名古屋章

テンプレート:出典の明記 テンプレート:ActorActress 名古屋 章（なごや あきら、1930年（昭和5年）12月8日 - 2003年（平成15年）6月24日）は、日本の俳優、声優。本名同じ。

東京府東京市麹町区（現、東京都千代田区）九段出身。身長170cm、体重78kg。旧制九段中学卒業。

NHK東京放送劇団、文学座、劇団雲を経て、1975年（昭和50年）以降はフリー。1950年代から半世紀に渡り、数多くの舞台、映画、ドラマ、ラジオに出演、ナレーターなどもこなした。

来歴・人物

幼少期、名古屋が珍しい姓であったことや父の氏名が（名古屋）愉快のため級友からからかわれていた。 1949年（昭和24年）に旧制中学を卒業すると、NHK東京放送劇団養成所に3期生として入所。同期には後に声優として活躍する勝田久、高橋和枝らがいた。

1952年（昭和27年）にはラジオドラマ『ぼたもち』に主演し、その年の芸術祭賞を獲得。ラジオドラマにはその他、『一丁目一番地』など。

1959年（昭和34年）に文学座へ入団。1963年（昭和38年）に劇団雲の創立に参加、1975年（昭和50年）には雲の解散により以後はフリーで活動し、地人会、こまつ座などの舞台にも出演した演劇人でもあった。1971年（昭和46年）には『釘』で第6回紀伊国屋演劇賞個人賞を、1983年（昭和58年）に『雨』で芸術祭演劇部門大賞を受賞している。

ラジオドラマ時代はその美声により二枚目を担当し、数多の女性ファンを獲得した。ラジオドラマには晩年まで出演したが、映画への出演ではくせのある敵役や悪役でならし、テレビ時代に入り何十年もの間バイプレイヤーとして、その風貌を活かし人情味ある庶民の役をこなした。またドラマでは、刑事役で出演する事が多かった。

特撮分野では『帰ってきたウルトラマン』のナレーター、『ウルトラマンタロウ』のZATの朝日奈勇太郎隊長役が知られる。また、NHKの人形劇『ひょっこりひょうたん島』のドン・ガバチョ役を藤村有弘から引継ぎ、1991年（平成3年）から2代目の声の担当を務めた。

2003年（平成15年）6月24日、肺炎のため死去。テンプレート:没年齢。同年3月には脳腫瘍で手術を受けリハビリをしながらも、3ヶ月後の9月まで仕事のスケジュールが入っており、現役の俳優として迎えた死だった。亡くなる13日前に収録したNHK教育テレビの番組『ピタゴラスイッチ』の声優の仕事が遺作となった。死去時の追悼番組として放送されたのは、ホテルの料理長を演じたテレビドラマ『HOTEL』である。2006年（平成18年）発売のDVD版『ウルトラマンタロウ』Vol.12の特典映像にも現存するインタビュー映像が追悼収録された。

生前の趣味は、鉄道模型、絵画、ゴルフ。

後任

名古屋の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

• 栗田貫一（『ひょっこりひょうたん島』（プレマップ版）、『ざわざわ森のがんこちゃんスペシャルショー 「プリンプリンと大ぼうけん」』：ドン・ガバチョ役）
• 辻萬長（『トイ・ストーリー3』：ミスター・ポテトヘッド役）
• 川久保潔（『ピタゴラスイッチ』：百科おじさん役（2代目））
• 車だん吉（『ピタゴラスイッチ』：百科おじさん役（3代目））

