呉語の話者は8700万人で、約8億人が話す官話方言(北方語)に次いで話者人口の多い中国語方言となっている。

上海市浙江省の大部分、江蘇省南部、安徽省南部および江西省福建省の一部で話される。呉語の主要なグループには上海グループ(上海語)、蘇南グループ(蘇州語)、東甌グループ(温州語)などがあり、上海語と蘇州語が代表的な呉語とみなされる。

特徴

  • 声母
    • 清濁の対立 - 他の多くの地域で失われた中古中国語音韻体系における全濁音が保存されており、有声音声母 b-, d-, dz-, g-, v-, z-, ɦ- などが存在する(つまり、無声無気~無声有気~有声という3系統の音が対立する)。
    • 歯擦音 - 多くの地域で歯茎音[s, z, ʦ, dz, ʦʰ]しか存在しない。
  • 韻母
    • 鼻韻尾 - [n][ŋ]の区別があるが、[m]はなく[n]に合流している。[ŋ][n]に合流する傾向にある。
    • 入声 - [-ʔ]として保存されている。
  • 声調 - 六つないし七つ。ただし、上海の若年層では急減して五つとなっている。多音節語では声調が連音変化する。

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:中国語