吾妻町 (群馬県)

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吾妻町(あがつままち)は、群馬県吾妻郡に位置していた。旧称は原町(はらまち)。

地理

群馬県の北西部、吾妻郡の中央に位置し、周囲は1,000 m級の山に囲まれている。吾妻渓谷は国の名勝に指定されている。

  • 山:岩櫃山、浅間隠山、菅峰、薬師岳、古賀良山、吾嬬山
  • 川: 吾妻川、温川、久々戸沢、石上沢、四万川(山田川)
  • 湖: 榛名湖

歴史

坂上地区の大字大戸には関所があった。この大戸の関所でかの有名な国定忠治が捕らえられ、磔に処された。

沿革

  • 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、吾妻郡に原町・太田村岩島村坂上村が成立。
  • 1955年、岩島村・坂上村・太田村・原町の一町三村が合併して原町になる。その後新町名を公募するも妙案は生まれず、1956年2月、結局吾妻郡からとって吾妻町とした。
  • 2006年3月27日 - 東村合併し、東吾妻町となった。

行政

経済

主な生産物はこんにゃく水仙みょうが松下電器の下請けの朝日ナショナル工場、紙製品のリンテック、大規模リゾート施設のコニファーいわびつ、関製作所、中越ドレスなどが主な企業。岩島地区の生産地として古くから知られ、品質は日本一。天皇家の使用する麻は岩島地区の産品である。

産業

  • 主な産業 農業と観光関連業が主である。
  • 産業人口(2000年国勢調査)
    • 第1次産業
      • 農業 1,592人(20.37 %)
      • 林業 60人(0.77 %)
    • 第2次産業
      • 製造業 1,412人(18.07 %)
      • 建設業 991人(12.68 %)
      • 鉱業 19人(0.24 %)
    • 第3次産業
      • サービス業 1,932人(24.73 %)
      • 卸売・小売業・飲食店 1,071人(13.71 %)
      • 運輸・通信業 290人(3.71 %)
      • 公務 263人(3.37 %)
      • 金融・保険業 138人(1.77 %)
      • 電気・ガス・熱供給・水道業 30人(0.38 %)
      • 不動産業 16人(0.20 %)

姉妹都市・提携都市

国内

姉妹提携

友好自治体など

地域

教育

高等学校

中学校

小学校

  • 吾妻町立岩島小学校
  • 吾妻町立太田小学校
  • 吾妻町立坂上小学校
  • 吾妻町立原町小学校

交通

鉄道路線

道路

高速道路
町内を走る高速道路はなく、関越自動車道渋川伊香保ICが最寄となる。
一般国道
町内を走る一般国道:国道145号国道406号
都道府県道
町内を走る県道:(stub)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 吾妻渓谷
  • 岩下祇園祭
  • 鳥追い(岩下地区の漆貝戸・天神・姉山地域)
  • 吾妻渓谷温泉郷
  • 原町の大ケヤキ:国の天然記念物
  • 蕨手刀(大宮巌鼓神社):群馬県指定文化財
  • 百八灯 岩島地区の伝統行事。お盆に108本の蝋燭を道に立て、死者を迎える。その模様は壮観で、県内外から多くの人が訪れる。
  • 旧岩島第二小学校旧校舎:明治時代の木造建築、写真家などが来訪
  • 四戸古墳
  • 浅間隠温泉郷
    • 温川温泉
    • 鳩ノ湯温泉
    • 薬師温泉
  • いわびつ体験農園
  • 岩櫃ふれあいの郷
  • 国民宿舎 榛名吾妻荘
  • 温川キャンプ場
  • コニファーいわびつ

出身有名人

撮影地

関連項目