出演作品

テレビドラマ

• まりおねっと 玉藻前（1953年、NHK） ※声の出演
• 三人のたび役者と代官様（1953年、NHK）
• シルエット 杜子春（1954年、NHK） ※語り手
• マルコと釘（1956年、NHK）
• 夢見る沼（1957年、NHK）
• お好み日曜座（NHK）
  • 閣下（1958年）
  • 華やかな夜景（1958年）
• テレビ劇場（NHK）
  • 夜の仲間（1959年）
  • 鈴が通る（1959年）
  • 紅衣の女（1959年）
  • 今昔隅田川（1959年）
  • 私は判らない（1960年）
  • 風と青春（1961年）
  • ともしび（1962年）
• ナショナルゴールデンアワー・黒い断層 第6・7話「恐喝者」（1960年、KR）
• ヤシカ ゴールデン劇場「脱走」（1960年、日本テレビ）
• スリラー劇場 夜のプリズム 第101話 「欠員製造業」（1960年、日本テレビ）
• 日立劇場（TBS）
  • 秀頼走路（1961年）
  • 山鳩（1961年）
• 藪の中（1961年、日本テレビ）
• 天狗女房（1961年、日本テレビ）
• 東芝土曜劇場 第114話「人狩り」（1961年、CX）
• NHK劇場（NHK）
  • おさの宿（1961年）※事実上の初主演作
  • 装いの町（1967年）
  • 夫と妻の対話（1969年）
• 指名手配 （NET）
  • 第76・77話「浮気」（1961年）
  • 第123・124話「足跡」（1962年）
• シャープ火曜劇場（CX）
  • 第5話「今ひとたびの」（1961年）
  • 第15話「雲ながるる果てに」（1961年） - 飛行長
  • 第46話「勝負師」（1962年）
  • 第55話「朝餉の歌」（1962年） - 富田次郎
• おんなの季節（1961年、フジテレビ）
• 文芸劇場（NHK）
  • 少年期（1962年）
  • 萩すすき（1962年）
  • 火山湖（1962年）
• おかあさん第2シリーズ（TBS）
  • 第193話「月のおばちゃま」（1963年）
  • 第231話「終りのない道」（1964年）
  • 第270話「もずがかれ木で」（1965年）
  • 第332話「お百度まいり」（1966年）
  • 第355話「母の切り抜き」（1966年）
• 男嫌い 第38話（1964年、日本テレビ）
• 四重奏（1964年、日本テレビ）
• シオノギテレビ劇場「山本富士子アワー・芳兵衛物語」（1964年、フジテレビ）
• 一千万人の劇場 志士流行い（1964年、CX）
• 大河ドラマ（NHK）
  • 太閤記（1965年）
  • 天と地と（1969年） - 柿崎弥三郎
  • 樅ノ木は残った（1970年） - 政右衛門
  • 国盗り物語（1973年） - 可児権蔵
  • 花神（1977年） - 三浦長兵衛
  • 炎立つ（1993年） - 藤原登任
  • 八代将軍吉宗（1995年） - 土屋政直
• 日産スター劇場（日本テレビ）
  • 鍵を拝借（1965年）
  • 土曜日こんにちは（1965年）
  • 未亡人と四人の紳士（1965年）
  • 出口はどこだい!（1965年）
  • おゝ結婚よ!（1965年）
  • 奥様浮気をどうぞ（1967年）
  • おばさんは子供嫌い（1967年）
  • 立ち入り禁止・恋と恋（1969年）
• 怪盗ねずみ小僧（1965年、TBS）
• 東芝日曜劇場（TBS）
  • 「女と質屋」（1965年）
  • 「好きと嫌いはどれほどちがう」（1969年）
• ザ・ガードマン（大映テレビ室 / TBS）
  • 第29話「赤い罠」（1965年）
  • 第43話「顔の消えた男」（1966年）
  • 第78話「宝を抱いて地獄へ行け」（1966年） - 北刑事（以降、同役でセミレギュラー出演）
  • 第80話「罠には罠を」（1966年）
  • 第87話「檻の中の女」（1966年）
  • 第90話「女は魔物」（1966年）
  • 第97話「大雪原の銃口」（1967年）
  • 第103話「真赤な裏切り」（1967年）
  • 第108話「ガードマン本部奇襲作戦」（1967年）
  • 第115話「死を占う少女」（1967年）
  • 第116話「勝利なき挑戦」（1967年）
  • 第132話「二億円の賭け」（1967年）
  • 第139話「偽ガードマン登場」（1967年）
  • 第143話「マッチ売りの少女は大晦日に死ぬ」（1967年）
  • 第155話「絶望の36時間」（1968年）
  • 第168話「白い手の恐怖」（1968年）
  • 第238話「女がライバルを殺す方法」（1969年）
  • 第281話「団地奥さんヌードの悲劇」（1970年）
  • 第288話「女子高校生スキャンダル殺人」（1970年）
  • 第301話「ヌードモデル高校生殺人事件」（1971年）
  • 第304話「ハレンチ夫婦の幽霊殺人」（1971年）
  • 第345話「まあ恥ずかしい! スターの告白」（1971年）
• 青春とはなんだ（1965年 - 1966年、日本テレビ）
• ああ! 夫婦 第1シリーズ（TBS）
  • 第3話「統計的夫婦論」（1965年）
  • 第12話「あなた、それから?」（1966年）
• 黄色い風土（1965年 - 1966年、NET / 東映テレビプロダクション）
• 大岡政談 池田大助捕物帳 第49話（1966年、NHK）
• 男と女のいるかぎり オレのでない生命（1966年、日本テレビ）
• テレビ指定席「都会の顔-ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」より」（1966年、NHK）
• 停年退職（1966年、NHK）
• 怒濤日本史（毎日放送）
  • 第2話「大化改新」（1966年） - 蘇我倉山田石川麻呂
  • 第12話「江戸城總攻」（1966年） - 西郷吉之助
  • 第13話「将軍江戸を去る」（1966年） - 西郷吉之助
• ナショナル劇場 「真田幸村」（1966年 - 1967年、TBS）
• 嫌い! 好き!!（1966年-1967年、日本テレビ・東宝）
• これが青春だ（1966年-1967年、日本テレビ・東宝）
• 泣いてたまるか（1967年、TBS） - 渥美清教師篇レギュラー・生物教師
• 剣（日本テレビ、C.A.L.）
  • 第17話「珍説天保水滸伝」（1967年） - 富吉
  • 第38話「喧嘩安兵衛」（1968年） - 練三郎
• とぼけた奴ら（1967年-1968年、NET / 東映テレビプロダクション）
• でっかい青春（1968年-1969年、日本テレビ） - 立石大五郎（体育主任、教頭）
• テレビ文学館（毎日放送）
  • 赤西蠣太（1968年） ※ 主演
  • ぢいさんばあさん（1968年）
  • 坊っちゃん（1968年） - 山嵐
• 仇討ち 第7話「うんぷてんぷ」（1968年、TBS・東京映画）
• 柔道一直線（1969年 - 1971年、TBS） - 鶴田先生
• 五人の野武士 第20話「夕姫をめぐる男たち」（1969年、日本テレビ / 三船プロダクション）
• 無用ノ介 第4話「無用ノ介・将棋・無用ノ介」（1969年、日本テレビ） - 矢吉
• 炎の青春（1969年、日本テレビ・東宝）
• 銀河ドラマ 「速歩自源流」（1969年、NHK）
• 待ってますワ（1969年、TBS）
• 青空にとび出せ! 最終話「さよならピンキー!」（1969年、TBS / 国際放映）
• 大坂城の女（1970年、関西テレビ） - 服部半蔵
• 夫よ男よ強くなれ 第20話「私が探してみせるわ!!」（1970年、NET）
• 五番目の刑事 第24話「白い花びらブルース」（1970年、NET / 東映）
• ドラマ特集「いつかあなたのように」（1970年、NHK）
• 日本怪談劇場（東京12チャンネル）
  • 第2話「牡丹灯籠 鬼火の巻」（1970年）
  • 第3話「牡丹灯籠 蛍火の巻」（1970年）
• ファミリー劇場 「乱れ雲」（1970年、日本テレビ・東宝）
• おにぎり母さん（1971年、フジテレビ）
• 刑事くん（1971年 - 1976年、TBS） - 時村重蔵
• 帰ってきたウルトラマン（1971年、TBS / 円谷プロダクション） - ナレーター
• ママはライバル（1972年、TBS） - 渋沢学園長
• 飛び出せ!青春（1972年 - 1973年、日本テレビ） - 名和半次郎（ラーメン屋店主）
• 恐怖劇場アンバランス 第2話「死を予告する女」（1973年、フジテレビ / 円谷プロダクション） - 西田
• どっこい大作 第3話「成せば成る?!」（1973年、NET） - 大垣
• ウルトラマンタロウ（1973年 - 1974年、TBS / 円谷プロダクション） - 朝日奈勇太郎隊長 / 第51話からのナレーター
• 子連れ狼（ユニオン映画 / 日本テレビ）
  • 第1部 第4話「一石橋」（1973年） - 加賀見織部
  • 第10話「六道無辺」　　　　－ 岩根小角
  • 第2部 第7話「狼来たりなば」（1974年） - 大庄屋清兵衛
• われら青春!（1974年、日本テレビ） - 名和半次郎
• 水もれ甲介（1974年 - 1975年、日本テレビ） - 酒井忠助
• 破れ傘刀舟 悪人狩り 第8話「三途の川の子守唄」（1974年、NET） - 西海屋惣右衛門
• 非情のライセンス 第2シリーズ 第19話「兇悪の十字架」（1975年、NET） - 保護司・中村
• あんたがたどこさ 第2シリーズ（1975年、TBS）
• 前略おふくろ様（1975年、日本テレビ） - 刑事・中川
• それ行け!カッチン（1975年 - 1976年、TBS） - カッチンを預かる谷川家のお父さん
• 俺たちの旅（1975年 - 1976年、日本テレビ） - たちばな荘大家兼いろは食堂店主・坂田大五郎
• 夫婦旅日記 さらば浪人 第4話「恋しのぶ宿」（1976年、フジテレビ） - 小室青岳
• 俺たちの朝（1976年 - 1977年、日本テレビ） - ジーンズショップの大家
• 赤い衝撃（1976年 - 1977年、TBS） - 警視庁捜査二課長・水谷警部
• おおヒバリ!（1977年 - 1978年、TBS）
• ゆうひが丘の総理大臣（1978年 - 1979年、日本テレビ） - 大坂先生
• 破れ新九郎 第6話「地獄の白州は快刀乱麻!」（1978年、テレビ朝日） - 加屋正太郎
• 土曜ワイド劇場（テレビ朝日）
  • 「松本清張の聞かなかった場所」（1979年）
  • 「松本清張の死んだ馬 殺人設計図」（1981年）
  • 「眠りの森の美女殺人事件」（1993年） - 高倉捜査本部長
  • 「西村京太郎トラベルミステリー 特急おおぞら殺人事件」（1994年） - 高木刑事
  • 「終着駅シリーズ」（1996年 - 2004年） - 坂本刑事課長
  • 「法医 歯科学の女2」（1997年） - 日高政男
  • 「おばはん刑事!流石姫子4 襲われた婚約者」（2000年） - 遠山正
  • 「変装婦警の事件簿3 」（2002年） - 青山登志男
• ポーラテレビ小説「からっ風と涙」（1979年、TBS） - 間庭善七
• 太陽にほえろ! 第361話「殺人鬼」（1979年、日本テレビ） - 長沼タツオの父
• 鉄道公安官 第19話「大混戦・ニセ公安官現れる」（1979年、テレビ朝日）
• あさひが丘の大統領（1979年 - 1980年、日本テレビ） - 横井兵衛
• 熱中時代 教師編第2シリーズ 第28話「熱中先生と三千万円の宝くじ」（1981年、ユニオン映画 / 日本テレビ） - 高梨
• 思えば遠くへ来たもんだ（1981年、木下プロダクション / TBS） - 本間得治
• 秘密のデカちゃん（1981年、大映テレビ / TBS） - 朝日奈大造
• 秋なのにバラ色（1981年、松竹芸能 / 毎日放送） - 岡部達也
• 火曜サスペンス劇場（日本テレビ）
  • 「松本清張の脊梁」（1982年10月12日、松竹）
  • 「妻の生き甲斐」（1986年2月25日）
  • 「松本清張スペシャル・夜光の階段」（1986年4月1日、松竹） - 桜田事務官
  • 「女弁護士・高林鮎子 4 信州飯田線・殺意の天竜峡」　（1988年8月30日、東映）
  • 「松本清張作家活動40周年記念・けものみち」（1991年12月24日、総合プロデュース） - 秦野繁武
  • 「女弁護士・高林鮎子14 浜名湖汽水域」（1994年3月1日、東映）
  • 「浅見光彦ミステリー8 琵琶湖周航殺人歌」（1990年7月3日、近代映画協会） - 横沢刑事
  • 「地方記者・立花陽介7 但馬城崎通信局」（1996年3月、オセロット）
• だんなさまは18歳（1982年、大映テレビ / TBS） - 大川修造
• はらぺこ同志（1982年、TBS）
• 婦警さんは魔女（1983年、大映テレビ / TBS） - 辰巳勇造
• 高校聖夫婦（1983年、大映テレビ / TBS） - 上条隼雄
• 不良少女と呼ばれて（1983年、大映テレビ / TBS） - 丹波園長
• さらば女ともだち （1983年 テレビ朝日）-真田
• スクール☆ウォーズ（1984年 - 1985年、大映テレビ / TBS） - 岩佐邦靖校長
• ドラマ人間模様「國語元年」（1985年、NHK） - 築館弥平
• 乳姉妹（1985年、大映テレビ / TBS） - 若山牧師
• 裸の大将 第16話「キヨシのおむすび縁むすび」（1985年、関西テレビ / 東阪企画） - 旅籠の主人
• 花嫁衣裳は誰が着る（1986年、大映テレビ / フジテレビ）
• 夏樹静子サスペンス「二度とできない」（1986年、関西テレビ / 東海映画社）
• 江戸を斬るVII 第4話「偽りの自首」（1987年、TBS / C.A.L） - 留造
• ザ・スクールコップ（1988年、大映テレビ / フジテレビ）
• HOTEL（1990年 - 2002年、TBS） - 中島五郎
• 八百八町夢日記 第2シリーズ（1991年 - 1992年、日本テレビ / ユニオン映画） - 五郎八
• 怪談 KWAIDAN 「耳なし芳一」（1992年、フジテレビ） - 和尚
• 怪談 KWAIDAN II 「ろくろ首」（1993年、フジテレビ） - 木樵
• 鶴姫伝奇（1993年、日本テレビ） - 髭親父万蔵
• 江戸の用心棒 第2シリーズ（1995年 - 1996年、日本テレビ / ユニオン映画） - 生駒屋幸兵衛
• 月曜ドラマスペシャル（TBS）
  • 「浅見光彦シリーズ6 小樽殺人事件」（1996年）
  • 「金田一耕助の傑作推理 獄門島」（1997年）
• 暴れん坊将軍IX 第16話 - 最終回スペシャル（1999年 - 2003年、テレビ朝日） - 4代目御側御用取次・有馬彦右衛門

※ 病気で途中降板した高島忠夫の後任。

• 1+1（2002年、Web配信ドラマ）
• 女と愛とミステリー修善寺温泉殺人事件（2002年、テレビ東京） - 川村茂雄

映画

• ノンちゃん雲に乗る（1955年、新東宝、倉田文人監督）
• 松川事件（1961年、山本薩夫監督）
• 放浪記（1962年9月27日、東宝、成瀬巳喜男監督）- 刑事
• 秋津温泉（1962年、松竹） - 島村
• 天国と地獄（1963年3月1日、東宝、黒澤明監督） - 山本刑事
• 男の紋章（1963年7月14日、日活、松尾昭典監督）
• 太陽は呼んでいる（1963年9月29日、東宝、須川栄三監督）
• 続男の紋章（1963年11月10日、日活、松尾昭典監督）
• 拳銃野郎（1965年2月13日、日活、井田探監督） - 洋次
• 泣かせるぜ（1965年10月1日、日活、松尾昭典監督）- 兵頭四郎
• クレージーの怪盗ジバコ（1967年、東宝、坪島孝監督） - ナレーター
• 日本一の裏切り男（1968年11月2日、東宝、須川栄三監督） - 田熊
• 喜劇 女は男のふるさとヨ（1971年5月19日、松竹、森崎東監督）- 星子の兄
• 昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金（1971年10月30日、石田勝心監督） - 高橋
• 紙芝居昭和史 黄金バットがやって来る（1972年5月13日、石田勝心監督） - 税務署員
• 人間革命（1973年9月8日、舛田利雄監督）
• 日本沈没（1973年12月29日、東宝、森谷司郎監督） - D1公安係
• 駅 STATION（1981年11月7日、東宝、降旗康男監督） - 高田
• 道頓堀川（1982年、深作欣二監督）
• 疑惑（1982年9月18日、松竹、野村芳太郎監督） - 岩崎専務
• 夏服のイヴ（1984年、西村潔監督）
• 麻雀放浪記（1984年10月10日、和田誠監督）
• 青春かけおち篇（1987年2月7日、松竹、松原信吾監督）
• いとしのエリー（1987年4月11日、佐藤雅道監督） - 北村満寿男
• 快盗ルビイ（1988年11月12日、和田誠監督）
• 釣りバカ日誌（1989年、松竹、栗山富夫監督）
• マルタイの女（1997年9月27日、伊丹十三監督） - 波多野管理官
• 極道の妻たち決着（1998年1月17日、東映、中島貞夫監督）
• ラブ・レター（1998年5月23日、松竹＝衛星劇場、森崎東監督）
• 真夜中まで（2001年8月4日、東北新社＝電通＝日版＝IMAGI、和田誠監督）
• 世界の終わりという名の雑貨店（2001年11月17日、松竹＝小学館）

舞台

• アントニーとクレオパトラ（1968年、劇団雲）
• 『榎本武揚』（1967年、劇団雲） - 殺し 役
• きらめく星座（1985年・1987年、こまつ座）
• 雨（1987年、こまつ座）
• 父の詫び状（1993年・1995年）
• 恋風〜昭和ブキウギ物語（1993年・1996年、東宝）
• 真夏の夜の夢
• 黄金の国
• 憎いあんちくしょう（2002年） - 長兵衛（おろくの父親）

テレビアニメ

• ジャングル大帝（1965年） - パンジャ
• まんが世界昔ばなし（1976年）※宮城まり子と二人で全配役を演じた
• 小松左京アニメ劇場（1989年）

OVA

• いしいひさいちのナンダカンダ劇場1 これが噂の地底人 とにかく上が悪いんや!!（1989年）

劇場アニメ

• 千夜一夜物語（1969年）
• 空飛ぶゆうれい船（1969年） - 嵐山
• もののけ姫（1997年） - 牛飼いの長

吹き替え

洋画・海外ドラマ

• 西部二人組（1972年-1973年、NHK、オープニングナレーション）
• ロックフォードの事件メモ（1975年-1980年、テレビ朝日、ジェームズ・ガーナー）
• 西部無法伝（ジェームズ・ガーナー）
• おかしなおかしな大泥棒 テレビ朝日（ウォーレン・オーツ）
• ブリンクス（ピーター・フォーク）
• あきれたあきれた大作戦（アラン・アーキン）
• ふたりの天使（アラン・アーキン）
• ネオン輝く日々（ギグ・ヤング）
• ドライビング Miss デイジー（モーガン・フリーマン）

海外アニメ

• トイ・ストーリーシリーズ（Mr.ポテトヘッド）※初代
  • トイ・ストーリー
  • トイ・ストーリー2

人形劇

• 真田十勇士（1975年 - 1977年、NHK） - 真田昌幸、霧隠才蔵、筧十蔵
• ひょっこりひょうたん島（1991年 - 2003年 、NHK） - ドン・ガバチョ〈2代目〉

CD

• 名古屋章+石立鉄男 FEATURING DJ takawo「1+1」- カエルカフェ製作。二人のドラマでの声をサンプリングしたCD
• 寺山修司ラジオ・ドラマCD「鳥籠になった男」「大礼服」-「鳥籠になった男」（CBC、1965年11月放送）で「探偵7」を演じている。

CM

• アロエ製薬・間宮アロエ軟膏
• 三菱自動車・ミニカ（1987年）

その他

• 朝の歳時記（中部日本放送）
• オールナイトフジ（フジテレビ）
• ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!（フジテレビ）
• ピタゴラスイッチ（NHK教育テレビ） - 百科おじさん〈初代〉
• 晴れるヤ夢街道!浪花雪之丞一座（よみうりテレビ）
• 日露戦争と乃木将軍 - ナレーター

関連項目

• 日本の男優一覧
• 特撮俳優一覧
• 俳優
• 肥後克広（ダチョウ倶楽部）- 持ちネタに名古屋のものまね「な、な、な、なんだ、おい…」がある。本人とバラエティ番組で共演した事がある。

テンプレート:Cite book

日本タレント名鑑1975　名古屋章の項より

能村庸一『実録テレビ時代劇史 ちゃんばらクロニクル1953-1998』東京新聞出版局、1999年（平成11年）、20-21頁。

これは、2003年に発売されたDVD版『帰ってきたウルトラマン』Vol.13特典映像である「店頭デモ映像」を再収録したものである。そして名古屋は同作品の「店頭デモ映像」のナレーターも担当した。